国家の諜報組織化・・・ヒラリー国務長官の対日戦略
「アメリカ憲法が日本の食糧自給を破壊する」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/109685412.html
「日本に軍隊を作ったのは誰か?」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49430203.html
「核兵器産業の闇・・日本独立のための第18章」、参照。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49605569.html
1995年10月15日付、「ニューヨーク・タイムズ」は、同年6月行われた、ビル・クリントン政権下での日米自動車交渉において、米国側は、日本側代表の橋本龍太郎通産大臣(当時)の、対米交渉の戦略を「探る」ため、大臣周辺に盗聴を仕掛け、日本の通産省内部の事前会議、官僚と大臣との私的会話の大部分を把握していた事を報じている。
当時、米国側の交渉役であったUSTR=米国通称代表のミッキー・カンターは、こうした外交交渉の「敏腕プロ」ではなかった。カンターは、盗聴・諜報分野の専門家でもあり、カンターの部下=情報収集担当者の多くはCIAメンバーであった。
米国の外交交渉・通商交渉の「担当」が、諜報関係者・CIAによって「担われている事」、国家機能そのものが「諜報組織化」している事を、これは示している。
(この項、続く・・・次回は、ミッキー・カンター等と、ヒラリー・クリントンの対日戦略について)。
*・・・なお、このUSTRを先兵として日本に毎年、米国が「突き付けて来る」年次改革要望書については、冒頭掲載の3つの文章を参照。