統一地方選挙後半がはじまって2日めとなります。これまでの活動の中からフェイスブックでつながりを持たせて頂いた他のまちの候補の方々の活動が、いろいろな動きとして見えています。皆さん精力的に活動されていて、こちらも励みになります。
メディアでは“選挙戦”や“舌戦”と表現されていることが多く、たしかに定数に対して候補者数が上回っている場合、その枠に入るための競争という意味合いで「戦」という表現はおかしくはないと思います。
しかし、その戦いの本質はどこにあるでしょう?いかに顔を知ってもらうか、知名度を上げるか、そのためにどのようなことをするか、そして票を獲得することだけになってしまっているように感じます。
メディアも「戦」として表現するのであれば、平素の議会活動やそのほかの活動も含め、各候補の情報を客観的に整理して提示してはどうかと思いますし、また、財政状況に対する考えやそのほか、そのまちの政策課題について事前に内容を伝えることなく、メディアが率先して候補者の考えがわかるような公開討論会を仕掛けることがあってもよいのではと思います。
第三者による評価や比較がないまま行われる戦いを今後も続けても、選挙に対する忌避感が住民の方々に広がるばかりと思いますし、なにより選挙自体がゆがんでしまうように思います。国会でも問題になった事案がありましたが、そのようなことを生み出した一端はメディアにもあると思います。
・・議員定数削減について、それを訴えることも争点や論点になるでしょうが、同じくらいかそれ以上に、議決における賛否の姿勢は争点であり論点になるはずと思います。ですが、そのような報道はない中で、いくら戦いとメディアで表現されても、どこか上滑りしているように思います。
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