★お姉妹
もつれにもつれる槙子(山田優)と良川(向井理)。
コメディなのによくここまでフクザツに絡まった。
絡まった糸を解く方法は……子供。
だがイマイチ説得力がない。残念。
この作品、姉妹の物語だったんですね。
何よりも姉を優先する妹。
妹をこき使って自分の欲望をかなえる姉。
通常の姉妹の形とは大きくかけ離れているが、この関係が容子と槙子の姉妹の形。
人は様々、姉妹も様々。
こんな姉妹の形でも絆はしっかりある。深読みすればSMの関係。
クライマックスはこう。
責め立てられる槙子に容子(志田未来)は「お姉ちゃんの悪口を言わないで下さい!」
何だかんだ言っても容子は槙子のことが好きなのだ。
槙子も容子のために言う。
「欲しいものは取りにいけ!」
槙子も一応容子のことを気にかけている。
ふたりの絆を感じさせるエピソード。
★容子にとって幸せな場所とは?
容子は姉のことならあんなに行動力があるくせに自分のことだとウジウジでてんでダメ。
陸(本郷奏多)のことでも姉に命令されて、やっと動けた感じ。
少しは自分のために生きればいいのだろうが、今度はジュンくんの育児でかないそうもない。
でも容子にはそれが心地いいのでしょうね。
五郎が春子といっしょにいて幸せな様に。
まあこの作品について結論を言えば
『人はそれぞれ、幸せもそれぞれ。自分の心地いい居場所、幸せを探せばいい』
『どんないびつな関係でもバラバラな家族よりはマシ。当人同士が幸せならいい』ということでしょうね。
故・赤塚先生の言葉を借りれば「これでいいのだ!」
すべてを肯定する所に喜劇の本質がある。
※追記
槙子のせりふ。
「間に合わないわよ。欲しいものは欲しいとハッキリ言わなければ、手に入らないのよ!行きなさい!」
もしかしてこれの真意は陸のことじゃなくて『弁当がほしかった』ってこと?
他の方のレビューを読んで気がついた。
ふたとおりに解釈できるせりふ。
うーん奥が深い。
もつれにもつれる槙子(山田優)と良川(向井理)。
コメディなのによくここまでフクザツに絡まった。
絡まった糸を解く方法は……子供。
だがイマイチ説得力がない。残念。
この作品、姉妹の物語だったんですね。
何よりも姉を優先する妹。
妹をこき使って自分の欲望をかなえる姉。
通常の姉妹の形とは大きくかけ離れているが、この関係が容子と槙子の姉妹の形。
人は様々、姉妹も様々。
こんな姉妹の形でも絆はしっかりある。深読みすればSMの関係。
クライマックスはこう。
責め立てられる槙子に容子(志田未来)は「お姉ちゃんの悪口を言わないで下さい!」
何だかんだ言っても容子は槙子のことが好きなのだ。
槙子も容子のために言う。
「欲しいものは取りにいけ!」
槙子も一応容子のことを気にかけている。
ふたりの絆を感じさせるエピソード。
★容子にとって幸せな場所とは?
容子は姉のことならあんなに行動力があるくせに自分のことだとウジウジでてんでダメ。
陸(本郷奏多)のことでも姉に命令されて、やっと動けた感じ。
少しは自分のために生きればいいのだろうが、今度はジュンくんの育児でかないそうもない。
でも容子にはそれが心地いいのでしょうね。
五郎が春子といっしょにいて幸せな様に。
まあこの作品について結論を言えば
『人はそれぞれ、幸せもそれぞれ。自分の心地いい居場所、幸せを探せばいい』
『どんないびつな関係でもバラバラな家族よりはマシ。当人同士が幸せならいい』ということでしょうね。
故・赤塚先生の言葉を借りれば「これでいいのだ!」
すべてを肯定する所に喜劇の本質がある。
※追記
槙子のせりふ。
「間に合わないわよ。欲しいものは欲しいとハッキリ言わなければ、手に入らないのよ!行きなさい!」
もしかしてこれの真意は陸のことじゃなくて『弁当がほしかった』ってこと?
他の方のレビューを読んで気がついた。
ふたとおりに解釈できるせりふ。
うーん奥が深い。