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三色せいろ @一栄


先日行った「美蕎」もなかなかいいお蕎麦屋さんですが、それと「対極」をなすお店が、今日行った『一栄』。

駅からは少々遠いのですが、会社から比較的近いお店です。とは言っても、一番近くにあって「ランチ」メニューもある「満留賀」へ行くことが多く、先日久しぶりに行った「美蕎」のお蕎麦と比べたくなって行った次第です。

改めてネットで調べたら、「足利一茶庵」系のお店で、お品書きも、普通の蕎麦に田舎に更科に、数々の変わり蕎麦が並んでいます。
値段もせいろ650円からと庶民的。
(店内にジャズは流れていません。どちらかと言うと民謡が似合いそうな感じ)

今日頼んだのが、奮発して三色せいろ。
説明するまでもなく、真ん中の白いのがさらしな蕎麦。

まず一口なにも付けずに口に運ぶと、蕎麦の甘さが感じられます。
続いてお汁を少しつけていただくと、結構いい弾力と喉越し。

続いて、右のせいろをいただきます。
こちらは二八で打っているそうですが、さらしなに比べると蕎麦の香りがより強く感じられます。

こちらでは薬味に、さらしネギと大根おろし、ワサビの3つが出てきます。
まずは、ワサビを少しお蕎麦に載せていただいてから、大根おろしに挑戦。
どちらも美味しい。

最後に手を伸ばしたのが左側の田舎蕎麦。
ずっしりとした食べ応え。蕎麦の香りを一層強く感じます。

カウンター越しに出された蕎麦湯は、「美蕎」のトロリとしたタイプではなく、割とサラッとした普通のお蕎麦屋さんででるような蕎麦湯でした。(もしかして、遅い時間だと違うのかも?)

ホント、飾らない普通の構えのお蕎麦屋さんですが、お蕎麦の実力は◎!

ただ、残念なのが店内が少々雑然としていること。
置いてある新聞はさすがに今日の新聞でしたが、週刊誌は12月の「週刊朝日」。

蕎麦の実力とこの落差をどう感じるか、微妙な気分です。
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