改憲勢力が戦後初めて国会議員の2/3を超えた。
憲法96条は「この憲法の改正は、各議院の総議員の
三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民
に提案してその承認を経なければならない」と定めて
いるが、今回これが実現する環境が整った。
しかし、改憲勢力といっても、それぞれの思惑は様々
であり、自民党内部にもいろいろな意見がある。
新しい改憲案を出して、それが2/3以上の賛成を得る
のはそう簡単ではない。
しかし、憲法96条を改正し憲法改正条件を緩和してし
まえば、後は自由に憲法改正を実現できる。
安倍総理はこれを狙い、改憲勢力はこれに同意する
可能性は否定できない。
しかし、イギリスのEU脱退にみるように、既存の全
て政治や社会の基礎になってきた憲法を一時的な
気分で安易に買えることはリスクも大きい。
国会での過半数と国民投票での過半数だけでは
あまりにも変更障壁が低すぎる。
国会での決定は過半数でもいいが、国民投票で
の決議基準を過半数ではなく55%以上にすべきで
ある。
憲法96条は「この憲法の改正は、各議院の総議員の
三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民
に提案してその承認を経なければならない」と定めて
いるが、今回これが実現する環境が整った。
しかし、改憲勢力といっても、それぞれの思惑は様々
であり、自民党内部にもいろいろな意見がある。
新しい改憲案を出して、それが2/3以上の賛成を得る
のはそう簡単ではない。
しかし、憲法96条を改正し憲法改正条件を緩和してし
まえば、後は自由に憲法改正を実現できる。
安倍総理はこれを狙い、改憲勢力はこれに同意する
可能性は否定できない。
しかし、イギリスのEU脱退にみるように、既存の全
て政治や社会の基礎になってきた憲法を一時的な
気分で安易に買えることはリスクも大きい。
国会での過半数と国民投票での過半数だけでは
あまりにも変更障壁が低すぎる。
国会での決定は過半数でもいいが、国民投票で
の決議基準を過半数ではなく55%以上にすべきで
ある。