宗像市にある屏風山鎮国寺は、四季を通じて境内に様々な花が咲くことから、別名「花の寺」とも呼ばれます。1月から3月にかけては、梅や桜が境内を彩りますが、とりわけ本堂前の梅は早咲きで知られています。

残念ながら、既に盛りを過ぎていました。さすがに早咲きの梅です。

こちらは境内のほかの場所。本堂前以外の梅は、これから見ごろを迎えそうです。

暦の上での春(立春)は目の前。この時期、梅の花を見るとほっこりしますね。

黄水仙やあやめなども咲いていました。

こちらは同じく境内の熱海桜。熱海桜は緋桜と山桜を交配したものです。早咲きの桜として有名な河津桜は、寒緋桜と大島桜の自然交雑種。
ちなみに、2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜に対して、熱海桜は1月上旬には咲き始めますから、桜の早咲きチャンピオンはこの熱海桜だそうです。

ソメイヨシノよりもやや色が濃く、花が密集しているのが特徴です。

一眼レフに望遠レンズで熱海桜をとっている人が何人かいました。レンズの先にはいたのはメジロです(薄緑色の〇で囲んだところ)。

標準レンズですが私も撮ってみました。桜にメジロ、春の兆しを感じますね~

鎮国寺付近には野鳥が多く生息していて、とりわけこの時期、たくさんのメジロが境内にやってくるのだそうです。朝早い時間帯には、枝にびっしり集まることもあるのだとか…………。

梅は少し時期を逸しましたが、メジロの可愛らしさに癒されました。

屏風山鎮国寺の開祖は、唐から密教(真言宗)を学び帰った弘法大師(空海)と伝えられています。遣唐使として派遣された折、荒れ狂う海で遭難の危機に瀕した遣唐使船を救ったのが不動明王だったことから、帰朝した弘法大師は屏風山の岩窟で不動明王像を彫ったそうです。国の重要文化財に指定されているこの不動明王像は普段は鎮国寺の護摩堂(本殿の隣)に安置されていますが、年に一度(毎年4月28日)、紫灯大護摩供(さいとうだいごまく)の日だけ公開されます。この日は、境内の不動明王像の前で行われる護摩焚きなどの神事に続いて、燃え尽きた護摩壇の灰をならした上を裸足で歩く「火渡りの神事」も行われるそうです。(当日は鎮国寺へは車の乗り入れができず、代わりに宗像大社の大駐車場が開放されます。そこから鎮国寺までは無料シャトルバスが運行されます)

残念ながら、既に盛りを過ぎていました。さすがに早咲きの梅です。

こちらは境内のほかの場所。本堂前以外の梅は、これから見ごろを迎えそうです。

暦の上での春(立春)は目の前。この時期、梅の花を見るとほっこりしますね。

黄水仙やあやめなども咲いていました。

こちらは同じく境内の熱海桜。熱海桜は緋桜と山桜を交配したものです。早咲きの桜として有名な河津桜は、寒緋桜と大島桜の自然交雑種。
ちなみに、2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜に対して、熱海桜は1月上旬には咲き始めますから、桜の早咲きチャンピオンはこの熱海桜だそうです。

ソメイヨシノよりもやや色が濃く、花が密集しているのが特徴です。

一眼レフに望遠レンズで熱海桜をとっている人が何人かいました。レンズの先にはいたのはメジロです(薄緑色の〇で囲んだところ)。

標準レンズですが私も撮ってみました。桜にメジロ、春の兆しを感じますね~

鎮国寺付近には野鳥が多く生息していて、とりわけこの時期、たくさんのメジロが境内にやってくるのだそうです。朝早い時間帯には、枝にびっしり集まることもあるのだとか…………。

梅は少し時期を逸しましたが、メジロの可愛らしさに癒されました。

屏風山鎮国寺の開祖は、唐から密教(真言宗)を学び帰った弘法大師(空海)と伝えられています。遣唐使として派遣された折、荒れ狂う海で遭難の危機に瀕した遣唐使船を救ったのが不動明王だったことから、帰朝した弘法大師は屏風山の岩窟で不動明王像を彫ったそうです。国の重要文化財に指定されているこの不動明王像は普段は鎮国寺の護摩堂(本殿の隣)に安置されていますが、年に一度(毎年4月28日)、紫灯大護摩供(さいとうだいごまく)の日だけ公開されます。この日は、境内の不動明王像の前で行われる護摩焚きなどの神事に続いて、燃え尽きた護摩壇の灰をならした上を裸足で歩く「火渡りの神事」も行われるそうです。(当日は鎮国寺へは車の乗り入れができず、代わりに宗像大社の大駐車場が開放されます。そこから鎮国寺までは無料シャトルバスが運行されます)
