ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

happy valentine 2023

2023年02月14日 | 日記
今日はバレンタインデーですね。朝、妻からチョコレートを手渡されて思い出しました。結婚してずいぶん経ちますが、やはりうれしいものですね(笑)


キャラメルとチョコレートを組み合わせたトリュフ。カリッとかじると、中から芳醇なキャラメルソースが流れ出します。


もう一つは、カカオパウダーでコーティングしたアーモンド。ウイスキーと一緒に食べても美味しそうです。


今日は、いつも美味しい焼き菓子を送ってくれる東京の友人からガトーショコラクラシックが届きました。焙煎したての国立コーヒーロースターのコーヒー豆と、前にも送ってくれたスパイシーナッツも一緒に……。
ガトーショコラは、料理研究家ムラヨシマサユキさんのオンラインレッスンを受けて焼いたものだそうです。


深く濃い味わいのガトーショコラと国立コーヒーで、充実のカフェタイムを過ごしました。しっとりして濃厚、すごく美味しかったです~♪


ジムの友だちからも、いろいろ戴きました。ありがとうございます。


コメント (6)
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旦過市場の今

2023年02月12日 | 北九州
笑福亭鶴瓶さんに密着したドキュメンタリー映画『バケモン』はメールで事前予約をしていたのですが、当日会場でのチケット引き換えは混雑が予想されたため、上映に先立って昭和館仮事務所に行ってきました。
(小倉城とアオサギ)

魚町ビッコロ三番街に先月オープンした昭和館の仮事務所。ビッコロ三番街は、魚町銀天街とサンロード魚町を結ぶ路地裏のような空間で、小さく簡易な店構えの飲食店や雑貨店などが集まっています(「ビッコロ(vicolo)は、イタリア語で「裏通り」の意味)。上映前の4日間、ここでチケットの引き換えが行われました。


昭和館仮事務所の隣は、ビストロ青山。せっかくなので、こちらで遅めのランチを戴くことに……。
(ビストロ青山は、以前は新旦過横丁にあった「えしぇ蔵」。2度の火災に遭って閉店を余儀なくされましたが、昨年10月、「ビストロ青山」と名前を変えてビッコロ三番街に移転しました)


店の前に置かれた看板には「ランチ営業からワイン飲めます」と。でも、この日は車だったので断念。ところが、私たちに続いて入店された女性は、まず白ワインを注文していました。羨ましかったです~🍷


カルパッチョ風の季節のサラダ。スズキの昆布じめの風味がよく、シャキッとした野菜とドレッシングの相性も良かったです。


近ごろ自分でもオムライスを作り始めたので、手際よいシェフの調理を見て勉強しました(笑)


ランチの後は、旦過市場に足を延ばしました。写真左奥の一帯が、昨年の火事で被災した地域です。


平日だったので人通りは多くありませんでしたが、半分くらいの店舗が営業していました。


小規模ながら個性的な商店が多かった旦過市場。


早く元気を取り戻してほしいと思います。


この付近が火事の被害が大きかった場所。現在は、テントでの仮営業が行われています。


小倉昭和館の跡地一帯。完全な更地となっていますが、今年の暮れには新しい昭和館が再建される予定です。


北九州市立大学の学生さんたちが主体となって運営し、様々なイベントの企画・運営を行っていた大學堂。旦過市場のユニークな交流スペースとなっていましたが、建物が火事で損傷し解体されてしまいました。幸い、北九州市の有形文化財で築100年の「岩田家住宅」(北九州市門司区東本町2-6-24)に移転することができ、昨秋から門司で運営を再開しています。


北九州市出身の詩人で画家、詩太さんの『希望色のくじら』が掲示されていました。
被災した地域を覆う仮囲いに絵や応援メッセージや写真を展示して、旦過市場の復興を願おうという北九州市の取り組みの一環で、詩太さんが地元の子供たちと一緒に描いたものです。
日常は取り戻すものではなく 新しく築くもの
あなたと私と みんなで作る 今日の幸せ。


私の好きな「小倉かまぼこ」は健在。以前と同じ場所で変わらず営業していました。


いくつか選んで、この日のおつまみに……🍺


🍀

今朝(2月12日)の読売新聞文化面「文庫新書」書評欄で、アミの会編『ここだけのお金の使いかた』が紹介されていました。妻の短編『二千万円の差額』も収録されています。


「お金にまつわる悲喜こもごもが描かれていて、身につまされる」とのコメント。たくさんの人が手に取ってくれたらうれしいなぁ。
コメント (2)
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週末は男子ごはん~冬野菜とベーコンのポトフ

2023年02月10日 | 男子ごはん
立春を過ぎ、七十二候ではそろそろウグイスが初音を聞かせてくれる時候。しかし北九州では、まだそんな気配は感じられません。
今日 2月10日は、北九州市の生誕60周年記念日です。門司、小倉、戸畑、若松、八幡の五市が合併して誕生した北九州市も、ついに還暦を迎えました。
さて、今週の男子ごはんです。

《冬野菜とベーコンのポトフ》オレンジページcooking 冬「ごろごろ冬野菜とベーコンのポトフー」
まず最初は、飛田和緒さんの「冬野菜をたっぷりとシンプルに!」というコーナで紹介されていたポトフです。
鍋でオリーブオイルとニンニクを熱し、香りが立ったら大根、蕪、タマネギ、セロリ、ニンジン、ジャガイモとベーコン、ウインナーを入れ、かぶるくらいの水を注いで火にかけます。沸騰したら火を弱めて30分から40分くらい煮込んだらでき上がり。(蕪だけ圧力鍋を使用。コンソメを加えました)


蕪とタマネギは丸ごと投入。その他の野菜も大きめに……。ブラックペッパーの香りが食欲中枢を刺激します。


《ベーコンとねぎの炒めもの》
ポトフに使った札幌バルナバハムの「農家のベーコン」は、ドイツ農家の昔ながらの製法を再現しており、表面の黒い色と、風味ゆたかで味に深みがあるのが特徴だそうです。そのままで味わいたかったので、残しておいて長ねぎと一緒に炒めました。


軽く焼き目がつくくらいが、歯ごたえもよくコクが感じられ、ねぎの甘みと相まって美味しかったです。


《えびと豆腐の炒め煮》オレンジページcooking 冬「えびと豆腐のふわとろ炒め煮」
ごま油を熱したフライパンに溶いた卵を流し入れ、半熟になったら別皿へ。塩・胡椒して片栗粉をまぶしたえびをごま油で炒め、みじん切りのねぎとニンニクを加えて炒め合わせます。煮汁(水、酒、鶏がらスープの素、砂糖、塩、胡椒)と豆腐を入れ、煮立ったら水溶き片栗粉でとろみ付け。卵を戻し入れてさっと混ぜたら完成です。絹ごし豆腐と卵のとろみが、ねぎの歯ざわりやえびのぷりっとした食感を引き立てていました。


《豚バラと厚揚げのみぞれ鍋》ESSE 2023年1月号「豚バラと厚揚げの和風みぞれ鍋」
鍋にだし汁、酒、醤油、みりん、塩を入れて煮立て、片栗粉をまぶした豚バラと厚揚げを加えます。アクをとりながら弱火で10分。青梗菜を根元、葉の順に加えて更に2~3分火を通したら、大根おろしを載せてでき上がり。おろし生姜を加えるほどに風味が増し、体がぽかぽかに温まりました。


少し前ですが、東京に住む姪夫婦がブイヤベースのセットを送ってくれました。


イカ以外はすべて切り分けてあるので、レシピに従って順番に煮込んでいくだけです。


カニやえび、ホタテやアサリなどの旨みがスープに溶け出して濃厚な美味しさ。翌日は、残ったスープでパスタを作りました。


友だちから戴いた粕漬けの素とクリームチーズ。


粕漬けの素にクリームチーズを漬け込んでひと晩。黒胡椒をパラッと振ってワインのお供にしました。粕漬けですから、もちろん日本酒や焼酎にもぴったり。これはいいものを教えてもらったなぁ (^^ゞ


晩酌の〆は富士山麓をロックで……。


Amazonに注文していた『安倍晋三回顧録』が届きました。志半ばにして凶弾に倒れた安倍元総理。日本のリーダーとして何を考え、どう行動したのか、日本をどこに導こうとしていたのか……。こんなに早く回顧録が世に出るのは、日本では滅多にないこと。じっくり読みたいと思います。
コメント (4)
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昭和館 特別上映~落語家 笑福亭鶴瓶を撮り続けた17年『バケモン』

2023年02月08日 | 北九州
昨年夏の火災で焼失した小倉昭和館ですが、館主の樋口智巳さんが再建を目指すと決心されてから、場所を間借りしながら特別上映会を続けています。今月初旬に行われた第4回特別上映は、17年間にわたって落語家 笑福亭鶴瓶に密着したドキュメンタリー映画『バケモン』。数々のTV番組を手掛ける山根真吾監督が、鶴瓶さんや関係者を撮り続けた1,600時間にも及ぶ映像をまとめたものです。2021年に公開されたこの映画は、コロナ禍で疲弊する映画館にエールを込めて、上映料無料で配給されたのだそうです。
加えてこの特別上映では、映画のあとに笑福亭鶴瓶さんの落語会が行われました。昭和館が再建を目指していることを知った鶴瓶さんからの申し出で実現した、ギャラ無料、入場料無料(映画代のみ)のボランティア落語会です。


この日の会場は小倉井筒屋9階、パステルホール。本館8階の連絡通路を通って新館に向かいます。


パステルホールのロビー。手前は昭和館グッズ販売コーナー、奥のテーブルが受付です。上映1時間前ですが、かなり大勢の観客が集まっていました。


再建が決まって、尚いっそう注目が集まる小倉昭和館。この日は、鶴瓶さんご本人が登場することもあってか、TVカメラも入っていました。


17年間1,600時間に及ぶドキュメンタリーは、山田監督が鶴瓶さんの落語「らくだ」を観て衝撃を受けたことからスタートしました。かつてはタレント活動の比重が大きかった鶴瓶さんが、50歳になって本格的に挑戦を始めた落語。中でも「らくだ」は、師匠六代目笑福亭松鶴の十八番で、その芸に近づくために、鶴瓶さんが取り組み続けてきた大切な演目でした。


ドキュメンタリー『バケモン』は、演ずるごとに昇華していく「らくだ」を追い続けながら、「鶴瓶噺」のステージや楽屋裏、鶴瓶さんのご家族や同窓の友人たちが語る鶴瓶像を織り交ぜ、人間「笑福亭鶴瓶」の日常を切り取り、濃密な17年間を描きだしています。


会場内で販売された、旧昭和館の売店にあった昭和館グッズ。昭和館は地元の障がい者が心を込めて作るお菓子などの販売を行うことで、自立支援や収入の向上にも一役買っているんです。また、昭和館ブレンドは、コーヒー焙煎の世界大会優勝者後藤直紀さんが、昭和館をイメージしてブレンドしたオリジナル。家に帰って、昭和館の懐かしい味や思い出を振り返りながらひと息つきました。


すでに昭和館HPでは発表されていましたが、この日、樋口館主から昭和館の再建が決定された旨、改めて報告がありました。今は更地となっている旧昭和館跡地に、新たな昭和館が誕生するのは今年の12月。建屋は一つ、スクリーンも一つになりますが、思いがけず早い時期に昭和館の再興が実現する運びとなって本当によかったです。
コメント (4)
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とらふぐ専門料理店 ふく処さかい@下関

2023年02月05日 | 食べ歩き
今夜は満月(午前3時半ごろ)。2月の満月は「スノームーン」と呼ばれます。寒い今の時期にぴったりくるネーミングですね。2023年の満月の中では最も距離が遠く、一番近くて大きいスーパームーンに対して、マイクロムーンとも言うそうです。

前の職場の仲間が集まることになり、久しぶりに下関に出かけました。
海峡ゆめタワー。数年前までは、ほぼ毎日見ていた懐かしい眺めです。椰子の木がそびえているだけで、南国リゾートのような雰囲気が漂いますね。海峡ゆめタワーを高層ホテルに見立てれば、ワイキキのカラカウア通りに似ていなくもありません (^^♪


唐戸市場の真ん前にある「とらふぐ料理専門店 ふく処さかい」は、とらふぐ専門の老舗ふく問屋「酒井商店」の直営店。一日昼・夜それぞれ4組限定で、刺身を最高の状態で提供することにこだわり、活〆してから寝かすために5日前までの完全予約制となっています。
そのふく刺しがこちら。一般的なふく料理店よりも肉厚でした。ふくの皮も、黒い皮、灰色の皮、白い皮など4種類。また、下関ではふくの刺身に添えるのは、ふぐ料理専用の「安岡ねぎ」と決まっていて、太さわずか1㎜ほどの繊細さ、やわらかな食感や香りが特徴です。


どの部位をどのように調理するのか、ふく提灯を使って説明してくれる女将さん。
当たれば死ぬことから大阪で「てっぽう」と呼ばれるふぐですが、下関では「ふく」と言います。一般的には、「福」と読んで縁起をかついだのが由来とされますが、怒ると腹をぷっくり膨らませることから「フクるる」を略したのが語源とも言われるなど、諸説あるようです。


この店のビールは、グリーンのボトルと大樹のマークが印象的なハートランド。麦芽100%のピルスナーです。


外はサクッと軽い食感、中はもっちりジューシーな小ふくのから揚げ。


ひれ酒を注文。火をつけてアルコールを飛ばすと、尚いっそう香ばしさが増します。


これまで経験したことがないほど、濃厚な焼きひれの風味。美味しくて3杯お替りしました (^^ゞ


どーんと豪快なふくちり。下関で味わうふくは、刺身も鍋も最高です。


〆はやはり雑炊で。実に上品な味ですヽ(^o^)丿


昔の同僚たちとの久しぶりの再会で、賑やかで楽しい時間を過ごし、美味しいふく料理を堪能しました。
ところで冬の鍋料理では、西のフグに対して東のアンコウとよく言われますね。確かにアンコウ鍋と言えば福島県や茨城県が浮かびますが、実は、アンコウの水揚げ日本一は山口県下関市。そんな訳で、下関にはふぐ料理の店のみならず、アンコウを出す店も多いんですよ。

ふく処 さかいふぐ / 下関駅幡生駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

コメント (4)
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