「ダニHRC離脱」発表から始まり、「ダニの行き先」は?・・・っと、気をもんではいたものの、やはり引退の道を選んだダニ・ペドロサ。
158センチとも言われる身体。引退の会見でもダニは「もっと丈夫な身体が欲しかった」と言う。
15歳という若さでロードレース世界選手権にデビュー以来、怪我に悩まされ続けた17年間。
元を正せば、9歳でスペインのポケバイ選手権にデビューするも2年目には健康面の問題を抱える。
そして、経済面での問題でレース参戦を一旦、諦めるも、GPライダー養成所に応募し何とか認められ
レースを続けられる環境に身を置く。
未だ10代の頃、チームクルーにレインカバーを着せられる幼さが残るダニ。
引退の発表を聞き、ロッシが言う「残念・・・GP界の最強ライダーを一人失った」っと。
続けて「皆、ダニから学んだ。コーナーの立ち上がりで素早くマシンを起すテクニックを」とも。
個人的にはGP史上、「最も小さな身体で、最も美しいライディングフォームのライダーが引退」と受け止める。
鈴菌でリンスと組んでほしかったです。
250cc時代は本当に凄かった。
怪我が多かったペドロサ。
チャンピオンには成れませんでしたが
偉大なライダーです。
250cc時代、同じプーチから与えられた#26のダニと#27のストーナーとの戦い。
結局は同じ年(2006年)にダニはワークス、ストーナーはサテライトで
motoGPへとステップアップするのですが、その後の二人の道程は知っての通り。
確かに最低1度はチャンピオンに成れた筈。
誰もが次はペドロサと期待していた時代も続きましたが
既に彼も32歳。。。潮時なのかも知れません・・・。