ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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鶏香味油が香る~遠賀べいめん 糀(こめのはな)

2020年01月04日 | 食べ歩き
今日はUターンラッシュのピーク。週が明ければ令和2年が本格的にスタートしますね~
さて昨年の暮れですが、遠賀町にある遠賀べいめんの店、糀(こめのはな)に行ってきました。
「遠賀べいめん」とは、地元の米で特産品づくりを………との思いで遠賀郡4町の商工会が開発した米の麺。その普及に中心となって取り組んできたのが糀のオーナー、元イタリアンシェフの金田淳二さんです。以前はJR遠賀駅構内にあった「おんが屋」という店で遠賀べいめんを使った料理や米粉スイーツを提供していましたが、2015年8月に今の場所(遠賀町上別府)に移転されたのだそうです。


入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて店内に入ります。


店内には、カウンター8席とテーブル5卓(写真では見えていない店の奥に2卓)。


この日は、お昼のセットメニューである糀御膳(1,280円)を注文。炊き込みご飯とミニサラダ、おすすめ小鉢三品。これに米麺と甘味が加わります。


糀御膳の米麺は基本おまかせですが、オプションで鶏べいめん(+50円)、かき揚げべいめん(+100円)、肉みそべいめん(+150円)、グリーンカレーべいめん(+200円)、トマトべいめん(+250円)、牛肉べいめん(+250円)に変更できます。
この日のおまかせは、白菜を揚げたものや菜花などをトッピングした、あごだしベースの野菜べいめん。あごだしの風味がよくて美味しかったです。


食後、米粉を使った甘味三品が運ばれてきました。中でも、米粉の甘酒スイーツ(左)は好みの味でした。


私が頼んだのは、前回も食べて気に入った元祖鶏べいめん。羅臼昆布やかつお節、さば節、干し椎茸などと岡垣町の天然水を使った出汁に、鶏香味油が風味を添えています。塩麹に漬け込んだ鶏もも肉や、ほろりとくずれる鶏だんごも良い味を出していました。 


フォーのような平打ちではなく細めの丸麺。柚子の香りがさわやかで、ジューシーな胸肉や煮卵も美味しかったです。


うどんや蕎麦にラーメン、焼きそば・焼うどんに焼きビーフン、冷麺・冷やし中華にソーメン、パスタなど、和洋中なんでも種類を問わず麺は大好きです。ベトナムのフォーなど米粉を原料とする米の麺も好きで、しばらく間隔が開くと無性に食べたくなることがあります。なかなか米麺の店が近くにないのが難点で、ある日コストコでフォーの大きなパックを見つけたときは、嬉しくてまとめ買いしてしまいました (^-^)ゞ
糀の遠賀べいめんは、本格的な和風だしと米の麺を組み合わせた、言ってみればうどんとフォーのいいとこ取り。私が一番好きなのは鶏べいめんですが、ごろごろ野菜が入ったトマトべいめんやスパイシーなグリーンカレーべいめんにも惹かれており、いつか試してみたいと思っています。

《お知らせ》
「地球の歩き方」福岡特派員ブログに『令和ゆかりの太宰府天満宮へ』をアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。



そば・うどん・麺類(その他) / 遠賀川駅
昼総合点★★★★ 4.0

コメント (6)
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