高枝切鋏が突然、折れる・・・。手元のトリガー側のアルミのシャフト、アウターチューブがポッキリ。
まぁ~、亡き義父から譲り受けた年代物の「タカエダキリハサミ←言い難い」だし仕方ないか?・・・。
っと思うも、そこは土花吉。何とか直らないものかと考える・・・。要は破断したアウターチューブの分だけ、中の
仕込んである細い操作シャフトを短くすれば良いのでは?と、手元側はタイコのため先の鋏側の取り付け部を外し眺める。
もう頭の中は、「この細い丸鋼を破断した分だけ短くして、ダイスでネジを切り直せば良い」で固まっている。
試しにM4のダイスでネジをさらってみるとバッチリ合う。
さぁ~、丸鋼を切断して後は「ネジ切り」とダイスで切ろうとしたら?・・・。
丸鋼の方がM4より細いやん!ダイス、ズボズボやん!
何と、ノギスで測るとネジ部分は4mmで丸鋼部分は3.3mmしかない・・・撃沈です。
ここで諦めないのが土花吉。今は鉄工所を廃業して猟師1本の知り合いのところに行き、破断した分の丸鋼を
短くし、最初に切ったネジ付の丸鋼を先に溶接してもらう。(因みに電話を入れた時も近くの山で鉄砲撃ってた)
何せ、相手は3mmほどの丸鋼。溶接過程で母体が溶けてしまう危険性が有ったり、ネジ山がアースされて溶けてしまう
危険を顧みず、何とか溶接完了。そして、帰還後にサクっと組み立て調整で何とか蘇る「タカエダキリハサミ」←言い難ひ!
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