車検から帰ってきたということで、「月の虹」の開店準備前にショップまで送ってもらい
自走で「月の虹」にとりあえず。。。
久しぶりに気持ちよくビックシングルを堪能しながら?ってなことにはゆかず、キャブの不調を感じつつ
又、キャブを触らなくてはと宿題が発生。
そして夜、土花亭に帰還後とりあえずは「車検仕様」から「土花吉仕様」へと。
夕食前の小一時間と夕食後の小一時間で何とか作業は終了。
ん・・・。後はキャブかぁ・・・。以前はそんなピーキーなキャブじゃなかったのに・・・。
何処ぞのドラッグストアーで皮膚薬など買って、毎日一回塗布したところで治癒する筈もなく・・・。
少しペーパーで均してピカールで磨く程度が関の山だったSR君のブツブツキャップ。
そんな別居先の家主より、「コレ使います?今のブツブツキャップより小マシですよ♪」ってなお言葉を頂き
早速、そのキャップの分解作業へ。
結構、厄介なのがシリンダー(鍵)の抜き取り。少々コツが要るようで悪戦苦闘の後、何とかシリンダーを抜いて、
全く同じ作業で抜き取ったSR君のシリンダーを移植。
そして、別居先へお邪魔して装着。。。中古品とは言え、以前のブツブツキャップとは違い綺麗なお肌。
別居先で段々と綺麗になるSR君。(なんか少し・・・変な感じ・・・)
先日、別居先のSRのステムについて、家主と二人で相談していたのが弱冠のゴリゴリ感。
「バラしてみますか・・・」ってな話の後、日が変って「バラしましたので状態確認お願いしま~す」の連絡。
早速、仕事の合間に伺って確認すると。。。
「別におかしなとこないやん・・・。レースに少し汚れはあるけど、単にグルス切れやったん?」
家主(そうみたい。。。ベアリングの方も問題ないみたいで、このままでも組めると思います)
「ラッキ~♪」。。。これで大概の課題は消えて、後は・・・「磨き?」
あっ!先日の「ダイヤフラムカバー」は装着時に破損。やはり修理してもダメですねぃ。
えぇ~っと、後、エアーフィルターのエレメントもダメでバッテリーもダメ・・・・。やっぱ結構、課題が残ってるやん。(笑)
な~んか、イタリアンスクーターも上手く行かないし、別居生活中のSR君の様子でも覗きに行くか・・・。
って、お邪魔すると?「スイングアーム組んでリア廻りは仕上げておきました♪」ってな家主の言葉。
「それと少し磨きも。。。」って、ピカピカやん。
「それとキャブを一旦、OHしようと外して割ったけど、ジェットが固着して外れないのでそのまま組みました」
「やっぱ、無理してネジをコカすとダメなんで、ここはオーナーさんで外してもらわないと・・・」
ってなことで、キャブをまた外し出す家主さん。
(因みにフロント部分が外されているのはフロントフォークのチェックのため)
キャブの方は、その場で土花吉が何とかジェット類を外してサクっと。
序に、SRのキャブの持病であるダイヤフラムカバーをお持ち帰りで、土花亭で修理へ。
どうしても割れます樹脂製品のこの部分・・・。
いつものプラリペアで修復作業。
強度的にもつかどうかは不明ですが、とりあえずはコレでキャブを仕上げる予定。
しかし、別居先での作業は進みが早いようで。。。
先日の「頼まれ序に頼みごと」の別居生活をおくるSR君の元へ夕刻の仕事明けにお邪魔。
「少し治したいこともあるし、たまにお邪魔して作業もするけど、いい?」とは言ったものの
「少し」どころか、凄い修理?のため訪れる・・・。
実は10年以上来の「持病持。。。」を放置していたため今回、やっと切除手術へ踏み切る。
病魔はSR独特の例の「スイングアーム/ピボットシャフトの固着」
試しにピボットシャフトを抜こうとするも相変わらず抜けない・・・
ってことで、スイングアームごと切断してフレームから取り除く作業開始。
先ずは邪魔になるアーム部分を細切れに切って行く。。。(こちらは左側アーム切断後)
次に右アームを切断。。。
そして、いよいよ中央部をシャフトごと2ケ所切断し、内側へシャフトとスイングアームを抜き去りフレームから取り除く。
途中の写真を撮り忘れたけど、細切れになったスイングアームとピボットシャフトがコレ。
凄いことになってますが無事、切除作業は完了。
後は10年以上も前に用意してあった健全な「スイングアーム/ピボットシャフト」を移植して完了?
