鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

公開討論

2011年04月12日 09時00分20秒 | Weblog
昨夜は、市民ホールで開かれた市長候補者の公開討論会を聞きに行きました。
チラシのような紙の上では、それぞれの方の主張を読んだりしたのですが、やはり生の声を聞くのが大切と思うからです。会場は半分ほどが埋まっていたのではないかと思います。もちろん、それぞれの候補者の支援者の方々も多かったと思いますが、一般の方も多く参加されていたと思います。

感想を率直に言うと、質問に対する各候補者の方々の答えに、大きな差異はないと感じました。

その中で、住民自治との関連で地区市民センターと地域づくり協議会について、すべての候補者の方が言及していることは、今後に大きな意味を持つのではないでしょうか。財源についてはどの候補者の方も言及されていませんでしたが、介護や福祉、公共交通なども含めて拠点として考えるということは、これまでの市の方針を変えていくことが必要になると思います。

一方で違いを言えば、ある方はインフラ整備をいろいろな場面で強調されていた、別の方は営業本部とするなど経済への取り組みを、また別の方は教育的な観点からの主張をだったように思います。そこで誰かを選択するとなれば、非常に難しいかもしれません。

討論を見ていて強く感じたことは、首長が変わることも地域が変わるひとつの要因ですが、そのまちの議会がこのような討論をする議会に変わること、市民に議論も公開の場になることが、まちを大きく変える力になるということです。
どこか見えないところで話が決まってしまっているのではなく、自らの発言の責任を意識せざるを得ない状況で議論をする。それが必要なのでしょう。

公開討論を聞いた私の結論は、いくら難しくても、鈴鹿市議会を市民の声を聞き、責任のある議論をしっかりする場にするという、あたりの前の議会の姿をきちんとするようにすることです。それに取り組まなければ、鈴鹿は変わらないと感じました。
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統一選前半戦あけて

2011年04月11日 08時55分38秒 | Weblog
県知事、県議会選という統一地方選挙の前半戦があけました。
三重県も大きな動きがでたと思います。大接戦の上での結果であり、県民のみなさんの意識に大きな影響を与えているのではないかと思います。当選された鈴木英敬氏には、選挙での敵味方という枠を超えて、県民のためになる政策はどんどん取りくんで頂きたいと期待します。

一夜あけて、統一選後半戦にむけて1週間というところになっています。今後、前半戦の結果を受けての動きが活発になるかと思うところです。

今回の選挙は、東北関東大震災以後の転換点になると感じています。住民自治と議会の関係、議会と首長の関係、首長と住民自治の関係など、いろいろなことが論点としてより鮮明になるのではないかと思います。
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時代の流れ

2011年04月10日 11時49分10秒 | Weblog
この数日、いろいろな人とお話しするときに言っているのは、これから先の世の中の変化は、今回の津波が見せているような変化になるのではないかということです。

インターネット上にたくさんの津波関連の映像がありますが、それらを見ていると、いきなり大津波が襲ってくるのではなく、はじめはゆっくりと水がやってきて、それが流れになり、そう思うと間もなくいろいろなものを巻き込む濁流となり、そしてすべてを壊した大きな津波となっていると感じます。

このような津波の姿は、もしかすると社会の変化にも当てはまるかもしれないと考えます。鈴鹿では今の状況はちょうど水がじわじわと迫ってきている状況、なにかおかしいと感じている状況でしょう。もちろん、危ないと感じている人たちもたくさんいると思います。それが次に誰もがおかしいと感じる強い流れになり、いろいろなことやものが大きな影響を受ける。そして次の瞬間、あの津波の映像のように、おし波と引き波で今までのものを飲み込み破壊してしまった流れがくる。社会のすべてを根底から変える、流れに逆らうことができない、それほどの変化が来ると思っています。

私たちはそのような意識で世の中を考え、被害を少しでも減らすように取り組むと同時に、復興のあり方も考えていく、次の時代を見ていかなければいけないと考えています。
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昨日の動き

2011年04月09日 01時43分50秒 | Weblog
昨日は、午前中に集会所をお借りするためのお願いをするため、その地区の自治会長さん宅にお伺いし、あわせていろいろなご意見をお聞かせ頂きました。その後、一旦事務所に戻り、それから市役所の方に出かけました。
目的はこのブログにも書いているように、議長に行政への働きかけを相談しに行くことを第一に、自治会長さんからお聞きした内容について、担当課に問い合わせをするためです。

