平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

卑怯、姑息! 臨時国会を開かず問題・課題をうやむやにしようとする安倍政権!

2015年10月21日 | 事件・出来事
 安倍自民党は、臨時国会を開かない方針なのだそうだ。
 ひどいもんだね~。
 国会議員の仕事って、国会で議論することでしょう?

 国民だって国会議論を通して知りたいことがいっぱいある。

・TPPが妥結されるとどうなるのか?
 食品ばかりが注目されているが、盲腸の手術が700万になるという話も……。
・アベノミクスの新三本の矢ってどうやって実現するのか?
 GDP600兆円? 介護離職ゼロ? 出生率1.8?
・安倍首相の言う<一億総活躍社会>ってどういうこと?
・マイナンバーは大丈夫か?
 賄賂をもらっていた厚生労働省の官僚がいたけど、利権の温床になっていないか?
・沖縄の基地問題。
 辺野古の環境監視委員が賄賂をもらっていたこと。
・戦争法案が通った後の自衛隊の具体的な活動について。 
・第3次安倍内閣の閣僚の施政方針も聞きたい。
 あるいは不正献金の農水大臣や下着ドロボーの復興大臣なども追及されるべき。

 こんなに確認すべき問題・課題があるのに、どうして?
 安倍首相は常々「国民にていねいな説明をしていく」と語っているが、ならばどうして国会開催をしないのか?

 要するに逃げなんでしょうね。
 これらは全部ツッ込まれると政権のダメージになるようなことばかりだから、来年の参議院選まで、出来る限り、避けて通りたい。
 卑怯、姑息は相変わらず。
 政府は、臨時国会を開かない理由として、安倍首相の外遊のスケジュールをあげているけど、首相の答弁ってゴカマシとはぐらかしばかりなので、別にいなくても結構ですから。

 この前の「ひるおび」(TBS)もひどかった……。
 安倍首相のお友達の田崎史郎を呼んできて、臨時国会を開かないことを擁護。
「委員会が2日間開かれるから問題ない」だって……。
 完全に政権擁護番組。

 課題がいっぱいなのに国会が開かれないこの国。
 本当に民主主義国家なのか?
 もしかして安倍様の独裁の国?
 野党は憲法53条の規定を使って、臨時国会招集を要求するようだが、がんばれ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あさが来た~あさって、リアクションが面白い。陰のはつとの人物配置も巧みだ

2015年10月20日 | 大河ドラマ・時代劇
 あさ(波瑠)ってリアクションが面白いんですよね。

 先週のエピソードになりますが、
 夫になる新次郎(玉木宏)に祝言の日を忘れられて、すっぽかされた時は、「びっくりぽんや」
 普通なら怒ったり、泣いたりするのだが、あさにはそういう思考回路はない。

 新次郎が浮気をしていると考えて、三味線の女師匠の所に「頼もう!」と乗り込んだ時も、新次郎の巧みな三味線に感動し、賞賛してしまう(笑)
 普通なら女師匠との関係を問いつめたりするのだが、やっぱり、あさはどこかネジが抜けている。

 こんなリアクションもある。
 新次郎と初めて、夫婦の営みの終えた朝のこと……
 新次郎はあさを恥ずかしがらせてからかおうとするが、あさは、前夜、四百両を借りに来た新選組がちゃんと返してくれるかを心配している(笑)

 キャラクターはリアクション。
 出来事に対し、普通の反応をしても少しも面白くない。
 このことを、この作品は教えてくれます。

 でも、今はこのようなあさですが、子供時代のリアクションはイマイチでした。
 凧で空を飛ぼうとして木から落ちる、ヘビを振りまわして男の子たちを追いかける、男の子たちと相撲を取る……。
 これらは元気な女の子の典型で、リアクションとしては使い古されている。

 姉・はつ(宮崎あおい)の存在はドラマとして巧みですね。
 山王寺屋に嫁いだはつは、感情のない夫と意地悪な姑の下で悩み、苦しんでいる。
 明るく、ネジが抜けている、あさとは対照的な存在。
 あさとはつは、陽と陰。
 こういう対照的な存在があるから、ふたりのキャラが引き立つんですよね。
 実に上手い人物配置。