のっ筈が、未だ他にも「少し治したいところ?」が有るので、暫くは組まずにこのままの状態で放置です。
知り合いのSR乗りから頼まれまして。。。
ガレージ土花亭に眠るSRのコノ部品やらアノ部品やらを車検用に貸してくれないかと。
「ええ、ええ、ええよ~♪」ってな感じで快諾したのが少し前の話。
その後、コノ部品やらアノ部品やらをガレージ土花亭まで来て外すのも大変だろうし、いっそ車体ごと
持って行って貰えばええよ♪ ってな提案をする。
但し、運ぶのはトランポサンバーしかないし・・・運ぶのは土花吉だけど・・・。
ってことで、夜去りガレージ一番奥に眠るSRを引きずり出す作業。
そして、試しにエンジンを。。。多分、一昨年の「ドタバタ大引っ越し」以来、約2年間火が入ってないSR。
しかし、そこはガレージ土花亭所属の優秀機。キック数発で雄叫びを上げてくれます。
アイドリングも問題なし♪
そして、後日トランポサンバーに久しぶりにSRを載っけて、とある秘密ガレージへ。
市内の田園風景が広がる静かなところ。。。
実は「頼まれ序に頼みごと」を。。。
「どうせだし一冬の間、ここに住まわせてくれる?SR君を」
「少し治したいこともあるし、たまにお邪魔して作業もするけど、いい?」
(どうぞ、どうぞ♪ 一緒に作業しましょう♪ )ってな感じで歓迎されたり。。。
ってことで、一冬の間SR君、別居生活です。。。
って・・・、到着するや早速外されてますシートにタンクに色々・・・(笑)
昨年の丁度、今頃「SR/40年の歴史に幕」という記事を書いたかと思えば1年後に「SR復活」。
ちょっとぉ~ヤマハさん!劇場型?。。。
まぁ~、兎にも角にも安心と言えば安心なのですが、何処ぞでよく目にする「引退と復活」を繰り返すような
安っぽさだけは止めて貰いたいものです、ヤマハさん。
ウチのSR君のように6年以上も眠ったままだと「復活」も値打ちものですが・・・。(仮定の話ねっ・笑)
国産バイクの中でも、「WとSR」は特別と思う土花吉。
そこには「単車」という言葉が似合い、出先ですれ違うバイクの中でも「あっ、Wか。。。」とか「おっ?SRや。。。」と
ふと、声に出してしまう。。。
(単車→そもそもバイクは側車(サイドカー)付が主流で、その側車を外したものが単車と呼ばれたのが語源)
先週末の「月の虹」、琵琶湖一周から帰還し、冷えた体に温ったかい珈琲を飲みに立ち寄る業界の監督員。
実は彼、「WとSR」を両方共所有する私からすれば羨まし過ぎるバイク乗り。
(以前、月の虹の「ご来店ありがとうございました。」にも掲載した、ナローなSRも彼の愛機)
この時期、恒例のガレージの「大引っ越し」が始まる。。。
サンバーにハイエースと冬用タイヤへの交換が終わったら、今度は冬用タイヤなど持たぬチンクの冬眠場所の確保。
先ずはガレージん中のバイクを外に出す。。。(この日だけガレージ土花亭はバイク屋の店先と化す)
写真には映らぬ、先日の「復活ジョグ」を入れて2輪が6台と除雪機:DUCATI HS-55が1台と発電機1台を外へ。
そして、玄関先の一番奥へ「復活ジョグ」を入れ、シートを被せた後、TW×2を並べる。
そして、年に1度の火入れのキックで雄叫びを上げるSR。
不思議とガソリンも腐ってないし、お約束のキャブのフロートチャンバーの不調以外何ともないんですよねぇ~。(嬉)
外に出したバイクやその他は全てエンジンを掛け調子をみる。発電機も問題なくエンジンが掛かるし
って・・・しかし、ここで1台に問題が発覚。。。除雪機:DUCATI HS-55のエンジンが吹けあがらない・・・。
そんな、ドタバタの大引っ越しは未だ続く。。。