残念ながら、午前中に各派代表者会議(一般非公開会議)が開かれていたのですが、自分の動きの関係もあり、その場に意見を出すという手順を踏むことができませんでした。議会全体の動きにつなげるきっかけの場でもあったのですが、自分としても残念です。ただ、議長とは懇談し、議長からも担当課に減災への取り組みの動きをするように口添えして頂くようにお願いしました。

夜は、県議会議員候補の方の立会演説を聞きに行きました。5人の候補中2人いる現職県議の方でした。海岸線の防災への取り組みなど、もう一人の現職の方との違いがわかりました。地域での減災への取り組みも含め、がんばって頂きたいと思います。
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災害への備えについて

2011年04月08日 01時20分48秒 | Weblog
東北から北関東にかけてのプレートの動きがまだまだ活発です。反面、関東以西の地域がかなり静かなのは、嵐の前の静けさのようで不気味です。

以前、新潟の山古志村に地震防災特別委員会の視察で訪れた際、災害が冬だったことはある意味幸いだったとの話を聞きました。冬であれば食品を外気にさらすことで、自然の冷蔵庫になり保存が容易だとのことでした。腐敗の進行が遅くなることはやはり大きいと思います。また、冬であれば汗をかくなどもかなり抑えられるでしょうし、蚊や蝿、ゴキブリなどのような昆虫もいないことはかなり大きいことだと思います。

現在もう4月、かなり気温が高くなりつつあります。そう考えたとき、鈴鹿市での対策の中に、夏季に被災するという想定をきちんと入れるべきと考えます。高温による熱中症だけではなく、やはり衛生面の確保を想定すべきです。避難所においても、ライフラインが不通になった時のことを想定して、災害に対する備えをすべきです。
飲料水の確保はもちろん、排泄物対策もきちんと想定すべきです。あるところでも、排泄物による水の汚染が問題だったとも聞きます。

このような想定に対する備えや取り組みは、なにも国や県の災害想定の見直しを待たずにできることですし、今からでも取り組めることです。それがリスクマネジメントではないでしょうか。やはり、一般質問でもといましたが、危機管理専門のセクションが必要と考えます。
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また大きな地震

2011年04月08日 00時48分28秒 | Weblog
ブログを打っている最中に、また宮城沖を震源に震度6強の地震が発生、女川原発でも外部電源の2系統が不通となり、のこりの1系統で原子炉の冷却をしていると言います。
統一地方選挙で、災害対策が争点になっていますが、現在の状況は選挙の争点としてではなく、今そこにある危機として考えるべき状況ではないかと思います。

今、現職議員として何ができるか、鈴鹿は今のところ大きな地震が発生していませんが、やはり元市長の任期の間にもしっかり減災対策、減災への取り組みを行うように市行政に議会は働きかけなければいけないと思います。

議長が議会にいらっしゃるかはわかりませんが、議会として集まるべきではないかと話に行きたいと思います。そのような動きになるかはわかりませんが、行動せずにいてはいけないと思っています。
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歩いていて

2011年04月08日 00時01分38秒 | Weblog
ここ数日はまちを歩くことが多いです。
というのも、すこし前に書きましたが議会報告を配布するためです。普段も自転車を押しながら配布したりするのですが、最近は議会の動きもなく、それだけの動きをすることも多く、目に入るものから感じることや気づくことも多いです。


この桜は4月2日に、鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで撮りました。防災公園整備に伴って、野球場のところは入ることができず、何組かの家族はボールを持って帰っていたりしていました。公園整備に伴って、いくつかの建物が撤去されていたのですが、あらためて、鈴鹿市の計画している公園整備は、震災の後として考えても、不必要な整備だと感じます。最低限、野球場の整備と周辺の樹木の整理、建物跡地を芝生広場にするだけで、今は十分だと考えます。国道に面したところを、壁を壊して車が進入できるようにし、駐車場を再整備するという考えは、はっきり言ってムダです。しかも、市内業者にどれだけ仕事が回るか不確かなのですから、根本的に考え直すべきと、今も思います。そのことを訴え続けて、市の責任も問わなければいけないと思います。


