昨年夏の火災で焼失した小倉昭和館ですが、館主の樋口智巳さんが再建を目指すと決心されてから、場所を間借りしながら特別上映会を続けています。今月初旬に行われた第4回特別上映は、17年間にわたって落語家 笑福亭鶴瓶に密着したドキュメンタリー映画『バケモン』。数々のTV番組を手掛ける山根真吾監督が、鶴瓶さんや関係者を撮り続けた1,600時間にも及ぶ映像をまとめたものです。2021年に公開されたこの映画は、コロナ禍で疲弊する映画館にエールを込めて、上映料無料で配給されたのだそうです。
加えてこの特別上映では、映画のあとに笑福亭鶴瓶さんの落語会が行われました。昭和館が再建を目指していることを知った鶴瓶さんからの申し出で実現した、ギャラ無料、入場料無料(映画代のみ)のボランティア落語会です。
この日の会場は小倉井筒屋9階、パステルホール。本館8階の連絡通路を通って新館に向かいます。
パステルホールのロビー。手前は昭和館グッズ販売コーナー、奥のテーブルが受付です。上映1時間前ですが、かなり大勢の観客が集まっていました。
再建が決まって、尚いっそう注目が集まる小倉昭和館。この日は、鶴瓶さんご本人が登場することもあってか、TVカメラも入っていました。
17年間1,600時間に及ぶドキュメンタリーは、山田監督が鶴瓶さんの落語「らくだ」を観て衝撃を受けたことからスタートしました。かつてはタレント活動の比重が大きかった鶴瓶さんが、50歳になって本格的に挑戦を始めた落語。中でも「らくだ」は、師匠六代目笑福亭松鶴の十八番で、その芸に近づくために、鶴瓶さんが取り組み続けてきた大切な演目でした。
ドキュメンタリー『バケモン』は、演ずるごとに昇華していく「らくだ」を追い続けながら、「鶴瓶噺」のステージや楽屋裏、鶴瓶さんのご家族や同窓の友人たちが語る鶴瓶像を織り交ぜ、人間「笑福亭鶴瓶」の日常を切り取り、濃密な17年間を描きだしています。
会場内で販売された、旧昭和館の売店にあった昭和館グッズ。昭和館は地元の障がい者が心を込めて作るお菓子などの販売を行うことで、自立支援や収入の向上にも一役買っているんです。また、昭和館ブレンドは、コーヒー焙煎の世界大会優勝者後藤直紀さんが、昭和館をイメージしてブレンドしたオリジナル。家に帰って、昭和館の懐かしい味や思い出を振り返りながらひと息つきました。
すでに昭和館HPでは発表されていましたが、この日、樋口館主から昭和館の再建が決定された旨、改めて報告がありました。今は更地となっている旧昭和館跡地に、新たな昭和館が誕生するのは今年の12月。建屋は一つ、スクリーンも一つになりますが、思いがけず早い時期に昭和館の再興が実現する運びとなって本当によかったです。
加えてこの特別上映では、映画のあとに笑福亭鶴瓶さんの落語会が行われました。昭和館が再建を目指していることを知った鶴瓶さんからの申し出で実現した、ギャラ無料、入場料無料(映画代のみ)のボランティア落語会です。
この日の会場は小倉井筒屋9階、パステルホール。本館8階の連絡通路を通って新館に向かいます。
パステルホールのロビー。手前は昭和館グッズ販売コーナー、奥のテーブルが受付です。上映1時間前ですが、かなり大勢の観客が集まっていました。
再建が決まって、尚いっそう注目が集まる小倉昭和館。この日は、鶴瓶さんご本人が登場することもあってか、TVカメラも入っていました。
17年間1,600時間に及ぶドキュメンタリーは、山田監督が鶴瓶さんの落語「らくだ」を観て衝撃を受けたことからスタートしました。かつてはタレント活動の比重が大きかった鶴瓶さんが、50歳になって本格的に挑戦を始めた落語。中でも「らくだ」は、師匠六代目笑福亭松鶴の十八番で、その芸に近づくために、鶴瓶さんが取り組み続けてきた大切な演目でした。
ドキュメンタリー『バケモン』は、演ずるごとに昇華していく「らくだ」を追い続けながら、「鶴瓶噺」のステージや楽屋裏、鶴瓶さんのご家族や同窓の友人たちが語る鶴瓶像を織り交ぜ、人間「笑福亭鶴瓶」の日常を切り取り、濃密な17年間を描きだしています。
会場内で販売された、旧昭和館の売店にあった昭和館グッズ。昭和館は地元の障がい者が心を込めて作るお菓子などの販売を行うことで、自立支援や収入の向上にも一役買っているんです。また、昭和館ブレンドは、コーヒー焙煎の世界大会優勝者後藤直紀さんが、昭和館をイメージしてブレンドしたオリジナル。家に帰って、昭和館の懐かしい味や思い出を振り返りながらひと息つきました。
すでに昭和館HPでは発表されていましたが、この日、樋口館主から昭和館の再建が決定された旨、改めて報告がありました。今は更地となっている旧昭和館跡地に、新たな昭和館が誕生するのは今年の12月。建屋は一つ、スクリーンも一つになりますが、思いがけず早い時期に昭和館の再興が実現する運びとなって本当によかったです。
そして12月に新しい昭和館が、誕生するなんて良かったです。
鶴瓶さんの映画、知らなかったです。
17年間に渡っての密着ドキュメンタリーですね。
関西なんで、中学生くらいから深夜放送やTVで鶴瓶さんはおなじみです。
結構、年取りはったなと思ったんですが、よう考えたら中学生だった私が、64歳ですもんね。
当たり前~
お土産の美人マドレーヌが気になります。
昭和館の復興を願う声は多く、その道筋をつけることについてとても好意的なのだと思います。
それにしても、再建にはもっと時間がかかると予想していたので、年内と聞いて驚きました。
鶴瓶さんのドキュメンタリー映画、私も知りませんでした。
元々鶴瓶さんは、密着撮影は認めても、公開するのは自分の死後という条件をつけていたそうです。
ところが、長引くコロナ禍で映画業界が疲弊していることに鑑み、映画として制作して映画館には無償で提供するということになりました。
そんな事情から、宣伝や広告なども行われなかったのではないかと推察します。
映画を観て改めて、鶴瓶さんって凄い人なんだなあと感じました〜 (^-^)ゞ
2004年から17年間に亘るドキュメンタリーです。
コロナがなければ今回の映画化もなく、もっと長いスパンでのドキュメントになっていたかもしれません。
小倉昭和館を応援してくださってありがとうございました。
被災した時、何かできることがあったら知らせて…と仰っていただいたこと、すごく嬉しかったです。
また、鶴瓶さんご自身がボランティアを申し出てくださったなんて、本当に感激しました。
貴重な機会をいただいたことに、ただただ感謝しかありません。
ブログの拙い文をほめていただいてありがとうございます。
語彙不足で、思うように伝えられないもどかしさを感じる毎日ですが、「丁寧さ」だけは気をつけていきたいと思っています (^-^)ゞ