「日本一ゆっくり・おいしい・楽しい」を謳う~ことこと列車。今回のテーマは「おいしい」……車内で提供される料理、地域を代表する食材を使ったフレンチ6品を紹介します。料理を監修するのは、中洲のフレンチレストラン La Maison de la Nature Gohのオーナーシェフ福山剛さん。Nature Gohは、2018,2019年と2年連続で「アジアのベストレストラン50」に選ばれたほか、2019年のミシュランガイドで1つ星を獲得した著名なレストランだそうです。
(写真は、行橋駅に停車中のことこと列車)
席に着くと、乗務員を代表して佐藤チーフから歓迎のあいさつやことこと列車についての説明がありました。
飲みものはことこと列車ならではの「paleale TAGAWA 元気が出るビール」を注文。エールらしいコクと香りで、飲みごたえのあるビールでした🍺
妻が頼んだのは、沿線の福智町産いちじくの赤ワイン煮のソルベとジンジャーエールを合わせた「福智町キティ(ノンアルコール)」です。
お品書きとドリンクメニュー。本物の石炭が、ペーパーウェイトとして使われていました。いかにも筑豊地方らしい演出ですね。
前菜「ことことボックス~9つの市町村の想いをこめて~」から料理がスタートです。ひしや染物店(直方)のオリジナル手ぬぐいに包まれたランチボックスがテーブルに運ばれました(この手ぬぐいは、乗車記念に持ち帰りできます)。
担当の女性がテーブルを回り、9つの地元産食材について説明してくれます。
列車に乗りながら地産地消。沿線自治体の特産品のあれこれを使った前菜に舌鼓を打ちました (^^♪
ちなみに乗務員さんの制服には、福岡の伝統工芸品「久留米絣」が使われているそうです。
どれも特徴のある味で美味しかったのですが、中でも太刀魚のロールパイ(中央)と栗のコーヒー甘露煮(その手前)が好みでした。
二品目が運ばれたところで、赤ワインをグラスで……。
「地元産バターナッツかぼちゃのムース」は、甘みの強いバターナッツかぼちゃのムースの上にウニとズワイガニを載せ、コンソメのジュレで挟んでありました。滑らかな食感で、ムースとジュレの複層的な美味しさが楽しめます。ねっとり濃厚なウニの旨みをいっそう引き立てていました。
三品目は「石炭リゾット アワビのソテー添え」。石炭をイメージしたリゾットは、イカ墨のほのかな甘みが感じられました。食欲をそそる焦がしバターの風味。きめ細かく泡立てられたソース(エスプーマ)に隠れてチラリとしか見えませんが、肉厚でジューシーなの椎茸の間には、弾力がありながらやわらかく炒められた鮑。かぼちゃのムースとこのリゾット、ほんとに美味しくてお替りしたいくらいでした(*^^*)
ワインの後は「田川トニック」を注文。田川産の焼酎をベースに、福智町産はちみつレモンのソルベとトニックウォーターを加えたカクテルです。
こちらは妻が頼んだ「福智町はちみつレモンジンジャー」。すっきり爽やかなジンジャエールでした。
この日のメイン「和牛頬肉のパピオット」。福山シェフは、熱い料理を熱いうちに提供することを強く希望されたそうです。このため金田駅には、ことこと列車専用のスチームコンベクションが導入されました。本当に熱々のままテーブルに運ばれますので、ラップを開くときは火傷しないよう要注意です(笑)
器には、沿線で焼かれる上野焼(あがのやき)が多用されるなど、いろんなところに地元へのこだわりや愛着が感じられますね。
丁寧に煮込まれた頬肉はまったりと濃厚。フォークでほろりと崩れるほどやわらかでした。
ストウブ製のココットは、「じゃがいもとペンネのグラタン」。すでにデザートに気持ちが移っていた妻の分まで私が引き受けました(^^ゞ
食後のコーヒーを注いでくれるチーフの佐藤さん。この日のことこと列車の運行責任者です。
デザートは、九州菊(くすぎく)の枡で出される冷たいスイーツ「枡パルフェ~焼き芋のある風景~」。スプーンを入れると中は2層・3層になっており、九州菊のゼリーなどがいろいろ詰まっていて、焼き芋のほか様々な味や食感が楽しめました。
福岡の地酒「九州菊 純米吟醸」でお酒を〆ることに……。九州菊を醸す林龍平酒造場は平成筑豊鉄道の沿線にあり、天保8年(1837年)創業の趣ある建物を車窓から見ることができます。
最後に、ほうじ茶とごぼうチップスがサーブされました。お茶請けのごぼうチップス、カリッとしてお酒のおつまみとしても美味しかったです (^-^)ゞ
へいちく沿線の食材にこだわった創作フレンチ6品を堪能しました。これだけの料理を列車の中で食べられるなんて凄いことだと思います。
飲みものも、田川ビールや田川トニックに九州菊など、地元のものを主体に味わえて大満足。のどかな風景に癒されながら、時間をかけて美味しいものに満たされた一日でした~♪
(写真は、行橋駅に停車中のことこと列車)
席に着くと、乗務員を代表して佐藤チーフから歓迎のあいさつやことこと列車についての説明がありました。
飲みものはことこと列車ならではの「paleale TAGAWA 元気が出るビール」を注文。エールらしいコクと香りで、飲みごたえのあるビールでした🍺
妻が頼んだのは、沿線の福智町産いちじくの赤ワイン煮のソルベとジンジャーエールを合わせた「福智町キティ(ノンアルコール)」です。
お品書きとドリンクメニュー。本物の石炭が、ペーパーウェイトとして使われていました。いかにも筑豊地方らしい演出ですね。
前菜「ことことボックス~9つの市町村の想いをこめて~」から料理がスタートです。ひしや染物店(直方)のオリジナル手ぬぐいに包まれたランチボックスがテーブルに運ばれました(この手ぬぐいは、乗車記念に持ち帰りできます)。
担当の女性がテーブルを回り、9つの地元産食材について説明してくれます。
列車に乗りながら地産地消。沿線自治体の特産品のあれこれを使った前菜に舌鼓を打ちました (^^♪
ちなみに乗務員さんの制服には、福岡の伝統工芸品「久留米絣」が使われているそうです。
どれも特徴のある味で美味しかったのですが、中でも太刀魚のロールパイ(中央)と栗のコーヒー甘露煮(その手前)が好みでした。
二品目が運ばれたところで、赤ワインをグラスで……。
「地元産バターナッツかぼちゃのムース」は、甘みの強いバターナッツかぼちゃのムースの上にウニとズワイガニを載せ、コンソメのジュレで挟んでありました。滑らかな食感で、ムースとジュレの複層的な美味しさが楽しめます。ねっとり濃厚なウニの旨みをいっそう引き立てていました。
三品目は「石炭リゾット アワビのソテー添え」。石炭をイメージしたリゾットは、イカ墨のほのかな甘みが感じられました。食欲をそそる焦がしバターの風味。きめ細かく泡立てられたソース(エスプーマ)に隠れてチラリとしか見えませんが、肉厚でジューシーなの椎茸の間には、弾力がありながらやわらかく炒められた鮑。かぼちゃのムースとこのリゾット、ほんとに美味しくてお替りしたいくらいでした(*^^*)
ワインの後は「田川トニック」を注文。田川産の焼酎をベースに、福智町産はちみつレモンのソルベとトニックウォーターを加えたカクテルです。
こちらは妻が頼んだ「福智町はちみつレモンジンジャー」。すっきり爽やかなジンジャエールでした。
この日のメイン「和牛頬肉のパピオット」。福山シェフは、熱い料理を熱いうちに提供することを強く希望されたそうです。このため金田駅には、ことこと列車専用のスチームコンベクションが導入されました。本当に熱々のままテーブルに運ばれますので、ラップを開くときは火傷しないよう要注意です(笑)
器には、沿線で焼かれる上野焼(あがのやき)が多用されるなど、いろんなところに地元へのこだわりや愛着が感じられますね。
丁寧に煮込まれた頬肉はまったりと濃厚。フォークでほろりと崩れるほどやわらかでした。
ストウブ製のココットは、「じゃがいもとペンネのグラタン」。すでにデザートに気持ちが移っていた妻の分まで私が引き受けました(^^ゞ
食後のコーヒーを注いでくれるチーフの佐藤さん。この日のことこと列車の運行責任者です。
デザートは、九州菊(くすぎく)の枡で出される冷たいスイーツ「枡パルフェ~焼き芋のある風景~」。スプーンを入れると中は2層・3層になっており、九州菊のゼリーなどがいろいろ詰まっていて、焼き芋のほか様々な味や食感が楽しめました。
福岡の地酒「九州菊 純米吟醸」でお酒を〆ることに……。九州菊を醸す林龍平酒造場は平成筑豊鉄道の沿線にあり、天保8年(1837年)創業の趣ある建物を車窓から見ることができます。
最後に、ほうじ茶とごぼうチップスがサーブされました。お茶請けのごぼうチップス、カリッとしてお酒のおつまみとしても美味しかったです (^-^)ゞ
へいちく沿線の食材にこだわった創作フレンチ6品を堪能しました。これだけの料理を列車の中で食べられるなんて凄いことだと思います。
飲みものも、田川ビールや田川トニックに九州菊など、地元のものを主体に味わえて大満足。のどかな風景に癒されながら、時間をかけて美味しいものに満たされた一日でした~♪
酒も料理も選び抜かれている印象です。
妻と二人で行きたいなぁ〜!
