ギアラ葱 ＠焼肉「江畑」

今日の東京は　昼頃は日差しがありましたが、ほぼ一日薄曇り。
夕方からは気温も下がって、自然の風で涼を取りながら眠れそうです。

気候が涼しいのは嬉しいのですが、夕刊にはゾッとする活字が躍っています。

安倍内閣は、内閣法制局長官に集団的自衛権の行使に積極的な官僚を任命する意向を固めているようですが、先日の『ナチに学ぶ…』といった副総理を抱える内閣だけに、これまでの見解を一気にひっくり返してしまうことが懸念されます。
そんなに急いで　この国をどこへ持って行こうとしているのでしょう？？

さて、話題は京都の夏休み。
神輿洗い（２８日夜）の前に腹ごしらえ…と思って、西陣にある『江畑』に行ってみました。
８０年ほど前に建てられた遊郭を改築した建物で、映画の「五番町夕霧楼」は西陣に実在した地名だそうです。

最初にいただいたのは、ハツ刺し

こちらは　２８日の再掲

お通しのキャベツのざく切りで口直しをしながら、塩焼きをお任せで見繕ってもらいましたが、ここ「江畑」ではカウンターに座ると”あぶり焼き”の極意を極めた店員さんが目の前で世話をしてくれて、頃合いを見計らって「ハイ、どうぞ」
写真は撮りませんでしたが、タン塩もとろけそう

続いて、ホルモン系でいただいたのが大腸部分の「しま腸」
縞の入っていない側には脂がついているので、そちらをジンワリと焼いて余分な脂を落とせば、縞々模様の側はサッと炙ればＯＫ

うん、これまで食べていたホルモンとは一味もふた味も違います

赤身系のハラミなどをいただいた〆は「ギアラ葱」
ギアラ（ギャラ）は　牛の第四胃で、関西では赤センマイとも呼ばれています。
「ギアラ：という名は、第四胃といっても実際には腸のような役割をしているので、偽の腹「偽腹」（ぎはら）と呼ばれ、それが訛って「ギアラ」と呼ばれるようになったといわれています。

まずは網の上でギアラをこんがり焼いて、、、


こんがり炙ったところに　九条ネギをたっぷり載せて　香ばしさを加えます

あとは白ご飯と一緒にいただいた　ハチノス（第二胃）や野菜がタップリ入ったスープがこれまた　絶品

「チョッと食べ過ぎたかな？」と思うくらいお腹は一杯になりましたが、食後にいただく「棒のアイス」は別腹

お品書きには　食指の動く『ステーキ』もありましたが、そこまで行けずに撃沈させられた「江畑」でした