フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

9月8日(木曜日)形見のミシン、すでに20年以上過ぎ、寿命と言われ…

2022-09-08 19:31:18 | 老人一人暮らし
先日から、ミシンが動かなくなっています。ミシンは、友人の形見です。
ミシンを買い替え、それほど使わない内に癌に侵されました。

彼女は入院中でしたが、彼女のご長男の方の結婚式に何とか出席され、
その後、間もなく亡くなられました。

形見のミシンの修理をお願いし、分解掃除をして頂き、動くように…。
わたしは友人の長男さんからパソコンの手ほどきを受け、今に至っています。

彼は50歳台半ば、責任あるポジションでお仕事をなさっておられますので、
今は”パソコンを教えてください”とは、とてもお願い出来ません。

コロナの流行で、この頃はパソコン教室も休会になっております。
更に、わたしの理解力や記憶力が低下し、同じ講師でしたら良いのですが、
講師が変わり説明法が違うと、理解出来なかったりします。情けないです。

目下の課題は、写真のアップ方法です。
あまり遠出は出来ないので、草花や雲などをアップして、楽しみたいです。

以前は、美術館や展示を見に行きましたが、この頃は行っていません。
行かれ無くなっています。フラフラが酷いので、電車の乗り降りが怖い。
バスは同時に乗り降りをしませんから安心なのですが、電車は違います。

ドアが開けば、何人もの人が同時に降りますし、同時に乗車して来ます。
それに、電車を降りても、目的地に向かうには、階段の上り下りは必須。
結果、危険が多く、独りでの外出はなるべく避けるしかないのです。

昨年の3月の様になれば、”もう歩けなくなります”と、宣告されてます。
歩けなければ、家からの出入りも出来ず、独り生活は無理になります。
”51年住んだこの家で、最後を迎えたい”、と願っていますから…。

ミシンもパソコンも亡くなった友人との関わりがあります。
食慾が落ち、ほとんど口から食べられなくなった友人が、
わたしの”梅干しおこわ”と”煮物”を口に入れ、笑顔で”美味しい”と一言。
あの時の彼女の弱々しい声と笑顔は、忘れられません…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする