オリンピック、万博後の中国国家の崩壊???
中国では、オリンピック後、万博後の経済混乱(金融恐慌)を想定し、既に大手の外資企業が中国の外に逃亡し始めている。
人件費の安いラオス、ベトナムへの脱出企業が多いが、台湾華僑の企業にはベトナム脱出組が多いのが特徴になっている。
拙稿「動き出すユーラシア帝国戦略」で記したように、ヨーロッパ・ロシア・アジアを結ぶユーラシア帝国の形成が進む中、21世紀の大帝国は、その内部では地方分権=分割統治が原則であり、それは古代ローマ帝国以来の「大帝国維持」の法則である。
現在の中国が政治経済的に空中分解し、複数の小規模国家に分裂し、中国の「守備範囲が狭くなる事」、あるいは中国「国家」が崩壊する事は、その動乱によって新しい支配システムを構築する最大のチャンスであり、ユーラシア大帝国を形成するために必要な「細胞分裂」となる。
ゴールドマンサックス=ロスチャイルドによる「金融操作」により、上海、深セン(土偏に川の字)等の株式市場が意図的に崩壊させられ、アジア金融恐慌が出現し、中国経済=政治支配体制が崩壊させられる時期が、やがて来る。