64年目の終戦

原告及び弁護団としてのタイムリミットは8月5日の夕方だったはず。

それがやっと今日、この日に結論が。しかし首相からの具体的な謝罪の言葉は無く
あまり好きではない「救済」という言葉を。

元は官房長官の意向に沿う形。厚労省や財務省は反発していたものの
最終的には同意し、後は首相の判断のみとなっていた結論が「今日のこの日」。　　

放射線を原因とする病気などで治療が必要と認定されれば、月額約１３万７千円。

財源は当然、税金。しかし、この税の使い道について異論を唱える者が居るのか。

偉そうな態度で「控訴を取り下げる」といい「原告の年齢を考え長期化する裁判を避けた」とも言う。

少なくとも1945年８月６日午前８時16分00秒以降、その年の12月末までに14万人とも
言われるヒトが死んでいるという事実を国は政府は、よく覚えておく必要があるのでは。

その後、生きながらえことを「幸運」とは言わず「不運」というヒトも被爆者の中には存在する。

あまりにも長すぎた「64年目の終戦」




（昨年、8月6日のブログ記事「触れるべき日」より抜粋）


今から３年ほど前の夏でしょうか。。。

夏の甲子園、６日の開会式に先だち広島県代表：高陽東の主将が他チームの
出場選手たちに午前８時15分時の黙祷を提案しようとしたところ、慌てた
高野連に止められことがある。

高野連の言い分は「ヒロシマのことを、この場でみんなを巻き込むのはよくなく
大会としては８月１５日正午に黙祷している」と・・・。

（この高陽東の選手達は開会式前の待機場である屋内練習場で黙祷を行った後
開会式に出席している）

開会式から３日後の８月９日。長崎県代表：清峰の選手達も同じく試合中に、もし
午前11時02分になったならば、その時点での黙祷を高野連に希望するも、
「試合進行に支障をきたす遅延行為」という理由から断られている。

（この清峰の選手達は試合前の屋内練習場で長崎の方に向かって３列に並び
黙祷を行った後、試合に挑んでいる。奇しくも試合開始時刻は午前11時02分）


10代の若者達が「触れよう」とし、本来、後世に伝えるべき役割のモノが
逆に「触れようとしない」


そんな今日は「触れるべき日」８月６日。

この後、直ぐに８月９日が来、やがて８月15日が訪れる。。。


※2008.8.6「触れるべき日」：http://blog.goo.ne.jp/ducati-mu/d/20080806

耐熱塗料

以前にも言ってた「エンジンの塗装」：http://blog.goo.ne.jp/ducati-mu/d/20090802

やっと「歯磨きゴシゴシ」も終わり耐熱塗装へ。

この耐熱塗料ってのは案外、耐油性や耐ガソリン性が無かったりします。

折角、綺麗に塗ったはいいわキャブがオーバーフローしてガソリンがこぼれて台無し。

ってな経験をされた方も多いのでは？（私もその内の一人）

一般的な耐熱塗料は変性シリコン樹脂をブレンドして使用。
シリコンを増やせば耐熱性能は上がるけど代わりに耐油性能は落ちる仕組み。

そのブレンド具合を調整し両方の性能を崩すことなく作られたのが今回使用した
「TOP　HEAT（￥2,500円税込み）」



元々は「艶消しや半艶」が嫌で「艶有り黒」を探していたら辿り着いた製品。

実際使ってみて、スプレーも細かく塗り易い。ムラも出難くガンガン使える缶スプレー。

仕上がりも結構満足の行くものです。

当然、未だエンジンを掛けてアイドリングどころじゃないわけで。でも本来は加熱して
初めて完全硬化するみたいですねっ。


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