ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

ヘラブナ釣り ~ 冬の五川目提

2008年02月17日 | 青森
去年の秋、白鳥たちが見事なフォーメーションを見せてくれた五川目提も、
いまは、ほとんど湖面が凍ってしまっている。


道路わきや駐車場には、十数台の車が止めてあるのに、人影が見えない。
不思議に思いつつ、岸に近づくとずらりとテントが並んでいた。
一見ワカサギ釣りにも見えるが、ここは淡水だし、竿やウキなど道具立てが全然異なっている。
聞いてみると、ヘラブナ釣りだそうだ。
こんな寒い時期でも、好きな人にとっては関係ないんだなぁ。
「釣りは、ヘラブナに始まり、ヘラブナに終わる」と言われ、
魚とのやりとりだけを楽しむ、完全なキャッチアンドリリース。
最も繊細と言われるヘラブナ釣り。この時期は、とりわけストイックな雰囲気が漂っている(笑)


そんな釣り人の前を通り過ぎる黒いマントを羽織ったような怪しい集団。
カラスのようでもあり、全然違う鳥のようにも見える。


この怪しい鳥の正体は「オオバン」
沼のまだ凍っていない部分では、白鳥に代わってカモやオオバンが残された冬を越している。


青森の冬もいよいよ終盤・・・・ですよね、きっと。
昨シーズンと違って、寒く雪の多い日が長く続いているような気がしますが、
よく観察すれば、やはり初冬と今の時期では異なることが多いのかもしれません。
コメント (8)
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