 今後もあさが何をしでかし、どのようなリアクションを見せてくれるか楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花燃ゆ 第42回「世界に賭ける糸」~地方創生と志ある、新しい日本人をアメリカに送り出した美和

2015年10月19日 | 大河ドラマ・時代劇
 富国強兵の時代である。
 富国という点では、富岡製紙工場は官営、上からの、国策の産業振興。
 一方、下からの民間から出て来るものもある。
 星野長太郎(大東駿介)の水沼製糸所がそうだ。
 資本主義の萌芽ですね。

 一方、リスクを嫌う行政官僚は、星野のような新しい起業家をなかなか信用しようとしないし、既得権者は邪魔をする。
 具体的には、富岡製紙工場を見せない。
 弟・新井領一郎(細田善彦)の渡米に資金を出さない、といった行為。
 こうして新しい芽は摘まれていく。

 しかし、これを育てようとしたのが、楫取素彦(大沢たかお)だった。
 楫取は周囲を説き伏せ、領一郎のアメリカ行きをとりつける。
 政治家してますね。
 県令という力を駆使して、頭の堅い行政官僚や既得権者を打破する。
 これが政治家の仕事。
 楫取のやり方は、「認めてくれるまで帰りません」という無器用なやり方ですが。
 現在、安倍内閣のもとで、地方創生がおこなわれているが、このような形でどんどん新しい芽を育ててほしい。

 美和(井上真央)にとっても、領一郎のアメリカ行きは意味のあることだった。
 領一郎は熱く語る。
「生まれや身分に関わりなく志を抱き、夢を見る事ができる。アメリカに行き、もっと学びたいんです」
 領一郎は志のある若者、新しい日本人なのだ。
 そして、領一郎のような志をもった若者を応援し、新しい日本人を育てることこそ、美和がやろうとしていたこと。
 美和の心の中では、領一郎とアメリカに行こうとした兄・松陰の姿がオーバーラップしたのかもしれない。
 志半ばで亡くなった弟・敏三郎(森永悠希)を思い浮かべたのかもしれない。

 美和と楫取のタッグは上手く機能していますね。
 東京の中央政府でなく、地方政府を舞台に持ってきたのも面白い。

 今回、もうひとつ面白かったのが、上州女VS長州女。
 第一回目の軍配は、上州女にあがったようだ。
 彼女たちを前に美和もたじたじ。
 美和たちは「世話ぁない」ですからね、生きることに貪欲な上州女にかなうわけがない。
 さすがの阿久沢権蔵(江守徹)も上州女の妻・せい(三田佳子)には頭があがらないみたいだし。
 美和は、大奥の女性たちと同じように、せいたちと心を通わせることが出来るのだろうか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掟上今日子の備忘録 第2話~今日子は、今日という一日を大切に生きていきたいと考えているのだろう

2015年10月18日 | 推理・サスペンスドラマ
 喫茶店で、本を読んでいる女性っていいですよね。
 スマホじゃなくて本。
 ここがポイント。
 鯨井留可(堀井新太)が今日子(新垣結衣)に声をかけたのも、おそらく、その姿が魅力的だったから。

 鯨井に「話をしていいですか?」と言われて、今日子が応じたのは、一日を大切に生きていきたいと考えているからだろう。
 記憶が一日しかもたない今日子にとっては、一瞬、一瞬が貴重な時間。
 われわれ一般人にとって、人間関係は明日も明後日も、一年後も続くもの。「またね~」と言って別れられる。
 だから一回の出会いが、どうしても薄くなる。
 一方、今日子は、その日しかないから、大切に関わりたいと思う。
 今日子が、「気になる子がいれば、声をかけなさい」と厄介(岡田将生)にアドバイスするのもそのため。
 彼女は、明日に思いを持ち越すことが出来ないのだ。

 厄介には共感するなぁ。
 今日子のことを「今日子さん」と呼べなくて悩みまくる。
 鯨井と現場に行ってふたりきりになって、メチャクチャ心配する。
 心配して電話をかけると、うるさがられる(笑)
 厄介がマイナス思考で自信がないのは、あまりにも運のない悲惨な人生をおくってきたからだろうが、その屈折はよくわかる。
 無器用で屈折した人間は、やることなすことマイナスに終わる。
 厄介がひどいめに遭うのも、運が悪いせいばかりではないと思う。

 屈折と言えば、鯨井のことが気になっている今日子に厄介が「会いに行きましょう」と言ってしまう所も屈折ですね。
 恋のライバルが別れを告げて来たのだから、普通ならラッキーと思うのに、そうしない。
 その根底には、やさしさがあるのだろうが、自分の思いに素直になれない屈折もある。
 だから、最後に「今日子さん」と呼ぶことを許してもらってよかったね!
 明日には忘れられてしまうんだけど……(笑)

 出会った日時が違っていてアリバイ工作をした、という最初の推理は、僕も思いつきました。
 なぜなら、映画『ガリレオ~容疑者Xの献身』を見ていたから。
 でも、真相は違っていた。
 それはドライヤーと風呂を使ったトリック。
 ラストの真相は、ちょっと強引かと思いましたが、このくらいのひねりがないと、どこかにあったトリックの使いまわしになってしまうので、これが正解なのだと思います。

 最後に、今回のガッキーは水着を披露。
 しかし、露出なし!
 でも、本を読む姿が素敵で、ワンピースが可愛かったからOKです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍内閣の大臣に下着ドロボーの過去!~さすが自民党は人材の宝庫ですね(笑) 

2015年10月17日 | 事件・出来事
 第三次安倍内閣の閣僚が〝下着ドロボー〟!?
 週刊新潮のスクープだ。
 下着ドロボーをしたのは、高木毅復興・原発事故再生担当大臣。

 今から30年ほど前、当時30歳前後だった高木氏は地元福井県敦賀市の20代女性の下着を盗むために、家に上がり込みタンスの中を物色。
 女性は福井銀行敦賀支店に勤めていた女性で、高木氏が一方的に好きだったらしい。
 しかし、事件は高木氏の父親が地元の有力者だったためにうやむやに。

 何とキモいおっさんだろう。
 それに上級国民はいいねぇ、窃盗と住居侵入罪を犯していても無罪放免。
 おまけに、そんな人物が、大臣にまでなってしまう。

 下着ドロボーまでいるとは、さすが人材の宝庫、自民党!

 この下着ドロボーの件、高木氏の地元では有名なことだったらしい。
 毎回、選挙の時には、高木氏の父親の銅像の頭の部分にはパンツが被せられる(笑)
 しかもパンツの色は自民党のイメージからの青(笑)
 あるいは、このこと、永田町でも有名なことだったらしい。
「あまりに有名すぎる話ですから、もちろん官邸もそれを把握していたはず。しかし高木氏は安倍首相の出身派閥の細田派所属で、細田派と原発ムラからかなり強いプッシュがあった。「昔のことだし時効だろう」と、人事を強行してしまったようです」(大手紙政治部記者)
 現在は、安倍将軍様の天下。
 安倍自民党にあらざる者は人にあらずで、きっと大丈夫だと思ったんでしょうね。

 第三次安倍内閣の閣僚には、他にも問題のある人物がいる。
 森山裕農水大臣は、暴力団と関係&不正献金疑惑。
 馳浩文部科学大臣は、国から1億1400万円の補助金を受けている企業から、献金。
 おまけに体罰。
 教師時代に竹刀で生徒を殴りつけたことに関して、対談で「一週間に一本くらいは竹刀が折れていましたよ」と誇らしげに披露。

 不正献金については、安倍政権では毎度のことで慣れてしまったが、こんなことしてたら、国借金が1000兆円になるのは当然。
 国の借金といい、原発といい、将来への負の遺産をつくり続けてきた自民党をどうして支持するのかね?
 今だけ良ければいいと言うのだろうか?
 おまけに今度は、戦争に積極的に参加するという負の遺産まで背負ってしまった。
 軍拡と戦費で、この国は確実に破綻する。

