Enoの音楽日記

オペラ、コンサートを中心に、日々の感想を記します。

スイス旅行

2013年07月19日 | 身辺雑記
 山仲間6人で行った今回のスイス旅行、結構大イヴェントでした。一昨年からスイス旅行の話が出ていましたが、本当に行くとなったのは昨年暮れ頃。年が明けて今年の1月に皆さん我が家に集まりました。わたしが作った叩き台をもとに、ああでもない、こうでもないと。

 山仲間といっても、希望は様々でした。ユングフラウヨッホに行きたいという希望は一致していましたが、それ以外にはひたすら歩きたい人、ベルニナ特急に乗ってみたい人、ツェルマットにも行ってみたい人……。日数は約1週間。さて、どうするか。

 日程案の2案、3案を作るにつれて、だんだん絞られてきました。チューリヒに入って1泊→グリンデルワルドに移動して3泊→ツェルマットに移動して2泊→氷河急行に乗り(クールで乗り換えて)チューリヒに戻って1泊→翌日帰国というスケジュールに落ち着きました。

 一番気になったことは費用です。皆さんツァーに乗る気はまったくないようですが、結果的にツァーのほうが安かったということになれば、これは申し訳ありません。皆さんに迷惑をかけないためにも、ツァーより安く上げることが、わたしにとっては至上命題になりました。

 結果的に飛行機代、ホテル代、鉄道代、登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ代、食事代をひっくるめて30万円ほどで上がりました。あとは希望者のみのオペラ代と個人費用(飲み物代やお土産代)くらい。まあ上出来かなと。

 現地では天気に恵まれて、目いっぱい歩くことができました。アイガーもユングフラウも、そしてマッターホルンも見えました。皆さん楽しんでくれてなによりです。

 皆さんすでに退職して、第二の職場で働いている人が(わたしを含めて)3人、それもやめてしまった人が3人。スイス旅行は人生のご褒美のつもりです。スイスの山を歩きながら、「仕事ではいろいろあったけど、そのご褒美だ」とか、数年前にくも膜下出血をした人は「生きていてよかった」とか話していました。

 わたしも現地では添乗員の真似事を楽しみました。

 最終日にはチューリヒ空港まで皆さんを見送りました。別れるときに握手をしてくれた人が二人もいました。たぶん皆さん気分が高揚していたのでしょう。その後市内に戻りましたが、夜のオペラまで時間があったので、チューリヒ美術館に行きました。でも、さすがに疲れがドッと出て、美術鑑賞には身が入りませんでした。
コメント
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