相変わらず「噛み合ってもないし」「狂ってます」ねっ。。。
まぁ、キャンペーンなどと言うと1970年の旧国鉄時代の「DISCOVER JAPAN」ぐらいですか成功例は・・・。
そんな無煙化真っ只中の時代、PEN片手に貯めたこずかいを握りしめ、運賃表と時刻表を穴の開くほど睨みながら
確かに蒸気を追っかけてはいましたが、あれから半世紀後、今度は孫の「トーマスくん(無煙)」と睨めっことは・・・。
なんでもこの「トーマスくん」、内部で空回りしてるようで動かなくなったとの話をFKIのJr1宅へ訪れた折、聞くことに。
早速、その場でJr1が少し分解しだし、内部を一緒に覗き原因を探る。
Jr1:「あぁ・・・遊び方が荒かったからギア、削れてしまってるわ・・・」
土花吉:「なるほどぉ・・・」。FKIに滞在してる内に少しその辺の模型店に探しに行くも案の定、
こんなギアなんて売ってるわけもなく、「まっ一旦、持って帰って修理してみるわ」でお持ち帰りの「トーマスくん」。
後日早速、全分解でよくよく観察。
「ふむふむ・・・」 孫よ。可愛い孫よ、君は何~んも悪くないっ!。遊び方も悪くないし、
そもそも、この「ウォームギア」と「平ギア」を組み合わせること自体が間違い。
通常の「ウォームホイール」は厚みを持たせ「斜歯」であるべきところ、単純な「平歯車」であるため
「摩擦係数」が高く、当たり方によっては削れてしまうのは当然の現象と判断。
さぁ、どうしようかと悩む・・・。
この削れた「平歯車」を「厚手の斜歯のウォームホイール」に換装することも出来ず仕方なく、いつもの「荒業」へ。。。(笑)
本来、歯車についてはご承知の通り「モジュール」があり「インボリュート曲線」であり「バックラッシ」の課題がある。
でも、この「トーマスくん」がそこまで要求するかは疑問で、とにかく動くようにすることが先決。
ってことで、この歯数42T(マジック跡は測定時のマーカー)の歯車を目立てヤスリで削り出すことに。。。
当然、径は小さくなる分、ウォームギアが着くモーターを「インセット」することも同時にしなくてはいけない。
削っては当たりを観ぃを繰り返し、何とか妥協点を見出す。
モーター側はケースを少し削り加工。モーター右側に嵌まる樹脂がインセット分の調整パッキン。
そして組み立て、スイッチオンで無事に可動!ライトが点き、目が左右に動き元気に動いてくれた。
これを機にこの際、「おもちゃ病院」でも開設しようかなぁ~・・・(笑)