 こんな安倍自民党に対し、法曹界が立ち上がったらしい。
 来年の参議院選に出馬する自民党議員の落選運動だ。
 具体的には、各議員の「カネ」の精査。
 政治資金収支報告書を徹底的に吟味し、仮に不明朗な収支報告や違法行為が見つかれば即、刑事告発する。

 今回の戦争法案では、憲法学者や法曹界は蔑ろにされましたからね、激怒するのは当然。
 安倍自民党の反知性主義に、学者の皆さんも怒っている。
 マスコミや野党の対決姿勢はイマイチだから、安倍自民党に異を唱える人間は自分の出来る形で闘っていくしかない。


※参照サイト
 安倍内閣の新閣僚に「下着ドロボー」の過去!(リテラ)

 法曹界が逆襲開始…安保議員の「カネ」精査&刑事告発へ(日刊ゲンダイ)


 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィジカルとフェチシズム! 稲村亜美さんの神スイングが素晴らしい件 野球って美しい!

2015年10月16日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 トヨタのCMで話題になっている稲村亜美さん。
 その評判の理由は、稲村さんの〝神スイング〟だ。

 CMでは、G’sボタンを押すと、なぜか街で野球の勝負が始まる(笑)
 ビジネススーツ姿の稲村亜美さんがバットを担いで歩いてきて、ボールとグローブを持ったお兄さんが勝負に応じる。
 お兄さんは野茂のトルネード投法!
 稲村さんはカブレラ!
 そして、プレイボール!
 お兄さんの投げたボールを スカーーーーン! と、見事な〝神スイング〟でボールをはじき飛ばす。

 

 このスイングに、世の男たちの目が釘づけになるのは確かだろう。
 バッティングフォームは、巨人の原監督が絶賛するほど、完ぺき!
 おまけにビジネススーツを着ているので、スイングの瞬間、スカートの裏地がチラリと見え、振り切った瞬間、はち切れんばかりのお尻が魅惑の美しさで迫るのだ!←おいおい!

 

 これ、僕を含めたおっさん、絶対好きですよね。
 野球とフェチシズムの融合!
 野球のスイングも、稲村さんの体も美しい!
 このCM制作者、よくこれを思いついたな。

 なお、このCM。
 稲村さんの30秒ヴァージョンの他に、3分ヴァージョンも用意されている。
 3分ヴァージョンに登場するのは、キャバクラ嬢や街のおばさん、メイドさん、クロマティなど。(稲村亜美さんは2:00くらいから登場)

 これを見てると、野球って美しいな、と思います。
 サッカーのフィジカルな美しさはしばしば語られますが、野球も捨てたものじゃない。


※まずは、百聞は一見に如かず、フィジカルとフェチシズムの融合した映像(YouTube)をぜひご覧下さい。

 トヨタCM大好評!稲村亜美の神スイングより冒頭のお姉さんのスカートを少しまくるところが結構そそる(3分ヴァージョン)

 稲村亜美の神スイングシーンを連続で!(途中からスローで)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒14 「フランケンシュタインの告白」~新相棒・冠城亘は、したたかでワイルドな法務官僚!

2015年10月15日 | 推理・サスペンスドラマ
 新相棒・冠城亘(反町隆史)は法務省の官僚。
 法務省は検察庁に近い省庁で、今までの内閣府・国家公安委員会の警察庁のラインとは違うんですよね。
 このあたりがドラマにどう影響してくるか?

 さて、冠城亘。
「か」で始まり、「る」で終わる相棒の法則は踏襲された(笑)
 他人の運転する車に乗るのもイヤなようだ(笑)
 女性関係は幅広く、結構すっぽかしている(笑)
 武闘派ではなく、身代わりになったり、戦ったりするのは伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)の仕事(笑)
 モノマネは、米沢さん(六角精児)!
「俺は味方だ」と言っていたのは「正義の味方」ってことだった(笑)
 事件捜査に関しては、法務省なのでシロウト。自分でもそれを認めている。
 しかし、相手の懐に飛び込むために、右京さん(水谷豊)の悪口を言うしたたかさも。←右京さんには「僕は物事を曲解し、事実をねじ曲げる人間ですか?」とたしなめられました。
 一方、熱い熱血派の側面もある。
 刑務官の増渕(阿部丈二)に暴力による支配を強制されていることに悩む刑務官に、
「したくなきゃしなくていい! 自分の理想の刑務官になればいい」
 と、熱く語る。