羨ましいです♪
ことこと列車、一度は体験したいと思っていたんです。
料理も風景も素晴らしくて、楽しい時間を過ごせました。
とりわけ感動したのは、親切でフレンドリーな乗務員の皆さんの応対です。
九州旅行の機会には、旅程のひとつに組み入れるのも検討の価値ありだと思います。
ぜひ奥様とご一緒にどうぞ〜*\(^o^)/*
お写真も上手に撮っておられて
匂いこそしませんが、この贅沢感や
雰囲気を一緒に味わわせて頂きました。
お値段は如何程?と
下世話な想像が脳裏に浮かびます。
素晴らしい企画ですね!
オシャレすぎます…贅沢すぎます…うらやましすぎます〜😂😂😂💦
奥様と仲がおよろしいんですね〜😘ステキ💕
我が家とは大違い(笑)(笑)
列車のマークの…パンですか?
気になりました!
メニューでは、レンズ豆餅のよもぎパン?がそうかしら…
何から何までいいっ👍✨
私もこんな贅沢な旅、してみたいです!
前の記事にコメントしたんですけど、ちゃんと送れていなかったみたい?
ちょっと深みのある赤い車体や寄木細工の床、美しいステンドグラスなどとても魅力的なことこと電車!それにカトラリーに映り込んだステンドグラスの写真もDukeさんのセンスが光る~!などなど色々と書いたんですけど…。
今回のお食事編もステキでした。とても美味しそうだし、見た目も可愛らしい♪
なにもかも雰囲気がとても素敵で、いつか乗ってみたくなりました。
__桐花
拙い紹介をお褒めいただいてありがとうございます。
ことこと列車の雰囲気が伝わったら嬉しいです〜
もし宜しければことこと列車のHP(http://www.heichiku.net/goodies/cotocoto_train/)を覗いてみてくださいね。
私が書ききれなかった素敵な情報満載ですヽ(^o^)丿
長らく自粛生活を続けていた9月中旬、HPを覗いてみたらたまたま11月の空席を見つけたので、思い切って予約しちゃったんです。
幸い天候にも恵まれて、ゆっくりのんびり走る列車の中で、車窓の風景や美味しい食事を楽しみました。
そうです、そうです。ロゴマーク入りのパン。
レンズ豆が沿線の香春町で栽培しているものなのだと伺いました。
今回はちょっと贅沢してしまったので、また暫くは(違う意味で)自粛します(笑)
前の記事にコメントを戴いていたんですね。
一体どうしちゃったんでしょう……残念です〜😞
でも、このコメントを読んでよくわかりました。
ありがとうございます😃
深みのある車体色、きれいでした〜
とりわけ油須原駅停車中、西に傾き始めた日差しを受けると、尚いっそう深く濃い赤になって本当に美しかったです。
水戸岡鋭治さんは、JRのいろんな車両デザインを手がけている方で、特にJR九州には水戸岡デザインの素敵な観光列車がいくつもあるんですよ。
その水戸岡さんが筑豊地方の山や田園風景を見て、「これぞ日本の原風景だ」と仰って平成筑豊鉄道の車両デザインの仕事を引き受けたというエピソードを聞きました。
ことこと列車、思い切って出かけてよかったです。
桐花さんも、ぜひ九州にいらして「ことこと列車」を体験してくださいね〜🚃
ってか、鮑ってなぜか隠れてるんですよね (^。^)
時間をかけた列車の運行も、旅気分を高めてくれたんじゃあないでしょうか?
我が家はここの所、山がらみでしか旅行してないんで、見習わなくっちゃ (^^ゞ
でも、美味いもんは絶対外せないと言うのは共通ですね (^。^)
筑豊付近の景色、なって、どこか懐かしい雰囲気なんですよね。
ノスタルジックな風景と食事を楽しめて、いい経験ができました。
なかでも、乗務員の皆さんの応対には感動させられました。
GRIさんの山行も、今年はそろそろ終わりですか?
今度は燻製とスキーの季節ですね〜♪