この日、日曜はお隣の石川県小松市で「こまつ青空マーケット」が催されるということで
朝一、高速に飛び乗り一気に小松入りです。
会場の小松市役所の芝生広場は人で賑わい、指定駐車場に連なる車列を見ると人気の高さがうかがえる。
骨董については、さほどコレと言ったものも無かったけど、そこそこ楽しんだ後にいつもの散策。
以前も目についた建物を観て回る。
ここは「旧小松警察署庁舎」。(その前は町奉行所跡)
昭和前期のRC造の建物の前面部分を残し、現在は「空こども絵本館」となっています。
絵本でも観ようと入館したところ、職員の方とお話をしている内、ご厚意で近くの「旧石川商銀」へ
鍵を持って案内して頂くことに。
こちらも昭和前期のRC造で外壁のスクラッチタイルと玄関上のレリーフ、ドリス式オーダーが特徴的な建物。
鍵を開けてもらい内部に入ると、ほぼ当時の姿が今でも残されている。
銀行時の窓口カウンターに重厚なレリーフ。
保存状態の良さには驚かされる。
この建物の売りでもある螺旋状階段。
2階部分も見学させて頂きながら思う。
戦中、戦災にも合わず疎開先として位置付けられていた小松市故の幸運。
街並みにも当時の建物が数多く残る。