 冠城は官僚出身で、どちらかというと神戸尊の系統だが、神戸よりはワイルドな感じ。
 デートをすっぽかす女性も毎回、違ってそう(笑)

 さて、今回の事件。
 幽霊のトリックは荒唐無稽な感じがするが、受刑者の梅津源平(井之上隆志)のキャラクターが面白い。
 暴力しか知らない野獣のような男が本を読み、法律など、さまざまなことを学び、刑務官の理不尽に対して言葉で闘うようになる。
 法律の条文を持ち出して、「拡大解釈し過ぎやないんかい!」←安倍首相の集団的自衛権に対する揶揄か?

 こうした梅津に対し、受刑者から信者が出て来るのも現代的だ。
 信者。
 少し前では、オウム真理教の麻原彰晃信者。
 最近では、安倍首相信者。
 いずれも、すべてを信仰の対象に身を委ねて、自分で何も考えようとしない。
 梅津の例で言えば、信仰の対象を真似て胸に自傷し、仕組まれた梅津の言葉を信じて殺人まで犯す。
 それが少しもおかしなことだと思わない。
 これを右京さんは次のように表現する。
 論理的に説明できないもの。幽霊、妄想。

 一方、既存の権威は、梅津のような存在が怖いんですよね。
 刑務所における刑務官は権力ですが、彼らが怖れるのは、自分たちに対抗する権威が出て来ること。
 受刑者は梅津の言葉を信じ、刑務官を侮るようになる。
 これに対して、恐怖の支配が効かなくなった刑務官はさらに恐怖政治を強いるようになる。
 もっともこうしたパワーバランスの戦いは別に刑務所だけのことでない。
 世の中のあらゆる場所でおこなわれている。
 人間社会は綱引き、永遠のシーソーゲームなんですね。

 今回のサブタイトルは、『フランケンシュタインの告白』。
 フランケンシュタインとは、一般に人造人間のモンスターの名前だと思われているが、実はモンスターを造った博士の名前。
 梅津というモンスターを造ったのは誰か?
 これが後半15分の物語になっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイナンバー制度は利権! 政府の個人管理のためのシステムで、集金のための道具!

2015年10月14日 | 事件・出来事
 マイナンバー制度。
 これに関わる総事業費は3兆円なのだそうだ。
 つまり3兆円のお金が動くということは、そこに利権が発生するということ。
 今回、収賄容疑で逮捕された厚労省の中安一幸容疑者の事件が良い例。
 オリンピックと同じで、これによって儲けてやるぞ、と考えている輩はかなりいるはず。

 そもそも僕は、マイナンバー制度のメリットをまったく感じないんだけどなぁ。
 税金も年金もしっかり納めているし、住民票などの公的書類を取りにいくこともほとんどない。

 おまけに銀行口座や病歴まで把握されるってどういうこと?
 今の政府は積極的に戦争をしたがっているようだけど、いざ有事になったら、
「あなたは結構、貯め込んでますなぁ。お国のために戦時国債を買いなさい」←半ば強制で。
「あなたの体は頑健ですなぁ、ぜひ軍隊に入りなさい」←ほとんど強制で。
「今は緊急時ですから、預貯金を封鎖します。皆さんの預貯金は国のために政府が責任をもって使います」
 って言われそう。
 マイナンバーはそのための制度?
 ああ、怖ろしや、怖ろしや。
 あ、言っときますけど、僕は全然、お金を持っていませんし、体も頑健ではありませんよ。
 仮に戦争に駆り出されたら、きっと簡単に殺されてしまう。人を殺すのも嫌だし。

