日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

テスラの時価総額がトヨタを抜いたが、電気自動車はまだ未完成

2020-07-13 09:57:12 | 新技術
テスラの時価総額がトヨタの時価総額を抜いたことが話題になっている。利益でも販売台数でもテスラはトヨタと比べるべきもないが、
将来性という点でテスラが人気を集めている。

しかし、電気自動車は現時点ではまだ未完成製品である。走行性能や航続距離ではガソリン車にひけをとらないが、電気自動車には致命的な欠点がある。

それは充電時間である。ガソリン自動車並みの航続距離を実現するには最短でも30分以上の充電時間が必要である。

家庭で駐車中に充電しておけば問題が表面化しないとはいうものの、電気自動車がガソリン車を上回る状態になれば、
現在のように休日等には多くの車がガソリンスタンドではなく充電スタンドに集中することになる。

ガソリン車でも多くの車が給油待ちしている風景が見られるが、これが電気自動車になればその行列はガソリン車の比ではない。
現在はまだ電気自動車のシェアーが少ないから問題が顕在化していないだけである。

電池を標準化し、充電を電池交換でワンタッチで行う等の方法で充電時間を給油並みに短縮する技術革新が無い限り、
どんなにヨーロッパ諸国が環境問題を声高に主張しても、電気自動車がガソリン車のシェアーを上回ることはない。

本音では人命より経済が優先される現在社会において、環境などは経済効率と比べればはるかに優先度は低い。
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AIの活用に徹底したリスク管理が要求される理由

2016-09-16 10:13:13 | 新技術
「2016年は、われわれがこれまで構築してきた未来
技術立ち上げにとって、重大な年になる」──。米Fac
ebookのマーク・ザッカーバーグCEOは1月6日(現
地時間)、同社の年頭所感を自身のFacebookでこ
う語った。

同氏は“未来技術”として、VR(仮想現実)、Intern
et.orgの取り組み、AI(人工知能)の3つを挙げた。

世界中でこれらの技術に対する開発に多額の資金が
投入されている。

この中でAIについては、他の2つと異なり人類の未来
に大きなマイナスの影響をもたらすリスクは否定でき
ない。

AI以前のプログラムにおいては、人間が目的に為に
計画的に設計し構築してきた。

そこではバグによる意図せぬ誤作動はあっても、プロ
グラムが勝手に動くことはなかつた。

しかし、AI技術においては、AIはビッグデータを通じ
て大量のデータから自分で物事を分類し、ルール(特
徴量と言われる)を見つけ出す「ディープラーニング
(深層学習)」という技術が軸となっている。

この方法だと、人間がAIを完全にコントロールするこ
とが難しく、AIに与えた目標以外のところで、意図せ
ぬ価値観を持つ可能性を否定できない。

以前、AIがヒトラーを肯定する意見をもったという記
事がでていたが、人間がコントロールできないビッグ
データを通じ、AIがルールを見つけ出す手法をとる
限り、AIが人間と異なるルールを生み出すリスクは
防げない。

AIがネットを通じ、より多くの機器と接続され、人間生
活の中に浸透するようになれば、AI暴走のリスクを回
避する為の仕組みを組み込むことは不可欠である。

核兵器の運用にAIを利用するようになれば、人類滅亡
も絵空事では済まないかもしれない。


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