平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

またパクリ? 東京都ブランディング戦略のロゴがそっくり!~製作費用は何と1億3千万!

2015年10月13日 | 事件・出来事
 また、ロゴのパクリであります。
 パクリと言ってもいいでしょう。
 以下の画像を見て下さい。

 

 上が東京都が、東京のブランディング戦略として作成したロゴ。
 下がニュージーランドの弁護士事務所のロゴ。
 &の所は、誰が見てもそっくりだ。

 この東京都が作成した、&TOKYOというロゴ、
・FASHION&TOKYO
・SHOPPING&TOKYO
・OMOTENASHI&TOKYO
 といった形で、他の言葉と組み合わせて使用するものらしい。
 これにより、「ファッションなら東京ですよ」「買い物するなら東京ですよ」「おもてなし(サービス)なら東京ですよ」とアピールするのだ。
 アイデア自体は面白いと思うが、肝心要の所がパクリじゃねえ(ため息)

 ちなみにこのロゴ作成に使われた費用は、1億3000万だとか……。

 そしてロゴを作ったのが、永井一史氏。
 オリンピックエンブレムの審査をおこなった永井一正氏の息子で、あの佐野研二郎氏とは多摩美大の教授仲間。博報堂人脈。

 何でしょうね、これ。
 デザイン業界って、他から素材を借りて来ることが常習化しているのだろうか?
 自分で一から考えて生みだそうとしないのだろうか?
 費用の1億3000万には、商標登録料とか調査料も入っているのだと思うが、永井氏にそれなりの金額が支払われたことは確かで、仕事として安易すぎないか? 
 完全にぼろ儲けの仕事だ。
 一般国民は額に汗して1万円を稼ぐのに、上級国民様はちょちょいと仕事をして何千万円!
 おまけに佐野氏のことがあったのに、平然と同じことをしてくる厚顔無恥。ヤバイとか思わなかったのか?

 東京都も脇が甘いし、金銭感覚がおかしい。
 今後、さまざまな展開をしていく東京都の象徴になるロゴだから、それなりの対価が支払われるのはわかるが、その根拠は都議会や都民に説明されたのであろうか?
 それにエンブレム問題があったのだから、身体検査は今まで以上に厳しくやるべきなのに、この始末。

 デザイン業界と大手広告代理店の癒着と濡れ手に粟の金権体質。
 官僚の無能。
 今回の件やオリンピックエンブレム問題で、このことが垣間見えてきた。
 東京都は1億3000万の税金を使っているのだから、この件を説明すべきだ。

 今回の件は直接オリンピックには関係ないが、付随して出てきたことは確か。
「オリンピックで盛り上がりますから、この際、東京を盛り上げましょう」と持ちかけるやつが出てきてもおかしくない。
 完全に利権の温床になっている東京オリンピック。
 これ以上の不手際で恥をさらす前に返上したらどうだろう?
 利権に群がる連中がいる限り、良いオリンピックにはならない。


※追記
 この件について舛添都知事が反論。
「『&』も『TOKYO』も記号です。だから、そもそも著作権というものはない」
「一生懸命探したのでしょうが、『&』は記号で、ごまんとある。著作権の対象にはならない。もっと見つかっていいくらいだ」
「2500万円かけて調べ、こちらが商標登録した。商標権の問題も発生しない」

 そういうことではないんだけどな。
 確かに法律的には問題ないのかもしれない。
 しかし、誰が見ても同じだから問題なのだ。
 他の人の素材を勝手に持ってきたのが問題なのだ。
 佐野研二郎氏と同じ人脈の人間が関わっているから癒着の匂いがプンプンだし。
 &TOKYO の前に言葉をもってくるアイデアだって、googleの真似だという人もいる。

 そもそも「ごまんとある、もっと見つかっていいくらい」のアイデアに1億3千万もかけるっておかしくないか?
 2500万かけて調査と商標登録したらしいけど、となると残りの1億500万は何に使ったのか?
 これで幕引きにはなりませんよ、舛添さん。

コメント (2)
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