 話がすこし逸れましたが、この制度のメリットって政府の側だけにあるとしか思えない。
 政府は、この制度の導入に拠り、行政手続きが簡略化され、行政費用が削減されると説明しているけど、それはどれくらいの金額なのか?
 その分、税金が安くなったり、行政サービスが向上したりするのか?
 あまり期待できないなぁ、その分、余計なことに使われそう。
 税金や年金も取りっぱぐれがなくなり、脱税や年金未納者がなくなるらしいけど、どうだろう?
 それ自体はいい事だと思うが、他に方法はないのか?
 聞くところによると、現在、NHKの受信料もマイナンバーで自動引き落としにする案が検討されているらしい。
 これなんかを聞くと、マイナンバーって、政府が国民の金を引き落とす、集金ための手段って気がするなぁ。
 政府はもっとメリットを説明せよ!
 今のままじゃ、まったく納得できない。

 というわけで、疑問だらけのマイナンバー制度に対して、僕はささやかな抵抗をおこないます。
 とりあえず、今回、マイナンバーの通知カードが来ても、個人番号カードは作りません。
 別に個人カードにするメリットを感じないし、そもそも、何でこのために自己負担で顔写真を撮らなきゃならないんだ?
 そんなお金はもったいないし、国民はわざわざ撮りにいくほどヒマではありません。

 マイナンバー制度は、オリンピックと同じように利権です。
 政府が個人を管理するためのシステムです。
 そして集金のための道具。
 おまけに情報漏洩が怖い。

 皆さんはどう考えますか?

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またパクリ? 東京都ブランディング戦略のロゴがそっくり!~製作費用は何と1億3千万!

2015年10月13日 | 事件・出来事
 また、ロゴのパクリであります。
 パクリと言ってもいいでしょう。
 以下の画像を見て下さい。

 

 上が東京都が、東京のブランディング戦略として作成したロゴ。
 下がニュージーランドの弁護士事務所のロゴ。
 &の所は、誰が見てもそっくりだ。

 この東京都が作成した、&TOKYOというロゴ、
・FASHION&TOKYO
・SHOPPING&TOKYO
・OMOTENASHI&TOKYO
 といった形で、他の言葉と組み合わせて使用するものらしい。
 これにより、「ファッションなら東京ですよ」「買い物するなら東京ですよ」「おもてなし(サービス)なら東京ですよ」とアピールするのだ。
 アイデア自体は面白いと思うが、肝心要の所がパクリじゃねえ(ため息)

 ちなみにこのロゴ作成に使われた費用は、1億3000万だとか……。

 そしてロゴを作ったのが、永井一史氏。
 オリンピックエンブレムの審査をおこなった永井一正氏の息子で、あの佐野研二郎氏とは多摩美大の教授仲間。博報堂人脈。

 何でしょうね、これ。
 デザイン業界って、他から素材を借りて来ることが常習化しているのだろうか?
 自分で一から考えて生みだそうとしないのだろうか?
 費用の1億3000万には、商標登録料とか調査料も入っているのだと思うが、永井氏にそれなりの金額が支払われたことは確かで、仕事として安易すぎないか? 
 完全にぼろ儲けの仕事だ。
 一般国民は額に汗して1万円を稼ぐのに、上級国民様はちょちょいと仕事をして何千万円!
 おまけに佐野氏のことがあったのに、平然と同じことをしてくる厚顔無恥。ヤバイとか思わなかったのか?

 東京都も脇が甘いし、金銭感覚がおかしい。
 今後、さまざまな展開をしていく東京都の象徴になるロゴだから、それなりの対価が支払われるのはわかるが、その根拠は都議会や都民に説明されたのであろうか?
 それにエンブレム問題があったのだから、身体検査は今まで以上に厳しくやるべきなのに、この始末。

 デザイン業界と大手広告代理店の癒着と濡れ手に粟の金権体質。
 官僚の無能。
 今回の件やオリンピックエンブレム問題で、このことが垣間見えてきた。
 東京都は1億3000万の税金を使っているのだから、この件を説明すべきだ。

 今回の件は直接オリンピックには関係ないが、付随して出てきたことは確か。
「オリンピックで盛り上がりますから、この際、東京を盛り上げましょう」と持ちかけるやつが出てきてもおかしくない。
 完全に利権の温床になっている東京オリンピック。
 これ以上の不手際で恥をさらす前に返上したらどうだろう?
 利権に群がる連中がいる限り、良いオリンピックにはならない。