この写真は若松地区から鈴鹿山脈に向かってのものです。すがすがしい景色なのですが、これを見るだけで、いかに鈴鹿が平坦な土地が多いのかがわかります。この時も、ある若松地区の方と立ち話をしたとき、今回の震災での津波を考えると非常に怖いと話されていました。確かに若松地区、特に伊勢若松駅から北側には避難できる建物もなく、また海も近いことから、津波被害について不安を持たざるを得ないと思います。鈴鹿市行政は、どのようにして避難機能を持った施設を整備するかを考えるべきです。私は避難できる施設として、伊勢若松駅をバリアフリー化とあわせて鉄筋コンクリート造りに駅舎を整備してはどうかと考えます。このことも訴えていきます。


これは白子地区にある和菓子屋さんです。和菓子教室を開催していることを、店舗入り口に掲載していました。白子地区には和菓子屋さんも何店舗かあり、このような機会を地域の人たちが活用していくことで、地域の活性化に取り組めると思います。これまでは外の地域などに向けていた視点を、身近な地域に向けそこでの経済活動とつなげることを、住民・市民が子どもから高齢者まで考えることが大切と思います。
農産物だけの考えではなく、「地産地消」を広く考えるべきだと思います。

3月11日を境に、私たちはそれまでと違った難しい時代を迎えたと思います。それまでの考えでは、乗り越えていくことができない世の中になっていることは間違いないと思います。
今のところ、鈴鹿での日常は以前とあまり変わらないように見えても、もう大きな変化の流れの中にいることは避けられない事実です。ちょうど、今回の震災での津波の映像で、はじめは少しの水と思っていたものが、あっという間になにもかも飲み込み破壊してしまう流れとなったように、世の中は変化するかもしれません。それに向けての意識、どのように困難な時代に向かっていくのかを考えなければと思います。

私たちの子どものためにも。私たちの続く世代のためにも。
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鈴鹿市議会改革

2011年04月05日 16時59分28秒 | Weblog
鈴鹿市議会改革はまったなしの状況です。
次期に向けて、想定していた考えがあったのですが、社会状況の変化から、それよりも短い期間で実現に動かなければと考えています。

議会の見える化として、これまでよりも議案審議や委員会審議を情報としてより伝えることはもちろん、やはり個々の議員の賛否の公開に取り組む必要があります。
市民に開かれた議会として、議会として意見交換会を積極的に実施する。できるということではなく、必ず行うということが必要です。同時に、市民参加の方法をより分かりやすくする、「議会のトリセツ」などを参考に、請願や陳情などで意見をのべる場を設置することあ求められます。

また、改革を行う際には、これまでの議会の仕組みをなぞるのではなく、市民視点を取り入れたゼロベースでの改革にするべきです。意見交換会はもちろん、条例制定の際に攻防の市民委員を募集するなどを検討し、実行すべきと考えます。
改革を行うためには、共通の学びも必要と考えますから、改革に取り組む前に議会と市民が、現在の議会改革について研修を行うことも検討し実行すべきです。

このような過程を通じながら、住民自治への取り組みを重ねあわせて、鈴鹿市にとっての議会のあり方、議員のあり方、議員定数についてを議論すべきと考えます。
私自身は、議員定数について見直すべきだと考えています。

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議会報告配布

2011年04月02日 00時18分46秒 | Weblog
ここ何日かは、3月議会の報告配布をしています。
個人の政治活動しか認められていない期間ということもあり、配布しながらお話をしたりという形になっています。
いつもは自宅を中心にした生活圏の方々に配布しているのですが、今回は少し広く配布していることもあってか反応をいくつか頂いています。無記名でワープロ打ちで頂いたハガキや、このブログへのコメント、電話でいただいたりがあります。

反応を頂けることは、やはり自分でも考えるきっかけを頂くことにもなるので非常にありがたいことだと思います。ただ、一方で考え込むことがあるのも事実ですが。その積み重ねが必要なのだと思っています。

話は変わって、今日から県議会議員選挙が告示されました。現職のかたお二人に、元市議お二人、新人一人というかたちで4議席を争うことになります。これから4月10日の投票日まで、いろいろな動きがあることとは思いますが、三重県の中での鈴鹿市をしっかり方向づけて頂くためにも、どの候補者の方にもがんばって頂きたいと思います。

私自身は、議会報告を配布して活動していきたいと思います。
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