しじみ亭奈良屋～十三湖

津軽半島中部、日本海に面した十三湖は、青森県では小川原湖、十和田湖に次いで３番目の大きさ。
十三湖の名は、この湖に流入する河川の数が１３本であることに由来するらしい。
小川原湖同様、海水と淡水が入り混じる汽水湖で、特産のしじみは大ぶりなので有名だ。

国道３３９号線沿い、十三湖を臨む場所にあるしじみ料理の店。名前もズバリ、「しじみ亭 奈良屋」
さすがにゴールデンウィーク真っ只中、２０分ほど席待ち。頼んだのは「しじみ三昧」コースと「しじみ定食」


しじみ三昧コース最初のメニュー「しじみチャウダー」


しじみ三昧の膳


しじみの炊き込みご飯。ダシがしっかり滲みこんで旨い！
でも、殻ごとのしじみが山ほど入っているので、ご飯と一緒にバキッと食べてしまわないよう要注意。
（私はやっちゃいました・・・・)


こちらは、しじみ定食。ホタテの貝焼きを食べたのは、実は今回が初めて。
なかでも、特に美味しかったのは、しじみラーメン。小川原湖でも食べたが、個人的にはこちらの方が好みかなぁ。


しじみを使った様々な製品がずらりと並ぶ店内。どれも美味しそうで、あれもこれもと手が出てしまう。
　　

津軽半島ドライブ

早朝は小雨がちだった天気も、酸ヶ湯を過ぎる頃には回復の兆しあり。
おかげで、雨に濡れることもなく、弘前城の桜を堪能できた。
予想外の上天気に恵まれたため、桜の弘前城を後にして、思い切って津軽半島一周ドライブを敢行することに。
津軽方面に足を踏み入れるのは、１年前に青森に越してきて以来初めての経験だ。

弘前市の郊外には様々な果樹園が広がっている。風薫る季節、爽やかなドライブだ。
そこに、端正な岩木山が姿を現した。


五所川原の北隣り、旧金木町は太宰治の出身地。生家が「斜陽館(太宰治記念館」として開放されている。
この建物は、津島家（太宰の生家）が昭和２５年に手放して以来、４６年間旅館として営業していたそうだ。


背の高い煉瓦塀が屋敷を取り囲む。


途中、五所川原市、十三湖に立ち寄りながら、津軽半島を縦走。竜飛岬へと至る国道３３９号線をひたすら北上する。
ようやく「風の岬」と呼ばれる竜飛岬に到着。ここが津軽半島最北端。視程がよい日は北海道が見える。


竜飛岬灯台


竜飛岬と言えば思い浮かぶのが、石川さゆりの「津軽半島冬景色」
さすがに名曲だけあって記念碑まで建立されており、中央の赤いボールに触れると、歌が流れてくる。
　　　　　　　♪♪♪ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと～♪♪♪


自宅を出発して、八甲田南山麓、弘前、五所川原、十三湖を通って竜飛岬へ。
帰路は陸奥湾を左に見ながら、青森市、八甲田北山麓、七戸を経て三沢に到着。総走行距離 ３８０ｋｍ。

さくらまつり～弘前城

弘前城の桜が満開を向かえたのは５月３日。
残念ながら一番いい時期には行けなかったが、５日の朝、八甲田連峰の南山麓を抜け、弘前に向かった。
既に盛期を過ぎていたものの、弘前城の桜はやはり素晴らしい。
特に、本丸の枝垂桜は、まだ多くの花を残していて見応えがあった。


外堀を埋め尽くす薄紅色の花びら・・・・


遠くを見つめる未唯、枝垂桜に囲まれて思案顔。もうじき１７歳、どことなく哲学者の風格を漂わせて・・・・。

またまた、やまびこ

久しぶりに訪ねてくれた友人夫婦と共に「やまびこ」へ。
北国の春もいよいよ本番となり、ご主人の渓流釣りや山菜採りが本格的にスタートしたらしい。
「おまかせ御膳」が活況を呈する時期だ。

こごみのおひたし


筍と牛肉の炊き合わせ


山ニラとこごみの和えもの


岩魚のマリネ


続いて、岩魚の塩焼きと姫竹


コシアブラがたっぷり入った炒飯。


友人が一緒に飲むために持ってきてくれた日本酒「呼友」
新潟は朝日酒造の手になるこの酒だが、「久保田」とは異なるコンセプトで造られているとのこと。
友を呼ぶ酒・・・・まさに、久しぶりに旧交を温める我々にぴったりの酒！

オランダ・ベルギーのおみやげ

妻の母から宅急便が届いた。中身は、珍しいビールやチョコレート。
母は昔から旅行が大好きで、時間を見つけては友人たちとあちこち出かけている。

カレンダーはオランダ、ビールとチョコレートはベルギーから。

ちょうど今夜、燻製を送ってくれた友人が訪ねてくれるので、すぐにビールをキンキンに冷やしておこう。