「課長 島耕作」
中川翔子さんが理想の男性だと言うので改めて読んでみる。←バカですねぇ
簡単なプロフィールを言うと
大手家電メーカー・初芝電器産業株式会社 販売助成部課長
ひとり娘・奈美がいるが妻とは離婚。原因は仕事。
さてそのキャラクターの特徴は
★派閥に属さない団塊の世代
島耕作は出世よりは自分の好きな仕事を自由にやりたいタイプ。
現場の仕事も好きだ。
能力を認められて派閥に入らないかと誘われるが、独立独歩でいることが自分の立ち位置だと考えている。
そして有能。
ハリウッド・コスモス映画の買収など数々の困難な仕事もこなして来た。
派閥争いに巻き込まれてクビになりそうになると、必死に戦ったりもする。
★ともかく女性にもてる。
そんな出世にこだわらない島の人柄ゆえかともかくモテる。
彼の部下は必ず島のことを好きになるし、ラスベガスの女性ディーラーなどはおまけをして勝たせてくれる。
島耕作最大の恋人と言えば、初芝創業者の隠し孫・大町久美子だが、久美子に言い寄られた時に思ったことが「この誘惑にあらがうほど俺は人間ができていない」←何とも都合のいい自己正当化!
おまけに島は同期のエリート・樫村←オトコにもせつない胸の内を告白されてしまう。
島耕作が行く所、必ずロマンスがある。
しかも自分から行動に出なくても相手が寄って来るのだから、ともかくうらやましい。
★正義派
島が女性の部下に慕われる理由は彼が正義派だからだ。
ショウルーム課の課長・今野のセクハラ。
島は今野を糾弾する。
結果、今野派閥のボス福田に睨まれて飛ばされそうになるが、そんなことは構わない。
その他、初芝レーシングチームのレーサーに部下が体を求められた時にもやめろと言う。
それでレーサーが降りてレースに負けても構わない。
こんな所が島が人気のある秘密だろう。
★子供にとっては良き父親
子供の奈美は妻に引き取られているが、妻は別の男と情交をかわし、奈美は時々さびしくなる。
そんな時、奈美をあたたかく受け入れるのが島だ。
奈美が遊びに来る時、恋人から電話がかかってきたり仕事が入ったりすることもあるが、奈美への愛情は揺るがない。
こんな所も島に共感を呼ぶ部分だろう。
★女性にもお薦め!
さてこの様なキャラクターの島耕作。
僕は初めて読んだ時、これは男性サラリーマンのファンタジーだなと思った。
派閥争いから離れて自分の仕事を行い、長い物には巻かれない。
たくさんの女性が寄ってきて、おまけに出世してしまう。(現在では「社長 島耕作」になっている)
世の男性サラリーマンからしたら、うらやましい生き方だろう。
しかし今回読み直して島耕作は女性にも共感されるのではないかと思った。
OLの方は「こんな上司がいたらいい」と思うだろうし、主婦の方は自分の夫と比べて「何と島さんはかっこいいんだろう」と思うに違いない。
何と言ってもショコタンの理想の男性だし。
弘兼憲史さんの絵に抵抗のある方もいらっしゃるだろうが、『リーマンもの』として滅茶苦茶面白い。
ぜひご一読を!
中川翔子さんが理想の男性だと言うので改めて読んでみる。←バカですねぇ
簡単なプロフィールを言うと
大手家電メーカー・初芝電器産業株式会社 販売助成部課長
ひとり娘・奈美がいるが妻とは離婚。原因は仕事。
さてそのキャラクターの特徴は
★派閥に属さない団塊の世代
島耕作は出世よりは自分の好きな仕事を自由にやりたいタイプ。
現場の仕事も好きだ。
能力を認められて派閥に入らないかと誘われるが、独立独歩でいることが自分の立ち位置だと考えている。
そして有能。
ハリウッド・コスモス映画の買収など数々の困難な仕事もこなして来た。
派閥争いに巻き込まれてクビになりそうになると、必死に戦ったりもする。
★ともかく女性にもてる。
そんな出世にこだわらない島の人柄ゆえかともかくモテる。
彼の部下は必ず島のことを好きになるし、ラスベガスの女性ディーラーなどはおまけをして勝たせてくれる。
島耕作最大の恋人と言えば、初芝創業者の隠し孫・大町久美子だが、久美子に言い寄られた時に思ったことが「この誘惑にあらがうほど俺は人間ができていない」←何とも都合のいい自己正当化!
おまけに島は同期のエリート・樫村←オトコにもせつない胸の内を告白されてしまう。
島耕作が行く所、必ずロマンスがある。
しかも自分から行動に出なくても相手が寄って来るのだから、ともかくうらやましい。
★正義派
島が女性の部下に慕われる理由は彼が正義派だからだ。
ショウルーム課の課長・今野のセクハラ。
島は今野を糾弾する。
結果、今野派閥のボス福田に睨まれて飛ばされそうになるが、そんなことは構わない。
その他、初芝レーシングチームのレーサーに部下が体を求められた時にもやめろと言う。
それでレーサーが降りてレースに負けても構わない。
こんな所が島が人気のある秘密だろう。
★子供にとっては良き父親
子供の奈美は妻に引き取られているが、妻は別の男と情交をかわし、奈美は時々さびしくなる。
そんな時、奈美をあたたかく受け入れるのが島だ。
奈美が遊びに来る時、恋人から電話がかかってきたり仕事が入ったりすることもあるが、奈美への愛情は揺るがない。
こんな所も島に共感を呼ぶ部分だろう。
★女性にもお薦め!
さてこの様なキャラクターの島耕作。
僕は初めて読んだ時、これは男性サラリーマンのファンタジーだなと思った。
派閥争いから離れて自分の仕事を行い、長い物には巻かれない。
たくさんの女性が寄ってきて、おまけに出世してしまう。(現在では「社長 島耕作」になっている)
世の男性サラリーマンからしたら、うらやましい生き方だろう。
しかし今回読み直して島耕作は女性にも共感されるのではないかと思った。
OLの方は「こんな上司がいたらいい」と思うだろうし、主婦の方は自分の夫と比べて「何と島さんはかっこいいんだろう」と思うに違いない。
何と言ってもショコタンの理想の男性だし。
弘兼憲史さんの絵に抵抗のある方もいらっしゃるだろうが、『リーマンもの』として滅茶苦茶面白い。
ぜひご一読を!