三陸旅情編続編。北リアス線を朝から乗り潰し、宮古~釜石間は前日乗った山田線で短絡して、南リアス線に乗り継ぐ。北も南も同じ車両が使用されているので、一瞬引き返したのかと錯覚してしまう。駅構内にはレトロ仕様の気動車も止まっており、あれを運用してくれたら…と思ってしまう。北リアス線は観光仕様の路線という感じだったが、南リアス線は地元民の利用が多いように感じた。終点盛でJRに連絡しているが、帰省客の乗継が多いように思った。盛ではJRのほかに岩手開発鉄道が乗り入れており、かつて旅客営業を行っていた名残がある。残念ながら貨物列車の運転は見られなかったが、次訪れる機会があるなら(あまりなさそうな気がする…)岩手開発鉄道の貨物列車を見てみたいものだ。
おいでませ山口巡りの旅2日目。湯田温泉のビジネスホテルに泊まり、疲れのあまり温泉も楽しまず足湯に後ろ髪を引かれながら早朝湯田温泉を後にした。早朝から動くには理由がある…なんていう格好いいものではなく、はやぶさ・富士を撮るために早朝から動いただけだ。お得意の小野田へ赴くため、支線の山口線からはどうしても早朝移動となっていまうのであった。小野田では先客が1名、後客が1名の合計3名での撮影。3度目の訪問だけにここは結構慣れたもの。以前訪問した時期よりも早い時期のためか逆光がきつい。試しに貨物列車で日陰モードを使ってみるとこれが結構使えそう。本番のはやぶさ・富士でも使用してみるが、自分なりになかなかの出来に。今後はこのモードに嵌りそうな予感…また腕が落ちてしまう[E:bearing]
はやぶさ・富士は5分程度の遅れだったが、とりあえず予定していた後続の電車で小野田を後にする。前日も車窓から見たオノアサは物凄い人出だったが、本日も同じく凄い人出で、クルマの量が半端やなかった。[E:rvcar]小野田駅で早朝限定のレンタサイクルを開店したらはやぶさ・富士廃止までは結構流行りそう。エコブームだけに誰かする人おまへんか?厚狭から本日のメーンエベントの一つ美祢線へ。ここはただ通り過ぎるだけの予定だったが、長門市からの乗り継ぎを調整して、長門市で臨時快速おいでませ山口号を撮影。キハ58系人気のためか、美祢線でも山口線にはかなり劣るものの三脚を持った人が目立ち、沿線に鉄グルマの姿も結構見られた。2~3日SLを追っかけるSLマニア以外はSLは1日で十分なので、ついでにキハ58も行っとけという人も多いようだ。
美祢線を終えて、続いてもう一つのメーンエベントみすゞ潮彩の撮影へ山陰本線に乗り換える。予定より1本遅い列車で、とりあえず途中対向する同列車を撮影。雨がパラついていたのが気になったが、瀬戸内マリンビューと似たような列車だ。そのまま列車の終点小串まで乗り通し、小串から歩いて有名撮影地へ…のはずだったが、道を迷い海水浴場へ到着。小さな海水浴場は雨と風の影響で物凄い荒れた日本海が展開される中、家族連れで少々?賑わっていた。引き返して国道に出て有名撮影地へ行けばよかったが、時間と体力と雨によるやる気の3点セットで海水浴場から狙うことに決定。少し居心地が悪かったが、違った向きの写真もまた味なものかな・・・出来がいま一つなので納得はし難いものがある。