平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

悲報! 安倍首相の国連記者会見は出来レースだった!~首相のきれいな部分しか伝えない迎合マスコミ!

2015年10月08日 | 事件・出来事

 安倍首相の演説原稿が、ふりがなだらけでト書き付きであることは、以前紹介したが、
 今回は国連での記者会見。
 何とマスコミが総理に対しておこなう質問があらかじめ決められていたというのだ。
 つまり質問の出来レース。

 以下が証拠の文書。

 

 最近、よく出ますね、こういう表に出てはいけない文書が。
 というか、オリンピックエンブレムなどもそうだが、すべてが出来レースであることが、わかってしまった。

 問題はふたつある。
 ひとつは、総理の言語能力。
 マスコミが自由に質問をして、総理が当意即妙に答えるのが、当たり前だと思うが、それが出来ない総理ってどうだろう?
 政策に信念を持っていれば、あらゆる質問に自分の言葉で答えられるはずだ。

 もっとも、この出来レースの記者会見ではトラブルがあったらしい。
 ロイターの記者が、突然、
「もう1つ、質問がある。あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?」
 と、想定外の質問をしたのだ。
 これには、安倍ちゃん、慌てたらしい。
 以前、このブログでも紹介したとおり、急に女性や老人の活躍とか人口問題を語り出し、記者の質問にまともに答えない。
 挙げ句の果てに、日本は難民を受け入れるつもりはないと世界中に配信されて、ひんしゅくを買った、「難民を生み出す土壌そのものを変えていくことこそ日本の貢献であると考えております」発言。
 あの時、安倍首相が慌ててたのは、このせいだったのか。
 見方を変えれば、安倍首相がこんな調子で世界のトップと会談してると思うと、不安になる。
 オバマやプーチンは、こいつはバカか? と思うに違いない。

 ふたつめの問題は、マスコミだ。
 なぜ出来レースの質問しかしないのか?
 ジャーナリズムは権力から距離を置き、厳しい質問をすべきなのに、それをせず馴れ合っている。
 これは本当のジャーナリズムの姿なのか?
 テレビに出ている田崎史郎とか、NHKの島田敏男は、安倍首相の夕食仲間だしね。

 マスコミの政権ヨイショの姿勢はこの他にも。
 国連でおこなった安倍首相の演説はテレビなどで大きく報じられたが、実は会場はガラガラだった。
 以下がその証拠写真。

 

 安倍総理がノーベル生理学・医学賞の大村智特別栄誉教授へお祝いの電話をかけた時は、大村教授は「あとでかける」と安倍首相の電話をいったん拒絶した(=大村教授にとっては、人気取りの総理の電話に出るよりはマスコミの先にいる国民に語ることの方が大事だった)のに、マスコミはそれを報じない。

 参照サイト 「あとでかける」からTIME IS MONEY (Togetter)

 つまりマスコミは安倍首相のきれいな部分しか報じていないのだ。
 現実の舞台裏など、こういうものかもしれないが、このマスコミの迎合はいかがなものか?

 今回の出来レース記者会見は、安倍晋三という虚像がいかにしてつくられているかを教えてくれた。
 安倍首相のおバカはもう治せないんだけど、マスコミはまだ立て直せるのになぁ。
 しっかりしろ、マスコミ!
 権力とたたかえ!

コメント (5)
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