※追記
 この件について舛添都知事が反論。
「『&』も『TOKYO』も記号です。だから、そもそも著作権というものはない」
「一生懸命探したのでしょうが、『&』は記号で、ごまんとある。著作権の対象にはならない。もっと見つかっていいくらいだ」
「2500万円かけて調べ、こちらが商標登録した。商標権の問題も発生しない」

 そういうことではないんだけどな。
 確かに法律的には問題ないのかもしれない。
 しかし、誰が見ても同じだから問題なのだ。
 他の人の素材を勝手に持ってきたのが問題なのだ。
 佐野研二郎氏と同じ人脈の人間が関わっているから癒着の匂いがプンプンだし。
 &TOKYO の前に言葉をもってくるアイデアだって、googleの真似だという人もいる。

 そもそも「ごまんとある、もっと見つかっていいくらい」のアイデアに1億3千万もかけるっておかしくないか?
 2500万かけて調査と商標登録したらしいけど、となると残りの1億500万は何に使ったのか?
 これで幕引きにはなりませんよ、舛添さん。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花燃ゆ 第41回「いざ、群馬へ」~明治政府の強権政治に対して、楫取と美和はどう行動するのか?

2015年10月12日 | 大河ドラマ・時代劇

 民の声を聞かない明治政府に対し、決起を考える前原一誠(佐藤隆太)。
 そんな熱くなった前原に、滝(檀ふみ)は風呂を勧める。
 滝にしてみれば、まあまあ、そんなに熱くならずに、風呂でも入ってゆったりしなさい、というわけだ。
 彼女はまさに生活の人。やわらかく日常を生きる人。
 
 美和(井上真央)は、命がけで訴えようとする前原に問いかける。
「それが唯一の道なんでしょうか?」
「力で事を起こせば力で跳ね返される。力では何も動かせない。もし、動かせるものがあるとすれば、それは心なのではないでしょうか?」

 うん、美和の言うとおり。
 安倍首相にも同じことを言ってほしい。
 安倍さん、あなたは軍事が大好きみたいだけど、攻めれば攻め返される。恨みを買い、報復を受ける。
 このことをわかってるのかな?

 明治政府に関しては、さまざまな評価があるが、国家のために個人が侵害され、犠牲にされた時代だったことは確かだろう。
 富国強兵。
 その政策のもとに国民は滅私奉公を求められる。
 高い税金、過重な労働、徴兵制、士族の権利の剥奪……。
 まさに強権政治。
 確かに国を強くしていくためには、この方法が一番なんですけどね。
 でも、ひずみが出て来る。
 今回の前原がそう、次回の萩の乱がそう。
 楫取素彦(大沢たかお)が群馬の県庁を高崎から前橋に移したのだって国権の発動で、これは現在の沖縄の辺野古基地建設に似ている。
 この時代、全国の至る所で乱が起きたのは、まさに国の強権政治がおこなわれていたから。

 今年、ユネスコの世界遺産に登録された明治産業遺産もね、登録自体は喜ばしいことだが、これらの遺産が明治政府の強権政治によって造られたことは忘れてはならない。
 安倍首相にとっては、同じ長州出身の政治家たちがやった業績として誇らしいことなんだろうな。
 そう言えば、松下村塾もこれに入っていましたよね。

 話がすこし逸れましたが、
 今回の話を含め、これからの物語は、<明治政府の側に立つか><民衆の側に立つか>で描き方が違ってくると思うんですよね。
 では、脚本・小松江里子さんのスタンスはどうか?
 基本、民衆の側のようだが、明治政府の強権政治を深く掘り下げて描くことはしないように思える。
 つまり、八方美人のどっちつかずの歴史観。
 過度に明治政府を悪く描くと、さまざまな所からクレイムや圧力が来そうですしね。

 さて、三隅で民と共に暮らした楫取素彦と彼についていった美和。
 彼らは基本、民衆の立場なんですけど、群馬では明治政府側の人間。
 どう描かれるか楽しみです。
 曖昧なきれいごとでお茶を濁してほしくありませんが。

 楫取が県庁に入る時の描写、よかったです。
 彼の人の良さも出てますし、国の力を笠に着た、強権姿勢でないことも上手く表しています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする