予想通りというか、以前より個人的に揶揄していた「ウィング」が来季2017年より禁止となる。
エアロダイナミックス(空力)において先進していたドゥカティにとっては痛手となり、ジジも相当怒っているようで
「安全面と言う馬鹿げた言い訳を担ぎ出し、我々を不利な立場に追いやりたかったのでしょう。」
「これまで事故が起きても、それに巻き込まれた選手に怪我があったことはないでしょ?」
ってなことを発言している。。。
ジジの言い分も分らなくはないですが、やはり「安全面」は非常に重要で今まで怪我がなかったのは
たまたま幸運であっただけだと思う。
実際、GPマシンにはその構造上、他にも多くの突起が存在する。ハンドルバーであったり、レバーであったり
ステップであったりペダルであったり・・・。言い出せばきりがないし、生身の人間自体も突起。
レースを経験されたライダーなら、一度や二度は肘や身体が相手のライダーに接触したことぐらいはあると思う。
しかし、この「ウィング」というものはフロントカウルのほぼ先端部の左右に位置する関係で、やはり安全面で
問題があると思う。
マシンを安定させるエアロダイナミックスについては最近、皆さんも御気付きのようにライダーのヘルメットも
相当、変化している。
他にも未だ検討すべき良いアイデアは存在する筈。
いつまでも文句をいってないで、新しいことを考えなさい「ジジ!」。。。(笑)