平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

正義の味方 第9話

2008年09月04日 | ホームドラマ
★サスペンス
 今回の見所は
・槙子(山田優)の正体がいつ良川(向井理)にバレるか?
・我慢に我慢を重ねた槙子がいつ爆発するか?
 それを容子(志田未来)目線で見せてくれる。
 視聴者は容子といっしょになってハラハラドキドキする。
 ホームドラマにおけるサスペンスシーンだ。

 我慢については槙子はかなりがんばった。
・パリの新婚旅行の中止
・豪華な部屋の交換(思い出の部屋ということで交換はなされなかったが)
・OB連発のゴルフ
・チーズケーキの店まで徒歩、おまけに1時間待たされ子供に譲ってしまう。
・休暇に来ていた次官の接待
・食べられなかったすっぽん料理
・少ないチャーシュー
 少ないチャーシューを除いて、その他の状況はいずれも槙子が良川にキレてもおかしくない状況。
 これで視聴者はハラハラする。
 ホームドラマでもサスペンスシーンが作れるといういい例だ。

★さてどう解決するか?
 今後の興味はラスト1回の最終回でどう解決するかだ。

 もともと槙子と良川は共感や共通点のない無理な結婚。
 フツーのドラマなら決裂して当然の所だが、このドラマはコメディ。
 決裂したら笑えない。
 作者の腕の見せ所だ。
 ポイントはビル・ゲイツかな?
・槙子に関わった男は皆出世している
・「この私が頭を下げるのはビル・ゲイツだけよ」と言ったこと
 これらのフリから予想されることは
 『良川は槙子といったん距離をおいてビル・ゲイツみたいな金持ちになって帰ってくる?』
 まあ、この作品ですからかなりの大花火をあげてくれるでしょう。

 容子と陸(本郷奏多)の関係も気になる。
 容子はその名のとおり容(うつわ)の大きい子だが、今回の姉のことは大きすぎて陸のことまで入らなかったらしい。
 槙子のことばかりでなく、もう少し自分のことを見つめればよかったのにね。
 この恋話に槙子が絡むなど、もう少し突っ込んで描いてほしかった。
 このままだと主人公・容子は姉に振りまわされただけのキャラで終わってしまう。

 さてどうまとめるか?
 展開の予想がつかないというのはいいドラマの証拠。
 あっと驚く最終回を見せてほしい。

※追記
 容子の『妹ブログ』。
 これが『鬼嫁日記』の様に大ヒットして本になりテレビドラマ化される。
 そんな展開もあるかもしれない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする