平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

悲報~安倍首相が「どうでもいいじゃん」とヤジ! 日本の総理は安倍さんじゃなければ誰でもいいよ!

2015年08月22日 | 事件・出来事
 昨日の国会で安倍首相が「まあ、いいじゃん、そんなことは!」とヤジ。
 以前は「はやく質問しろよ」とヤジを飛ばして非難されたが、この人、まったく学ばないね。
 おごり、たかぶって、感情のおもむくままにしゃべる。
 緊急事態の際に、こんな自制の利かない人で大丈夫か?

 今回のヤジは、安倍首相がいつも言ってることと正反対。
「丁寧に説明する」と何度も言ってるくせに「まあ、いいじゃん、そんなことは!」。
 この人の言葉はウソばかり。
 表面的にはいい事を言っておいて、裏では正反対のことを考えている。
 このヤジの裏には、「俺が決めることは正しいんだから国会審議なんかどうでもいいじゃん」という気持ちがあるのだろう。
 やはり磯崎総理補佐官が「法的安定性は関係ない」と言ったのは首相の本音だったのではないか?

 ヤジを飛ばす相手が、女性議員であることも気になる。
「はやく質問しろよ」の時は辻元清美議員。
 今回は蓮舫議員。
 この人、女性を完全に下に見てる。
 女性にやり込められるのが嫌いみたい。

「すべての責任は私にある」
 って言葉も聞き飽きたね。
 新国立競技場、年金情報流出、閣僚や自民党員の不規則発言など、問題が起こるたびにこの言葉を発してきたけど、
 この人、一度も責任を取ったことがない。
 問題を起こした人間にも責任を取らせていない。

 昨日は株価が597円69銭下がった。
 中国の景気後退などが原因らしいが、日銀や年金を使っての買い支えがいよいよ難しくなってきたようだ。
 偽りの官製相場はいずれ崩れる。
 GDPはマイナスだし、貿易赤字は4期連続、2681億円の赤字。
 生活は苦しく、消費は落ち込み。
 アベノミクスのインチキがやっと見えてきた。

 もう安倍晋三氏でなければ日本の総理は誰でもいいよ。

 野田聖子さん、自民党の総裁選に出て安倍晋三を倒して下さい!

 ひさしぶりにこの画像を貼っておきます。

 
 ※生肉を使って、戦争法案を説明する安倍総理(笑)

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清水富美加さんって面白い~土屋太鳳さんを「いつ死んでも天国に行けるくらい、すごく良い子なんです」

2015年08月21日 | 監督・俳優・歌手・芸人

 少し前の『しゃべくり007』に、女優の清水富美加さんが出ていた。

 清水さんは現在、朝ドラ『まれ』で親友の蔵本一子役をやっているが、実は主役の津村希役でオーディションを受けていた。
 だが、主役は土屋太鳳さんになり、清水さんは一子役でどうか、と言われた。
 この提案に対し、清水さん、いろいろ迷ったらしい。
 主役のまれをやることにこだわり、断ろうと考えた。
 このあたり清水さん、すごいですね。
 『仮面ライダーフォーゼ』などのヒロインをやっていたとはいえ、清水さんはこれらからの女優さん。
 普通なら朝ドラの準レギュラーの脇役をやれるだけで、大喜びするはず。
 でも、主役にこだわった。
 そんな彼女を動かしたのが、お父さんの次のような言葉だったらしい。
「お前はまだ主役を張れる器じゃない。こんな有り難い機会はめったにないんだから、その器になれるように修行してこい」
 こう娘に言えるお父さんも立派ですね。

 主役を奪われた土屋太鳳さんに対して、どのような印象を持っているかと問われると、清水さんは次のようにツッコミどころ満載のコメント。
「いつ死んでも天国に行けるくらい、すごく良い子なんです」←勝手に殺すな~~!(笑)
「菩薩みたい」←すごい例え~~!(笑)
「差し入れも美味しいのを入れてくれる」←そこか~~!(笑)

 清水さん、否定してたけど、絶対、土屋さんに悪意をあるよな~。
 ここまで書いてお気づきかと思いますが、実は清水さん、すごく毒のある女優さんなんです。
 『まれ』のオーディションを受けた時、まわりのライバルたちが「一生懸命がんばります」と言っていたのを聞いて、心の中でこう思ってた。
「はいはい、頑張るのは当たり前だから。頑張るのそこじゃないから」(笑)
 14歳の時、現在のモデル事務所のオーディションを受けた時は、まわりにあまりにもきれいな人が多すぎて、自分が「アカだらけのブス」(本人談)であることを認識して、わざとマイクに顔をぶつけたりしてウケを狙った(笑)
 結果、グランプリは逃したが、ベストキャラクター賞を受賞!

 こうした気の強さや毒がそのまま『まれ』の蔵本一子役に繋がっているのだろう。
 脚本家さんは、清水富美加さんが演じることを想定して、蔵本一子を書いている。

 というわけで、エンタテインメントの世界にまた新しい女優さんが登場しました。
 現在、清水さんは深夜ドラマ『となりの関くん』に出演しているが、一子とはまったく違う、関くんに翻弄される真面目な女の子を演じている。
 清水富美加さんって演技の幅があるな~。
 今後もいろいろな役を演じられそう。
 逆に土屋太鳳さんは本人の菩薩みたいな性格や、まれのイメージもあり、明るい優等生しかできず、役の幅が狭まりそう。
 『まれ』終了後も清水富美加さんと土屋太鳳さんのライバル関係は続くのかもしれません。

 あとは、たとえ主役を逃しても、ベストキャラクター賞でも逆に輝くことがあるんですね。
 むしろそういう例の方が多いかもしれない。
 人生っていうのは深いです。


※関連映像
 清水富美加 しゃべくり007  朝ドラ「まれ」ぶっちゃけトーク(Youtube)

※追記
 清水さんは、〝ふみカス〟と呼ばれているそうです。
 自分でもラインなどで、その名を使っている様子。
 〝カス〟っていうのは、名前が〝ふみか〟だってこともあるだろうが、他にも「お前ってカスなやつだよな~」と言う時の〝カス〟の意味もあるのだろう。
 いいセンスしてる!

 結婚したい男性のタイプは、オードリーの若林さん。
 若林さんを選ぶあたり、これまたいいセンスをしてる!

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武藤議員、佐野研二郎氏~劣化とウソの現代日本! 現実はドラマよりも面白い? 

2015年08月20日 | 事件・出来事

 本ブログはドラマなどについて書くブログだったのだが、最近は政治や社会問題をテーマにしたものばかり。
 だって現実の方がフィクションより数倍面白いんですもん!

 たとえば、未公開株問題の武藤貴也議員。
 もし「国会議員枠の未公開株」なるものが存在しているのなら、インサイダー取引、第2のリクルート事件。
 存在していなければ、武藤議員による詐欺事件。
 いずれにしてもヤバい。
 おまけに武藤議員は自己中心的な若者が嫌いで、滅私奉公を信条とする人なのに、実は本人が欲望だらけの自己中人間だったというオチ付き!(笑)
 こんなシナリオ、どんな脚本家だって書けないよ(笑)

 一方、武藤議員は自らのフェイスブックで、「自分は被害者だ」と反論している様子。
 真偽のほどはいかに?
 『相棒』の杉下右京さん、この事件を解決して!

 そう言えば、この人のブログに次のような言葉があった。
「私には守りたい日本がある」
 日本は守らなくていいから、社会のルールを守って!(笑)

 東京オリンピックのエンブレム問題の佐野研二郎氏も面白い。
 何と訴えを起こしているベルギーのデザイナー・ドビ氏は、すごい弁護士を用意してきたのだ!
 その名はアラン・ベレンブーム氏!
 ベルギーの著作権問題の権威であり、ベルギー国王の弁護をしたこともある最強の弁護士!
 すごいよ~、盛り上がってるよ~。
 こうなると、日本側は『リーガルハイ』の古美門研介を抜擢するしかないね。

 ベルギー側には、いくらでも攻める材料がある。
・サントリーのトートバッグのパクリ(トレース?)問題。
・佐野氏が、画像共有サービス「Pinterest(ピンタレスト)」を利用していて、そこにベルギーの劇場ロゴも共有されていたこと。そのことを指摘されると、佐野氏はすぐに自分のアカウントを削除したこと。←証拠隠滅?
 ヤバい、ヤバイよ~!
 というか、JOCは何をやってる? 早く対応しろよ。本当に危機管理能力がないな。

 現在の日本は本当にヤバイ。
 昨年は、小保方氏、佐村河内氏、野々村氏。
 今年は、佐野研二郎氏、武藤議員。
 新国立競技場問題も東芝の不正会計もそう。
 劣化とウソでいっぱいだ。
 ドラマとしては面白いんですけどね。

 まあ、安倍晋三氏のような人物がいまだに総理大臣でいられるのだから、ヤバイのは当然と言えば当然なのですが。


※参照記事
 佐野研二郎氏の「ピンタレスト削除」騒動 真相はどうだったのか事務所にすべて聞いてみた(J-CASTニュース)

 佐野研二郎氏を提訴したベルギーの弁護士、王族直属の最強弁護士だったことが判明!(真実を探すブログ)

 
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文春スクープ~自民党・武藤貴也議員に金銭疑惑! 自分こそ金まみれの利己主義者ではないか!

2015年08月19日 | 事件・出来事
 戦争に行きたくない、というのは利己的と発言した自民党・武藤貴也議員に金銭疑惑!
 週刊文春のスクープによると、
 値上がり確実な未公開株を国会議員枠で買えると知人に声をかけて、23人から4104万円を集めたというのだ。

 へえ~、国会議員には、値上がり確実な未公開株を買える国会議員枠ってのがあるんだ?
 こりゃあ、すごい特権だね。
 武藤議員は滋賀県で当初、リベラルな嘉田前知事を支持し、ダム建設反対の立場をとっていたが、自民党から推薦が得られると一転して賛成にまわった人らしいけど、そりゃあ、こんな特権を得られるとなれば、宗旨替えもするよね。

 武藤議員、LINEでは、今回の未公開株について知人にこんな書き込み。
『あとこの案件はクローズだからね。正直証券会社からも国会議員のために枠押さえていることが一般に知れたら大変だと言っています。その辺は呉々も注意して下さい』

 アウトーーーーーーーーッ!
 こんな証拠が出てしまったら、言い逃れは出来ない。
 つーか、その証券会社ってどこよ?
 声をかけているのは武藤議員だけじゃないだろうから、他の国会議員って誰よ?
 やっぱ、国会って利権の温床だね。
 こんなにおいしいことがあるなら、議員歳費や政党助成金はいらないんじゃないか。

 ちなみにこの集まった4104万。
 結局、未公開株は買えず、秘書が約800万円を別の借金返済にあてていたこともあって、武藤議員はいまだに約700万円を返済していないという。

 おいおい、これって詐欺じゃないか?
 こんな人物が国会議員をやってていいのか?
 それに武藤議員の政治資金報告書はどうなっているんだ?

 武藤議員は<滅私奉公>を信条とする人らしいけど、結局、金、金、金で、自分の欲望まみれではないか。
 おいしい話があれば宗旨替えもするし、すぐに飛びつく。

 まあ、ここに戦争法案を進める政治家の本質がありますね。

 表向きは滅私奉公を唱えていながら、裏では自分の欲望に忠実。
 若者には利己的と言いながら、自分たちは戦争に行かない。
 平和を叫びながら、武器を売る。
 結果として武器産業から恩恵があり、戦争によって統治した国の利権が手に入る。

 こんなやつらに巻き込まれる自衛隊員や国民はいい迷惑。
 だから、平和とか公共とか、きれいごとを言う政治家は信用しない方がいいです。
 絶対、裏に何かあると考えた方がいいです。


※参照記事
 学生デモ批判 武藤議員が〝議員枠未公開株〟で4100万円集金していた(文春WEB)

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GDPマイナス1・6%~庶民はいい加減、最悪総理・安倍晋三を信じるのはやめましょう!

2015年08月18日 | 事件・出来事
GDP、3期ぶりマイナス…年1・6%減

 GDPが年1・6減。
 個人消費も前期比0・8%減。

 つまり景気はまったく良くなっていないってこと。
 いったい、アベノミクスとは何だったのか?
 単に株価を上げただけ。
 株を持ってる一部の人間を儲けさせただけ。
 しかも株価を上げているのは、国債やわれわれの年金資金を使って買い支えしているから。
 つまり官製相場。

 そして外国人投資家は、官製相場で国が買い支えしているので、安心して日本の株を買っている。
 しかし……。
 この日本政府による買い支えが終わった時が怖い。
 外国人投資家は一気に売りに転じ、日本株から撤退するということが予想される。
 そうしたら株は大暴落だ。
 かくしてわれわれの年金資金は外国人投資家に持っていかれて一貫の終わり。

 以上は最悪のシナリオだが、この可能性は大いにあるだろう。

 物価については、マクロ経済では日銀の目標に達していないのかもしれないが、
 庶民レベルでは、すでに十分に物価高だ。
 物の値段は全体的に上がっていて、単品では10円~20円くらいの値上がりかもしれないが、これが10品になれば10倍、おまけに消費税が8%でさらに上乗せ、多大な出費になる。
 しかも、買い物は何らかの形で毎日やっているわけで……。

 このあたりの感覚は
 お金の苦労を知らないお坊ちゃんの安倍さんにはわからないだろうな。
 彼が毎晩、高級ホテルや寿司店で、いっしょに飲み食いしているのは金持ち連中だし。

 戦争
 原発
 アベノミクス
 この3点セットで、日本は滅びるね。

 それに国の借金が1000兆以上もあるのに、どうして莫大な費用のかかる新国立競技場をつくろうとしたり、軍事費のかかる戦争に積極的に飛び込もうとするのか?
 戦争法案に関して言えば、アメリカから武器を買えって言われてるんでしょう? 国内の武器産業を儲けさせたいんでしょう?
 何が平和だ? 国民の生命財産を守るだ?

 安倍さん、軍事なんかに関わっていないで、もっと内政をしっかりやりましょうよ。
 戦争法案に一生懸命なあまり、アベノミクスの第3の矢なんて全然、出来ていないじゃないですか?

 この時代、安倍晋三という人物を総理大臣にしてしまったのは、大きな不幸である。

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花燃ゆ 第33回「花となるために」~花は散るのではない。解き放たれるのじゃ

2015年08月17日 | 大河ドラマ・時代劇

「花は散るのではない。解き放たれるのじゃ。
 人も花と同じじゃ。解き放たれて旅立つ。お前を惜しみなく降り注ぐ場所に」

 こうして文(井上真央)は、家と松下村塾から解き放たれて、ひとり歩んでいくことになった。
 彼女は新たに自分の居場所を探さなくてはならない。
 それは安らぎや甘えのない苦難の道。
 覚悟する文。

 桜の花はさまざまなイメージで使われますね。
『花神』では、花を咲かせる人~明治維新をつくった人。
『八重の桜』では、八重の人としての開花。
『秀吉』では、散る桜の中での大往生で、豊かな世の中をつくったことと死を表現。
 それで、今作では、散ること~解放ですか。

 父・百合之助(長塚京三)は最後まで<土の人>でしたね。
 地に足をつけて、カブを掘っていた。
 あとは家族が帰ってくれば風呂。
 そこには生活があり、変わらぬ営みがある。
 杉家の人たちは、思想やイデオロギーといった頭の中の世界とは別の世界に生きている。
 <地に足をつけた世界>と<頭の中の世界>
 思想・イデオロギーが生活より高級だというのは間違いですね。
 思想・イデオロギーは、しばしば争い事を引き起こす。
 <尊皇攘夷>か? <佐幕開国>か?
 高杉(高良健吾)たちと椋梨(内藤剛志)の戦いはまさにそれだった。

 椋梨と美鶴様(若村麻由美)には同情を禁じ得ない。
 何しろ藩を危機に追いやったのは、久坂玄瑞(東出昌大)や高杉たちで、椋梨はその後始末をしただけ。
 首謀者の首を差し出さなければ藩は潰されていただろうし、高杉たちが過激だったから、力には力をで、押さえつけた。
 現に椋梨は文にこう語っている。
「政(まつりごと)とは変わらぬ営みを守ることじゃ」
 文は「久坂も同じだった」と返したが、藩を危機に追いやったのだから、それは違うだろう。
 もっとも大きな目で見れば、結果的に明治維新がなって外国の植民地化から免れたのだから、「変わらぬ営みを守った」のかもしれないが。

 蛇足だが、山口県出身の安倍首相には、長州のメンタリティがあるのかもしれません。
 外国からの脅威から国を守るためには、既存の考え方である憲法9条は邪魔で、集団的自衛権を通さなければならない。
 外国に弱腰な民主党は幕末における幕府と同じ。
 でもな~。
 歴史から学ぶのは大切だが、幕末のモデルをそのまま現代に当てはめるのはどうだろう?
 それに明治維新がならなかったらならなかったで、別のもっと良い歴史があったかもしれないし。

 いずれにしても高杉たちは、安倍首相が「日本を取り戻す!」と言って政権についたように、「長州を取り戻す!」と言って藩の実権を握りました。

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終戦記念日~70年間、戦場でひとりも殺されなかったし、殺さなかったという歴史は誇りである

2015年08月16日 | 事件・出来事
 終戦記念日。
 昨夜、TBSの特番で久米宏さんが「どうして8月15日よりもっと前に戦争をやめられなかったのか?」と言っていたが、僕もそう思う。
 戦争指導者がもっと早く決断していたら、広島・長崎の原爆投下はなかった。
 4人にひとりがなくなったという沖縄戦もしなくて済んだかもしれない。

 戦争指導者が戦争をやめられなかったのは<国体の護持>と<自らの保身>のためである。
 戦場の兵士には「生きて虜囚の辱めを受けず」と、捕虜にならずに自殺することを強要してたのにね。
 国体の護持に関しても、大日本帝国はなくなったけど、新しく日本国はうまれた。
 国家とはそういうものである。
 そして、時として国家は、国民に国のために命を捨てろ、奉仕しろと強要してくる。
 法を無視し、個人の人権を否定しようとする。
 ですから、やたら「国」「国」という政治家は信用しない方がいいです。
 そう言えば、自民党とかいう政党には、法を無視していいという首相補佐官や人権や国民を否定する政治家がいましたね。
 危ない、危ない。

 昨日は靖国神社に多数の政治家が参拝した。
 閣僚からは、高市早苗総務相、有村治子女性活躍担当相。自民党の幹部からは稲田朋美政調会長や古屋圭司前拉致問題担当相など。
 靖国に関しては、僕は昭和天皇と同じ考えだ。
 少なくとも戦争指導者(=A級戦犯)が祀られている場所に参拝など行けない。
 先にも述べたとおり、戦争指導者がもっと早く終戦を決めていれば、広島・長崎はなかったし、そもそも無謀な戦争を始めなければ、多くの兵士が死ぬことも空襲で市民が死ぬこともなかった。
 彼らの責任は大きい。
 もしA級戦犯が戦勝国の東京裁判によって一方的に押しつけられたものだというのなら、戦後70年、われわれ日本人の手で改めて裁判をやりましょう。
 ただし、あの戦争は誰も悪くない。戦争を支持したすべての国民が悪かったという一億総懺悔的な結論はナンセンス。

 戦後70年。
 70年間、戦場でひとりも殺されなかったし、殺さなかったという歴史は誇りである。
 ところが現在、それを誇りにしない勢力が出てきている。
 戦場で血を流すことが、美しい国だと考える連中がいる。
 安倍首相とその取り巻きはやばいな。
 戦争法案もやばいな。
 以下はSEALDsという戦争法案に反対する学生グループが言っていることですが、心から共感する。

 戦後100年を迎えた時も、日本は戦場でひとりも殺されなかったし、殺さなかったと言える国であってほしい。

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美辞麗句? 安倍首相の戦後70年談話~談話の内容と実際の言動がかけ離れている

2015年08月15日 | 事件・出来事
 昨日、発表された安倍首相による戦後70年談話。
 ツイッターなどでは、「ただただ文言が長いだけで中身なし」「主語がない」「反省やお詫びという文言はあったが、先の内閣の見解を引き継ぐというのみで、安倍内閣としての当事者の発言ではない」などといった批判が寄せられている。
 確かに。
 村山談話の<侵略><植民地支配><反省><お詫び>という言葉は盛り込まれているけど、ストレートではないので、安倍首相の本音はどこにあるんだろう? という疑念は残る。

 談話には次のような文章がある。

「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」

 憲法9条にある言葉だが、だったら今回の戦争法案は取り下げましょうよ。
 何しろ法律上、核ミサイルや生物化学兵器、劣化ウラン弾、クラスター爆弾を運べる法案なのだから。
 アメリカといっしょに戦う法案なのだから。
 これこそ武力によって国際紛争を解決することではないか。

 武器輸出もやめましょうね。
 間接的に人を殺めることだから。
 人殺しの道具を売って金儲けをするなんて、いやしいこと。

 こんな文章もある。

「わが国はいかなる紛争も法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的、外交的に解決すべきである、この原則をこれからを固く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として核兵器の不拡散と究極の廃絶をめざし、国際社会でその責任を果たしてまいります」

 良い文章だと思いますよ。
 だったら、やっぱり今回の戦争法案を取り下げましょうよ。
 談話の内容と戦争法案の内容が違いすぎる。
「法の支配を尊重し」っていうのもね、安倍さんが本当にそう思っているのなら、「法的安定性は関係ない」と言った磯崎首相補佐官は更迭すべき。
 そうでないと現行不一致だ。
「核兵器の不拡散と究極の廃絶をめざし、国際社会でその責任を果たしてまいります」というのは長崎の平和記念式典でも言っていたが、言葉ではいくらでも言えますからね、具体的な行動で示してほしい。

 従軍慰安婦問題と女性の人権については次のような文章。

「戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去をこの胸に刻み続けます。だからこそ、わが国はそうした女性たちの声に寄り添い、常に寄り添う国でありたい。21世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります」

 これは従軍慰安婦の強制性を認めたってことですか?
 第一次安倍内閣では、強制性の証拠はないと閣議決定し、慰安婦への謝罪を求めたアメリカ議会の決議案に対しては、参議院の予算委で「事実の誤認等を含むものもある」「非生産的な議論についてはそれを今拡散させることについてはいかがなものかと」と答弁していましたが。
 それに女性の人権って言うけれど、安倍首相の所属している保守系団体『日本会議』って、それを否定している団体ではなかったでしたっけ?

 自由や民主主義、人権については次のような文章。

「我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値をゆるぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と力を携え、積極的平和主義の旗を高く掲げ、これまで以上に貢献してまいります」

 えっと、安倍応援団の武藤貴也議員は、自由と民主主義と人権を日本精神を破壊したものとして否定していましたけどね。
 片山さつき議員はツイッターで、「国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのはやめよう」と、人権より国家を優先するという意見を表明されていましたが……。

 というわけで、安倍首相の戦後70年談話。
 談話の内容と実際の言動が、大きくかい離しているので、まったく信じられない。
 きれいごとはいくらでも言えますし、反省やお詫びを間接的にするなど、隠れた本音も垣間見える。

 安倍首相、談話の内容を実際の行動で見せて下さいね。

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オーウェルの小説「1984」と現在の日本が酷似している件~安倍自民党のニュースピーク戦略?

2015年08月14日 | 小説
 今の状況を見ていると、ジョージ・オーウェルの『1984』を思い出す。

 この作品の支配者たちは、政権に不都合な言葉を排除し、無力化するのだ。

 たとえば、<民主主義><国際協調主義><道徳><学問><正義>といった言葉。
 これらの言葉をなくしてしまえば、国民は物事を深く考えることができなくなる。

 <自由>という単語も、「この犬はシラミから自由である(シラミから免れている)」「その畑は雑草から自由である(雑草から免れている)」という使い方はされるが、政治的な自由、知的な自由といった概念で使われることはない。
 こうして人々の意識から<自由>という概念は失われていく。

 言葉の言い換えもなされる。
 戦争をおこなう役所なのに<平和省>
 欠乏状態にある物資や食料を配給する役所は<豊富省>
 党のプロパガンダを新聞などを通じて発信する役所は<真理省>

 挙げ句の果てに、党のスローガンは次のようなものである。
・戦争は平和である (WAR IS PEACE)
・自由は屈従である (FREEDOM IS SLAVERY)
・無知は力である (IGNORANCE IS STRENGTH)
 以上の3つを国民は毎日聞かされていくうちに信じるようになる。
 言葉を管理され、情報統制もされているので、次第に洗脳されていく。

 さて、安倍政権。
 安倍政権がやっていることって、まさに『1984』の世界ではないか?

・海外に積極的に自衛隊を派兵する戦争法案なのに<平和安全法制>。
・武器輸出は、<防衛装備移転>。
・戦闘部隊に武器や物資を提供する兵站は<後方支援>。
・生物化学兵器、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、核ミサイルは<弾薬>。

 まさに言葉の言い換え。

 安倍首相は広島の平和記念式典で「非核三原則」に言及しなかったが、これなどはまさに『1984』の言葉の排除ではないか。
 「非核三原則」という言葉が使われず、人々の意識から薄れていけば、いずれは消滅する。
 本日、発表される戦後70年談話では、当初、安倍首相は<侵略>という言葉を外そうとしたらしい。
 これがまかり通ると、いずれ日本人の頭から「大東亜戦争は侵略戦争だった」という意識が失われる。

・戦争は平和である。
・自由は屈従である。
・無知は力である。
 というスローガンも決して小説世界の中だけのものではない。
 現在の日本では、以下のような論理が日常的に飛び交っている。

・戦争は平和である →戦争して敵を排除することによって平和は保たれる。
・自由は屈従である →国によって個人の自由が保障されているのだから、国を守るために屈従して奉仕しなければならない。他国に侵略されたら自由は失われる。
・無知は力である  →知識をもって、いろいろなことを考えるから迷うのだ。何も考えず、ただ上の者の命令に従え。

 というわけで、ジョージ・オーウェルが『1984』で書いたことが、まさに実現されようとしている現在の日本。
 安倍政権の中枢には『1984』を読み込んだ人間がいるのではないか?

 本日、発表される安倍首相の戦後70年談話。
 この談話では、どのような言葉が外されるのだろうか?

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ヨルタモリ~タモリさんたちといっしょにお酒を飲んでいるような雰囲気。そして良質なエッセイ

2015年08月13日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 フジテレビで放送されている『ヨルタモリ』(日曜23:15~23:45)
 見ていると、タモリさんや宮沢りえさん、ゲストの方々といっしょにお酒を飲んでいるような気分になる。

 内容は、完全にお酒を飲みながらの雑談。
 酒や男と女や音楽やどーでもいい話。
 特に笑いをとってやろうという一生懸命さもない。
 この点、明石家さんまさんのトーク番組などとは大きく違う。
 さんまさんは笑いを取るために必死にがんばる。笑いにつながらないものを許さない。
 でも、タモリさんは淡々として脱力。ほとんど日常会話。

 8月2日のリリー・フランキーさんがゲストの回はこんな感じだった。

 タモリ「男は女性に叱られたい願望を持っているマゾ際族だ」
 リリー「宮沢りえさんに叱られたい」

 タモリ「何だかんだ言って女性は、恥も外聞もない積極的な男に持っていかれる」
 リリー「わかる。僕は(恥を捨てられなかったので)ずいぶん、損をしてきた」

 タモリ「女性は自分の遺伝子と一番遠い人を良い匂いと感じる。だから思春期になると遺伝子構成が近い父親を遠ざけようとする」

 タモリ「危機に瀕している男はモテる。なぜならフェロモンは危険な状態にいる時に出て来るから。以前、芸人とスタントマンの胸もとだけを見せて、どちらにフェロモンを感じるかという実験をおこなったが、女性はみんなスタントマンを選んだ」
 リリー「明日からダイナマイトを腹に巻いて街を歩こうと思う」(笑)

 大人な会話ですね。
 年輪を重ねた大人ならではの会話。決して若いタレントにはできない。
 良質なエッセイを読んでいるような感じでもある。

 NHKの『ブラタモリ』は知的な紀行文ですし、タモリさんはテレビに新しいコンセプトを切り拓こうとしているのかもしれません。ご本人は「そんな大それたこと!」とおっしゃるでしょうが。

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