格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

信濃町大暗闘<本澤二郎の「日本の風景」

2019-06-02 09:20:51 | 日本の風景


信濃町大暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3332)
<池田を裏切った太田ショウコウ比例区転出の怪>
 このところ事情通が、数回、信濃町の暗闘を伝えてきている。池田を裏切りった72歳の太田ショウコウが、東京の小選挙区から比例区に転出する人事が判明したことと関係があるという。週刊誌も報道したが、まだ見ていない。ネット掲示板に転載されないのだ。ここにも信濃町の黒い霧が立ち込めている。不都合な記事は排除するという体質は、昔から変わらない。池田側近は、太田裏切り人を、オウムの麻原彰晃に関連付けて「ショウコウ」と呼んでいるのも納得できる。
 公明党という宗教政党は、確か70歳定年制を敷いてきている。この一線を超えた人物が、過去にいたのかどうか。本人の自衛本能と安倍晋三の野望実現のためであろう。「小選挙区では落選」がはっきりしているための比例区転出なのだ。見方によれば、ショウコウしだいで、安倍の改憲が実現するのだが、その先行きはまだ完ぺきとは言えない。
<70歳定年を破るアベの腰ぎんちゃく>
 公明党の裏切りショウコウは、これまで何人もいたが、裏切り人がその後もその地位を存続させた例は、ショウコウが初めてのことだ。
 それは極右の安倍晋三・日本会議の権力者の腰ぎんちゃくになった、そのためである。トランプと安倍の関係よりも、それははるかに強力である。

 腰巾着とは、その漢字通り主役一体である。主人からの毒饅頭でお腹が膨らんでいる召使という。人は狸とも呼んでいる。狐は山口那津男のことだ。両者とも無知な信仰者を騙して、事態を乗り切っているが、沖縄の知事選では、最も先鋭的で、優れた頭脳の持ち主で、かつ池田信者によって、内側から切り崩されてしまった。

 沖縄こそが池田親衛隊の牙城なのだ。これが大阪から東京に飛び火すると、安倍とショウコウが狙う、悪魔の3分の2議席確保は失敗する。アベの9条解体作戦は失敗する?成功するための工作資金は、したがって1%から、湯水のように注がれるだろう。皇位継承費166億円とも関係しているようだ。

 衆参同時選は、戦後最大の金権選挙となろう。それも始まっている。公明党の事前の違反ポスターは、すでに1年以上も前からだ。72歳のショウコウの一大勝負でもある。
<アベ暴政の主役は信濃町のショウコウ・クーデター>
 安倍政治は、民意無縁の暴政そのものである。破憲の政治を暴政と呼ぶ。
 そこに公明党創価学会を丸ごと投入した、ショウコウと山口であるという事実を、主権者である国民はしっかりと認識しなければならない。その覚悟がいい加減であっては、日本の将来と子孫に申し訳が立たないだろう。
 侵略戦争を二度と許すな、という歴史の教訓から手にした世界に冠たる日本国憲法を、事実上廃しての戦争国家への逆流を、池田時代の平和主義を排除して強行する、安倍とショウコウ・山口の野望に屈する日本人であってはならない。アジア諸国民の悲願でもあるのだから。

 そもそも安倍暴政は、ショウコウの信濃町クーデターによって表面化したものである。アベ自民党がシャカリキになっても、自衛隊が戦争する集団的自衛権の行使はできなかった。市民の言論や自由を奪う特定秘密保護法や共謀罪は実現できなかった。安倍にとってショウコウと那津男は、偉大な恩人なのである。
<「木更津レイプ殺人事件」被害者・戦争遺児のK・T子さんの叫び>
 恐ろしいショウコウのクーデターの延長戦で、目下の創価学会内部の主導権争いが、進行しているのであるが、一般の会員はむろん、蚊帳の外である。

 この深刻な事態をいち早く声に出した人物が、なんと「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった木更津市真里谷の美人栄養士のK・T子さんだった。
 ショウコウのクーデターを見抜いた一番手と言っていい。2013年12月である。その時に戦争法制の最初の悪法・特定秘密保護法が強行されたのだが、そこで激しく抵抗して国交大臣を辞任するだろうと予測していた彼女は、むしろブレーキどころかアクセルを踏んだショウコウを「裏切り者」と断罪した。

 当時の学会員は、この憲法違反の悪法の何たるかを理解していなかった。彼女は戦争遺児であった。平和主義の池田路線を信じて、公明党を支持してきたものだから、断固としてショウコウ批判の声を上げたのだが、その5か月後にやくざ浜名に殺害されてしまった。浜名は、JR巌根駅近くで、デーサービス「かけはし」を妻にさせている性凶悪犯罪者だった。
 彼女が無事に生きていれば、国会デモで創価学会の三色旗を振っていたかもしれない。娘婿の公明新聞記者にもブレーキをかけたろう。彼女は、筆者が主宰した、1995年の戦後50年を記念しての、50人による南京と盧溝橋への平和行脚の同志でもあった。
 この企画を朝日新聞の千葉版が大きく報道してくれたおかげで、大学教授や高校の歴史教師、小坂善太郎秘書や宇都宮徳馬秘書(現在大田区長)、木更津市のブルーベリー生産者、鴨川市の亀田病院事務長(森美秀後援会幹部)、JR東労組幹部など50人で敢行したものである。

 性凶悪犯人犯人は特定している。学会員に変身したやくざだった。捜査当局だけでなく、創価学会の倫理が問われる重大事件でもある。
<アベ改憲のカギを握る信濃町>
 安倍は、日本を戦争国家にするために、改憲2020年施行を繰り返し豪語しているが、そのカギを握っているのは、安倍ではなく信濃町である。
 目下、創価学会上層部で、ショウコウ派と反ショウコウ派に分裂しているという。「現在の会長の原田を、後輩の谷川というショウコウと連携する悪人が、取って代わろうとしている」と事情通は解説した。

 ショウコウには、悪しき官邸の権力がついている。その権力でもって創価学会を掌握しようとしているのであろう。3分の2議席確保が、安倍とショウコウの悲願となっている。これに那津男も必死だ。

 池田不存在が、路線の逆転を招来させているのだが、多くの会員の中にK・T子さんのような人物は少ない。日本国民も同じレベルだ。改憲を阻止する核心は、信濃町にくぎを刺すこのなのだ。いくら官邸デモをしても成果はでない。そこがわかっていない。ここがショウコウと那津男に幸いしている。
<老齢化した運動員と裏切り公明党への反発の行方>
 信濃町に課題も多い。老齢化した運動員のことである。
 事情通もいう。「選挙になると、妻のところに必ず公明党か創価学会の信者が電話してきていたが、最近はない」と。
 多少なりとも政治に関心があれば、公明党の裏切りを理解できるだろう。知り合いの大学教授は、いつも両親の電話で公明党に投票してきたが、最近は「僕には男の子供がいるので、もう公明党に入れない」と拒否してくるという。
 子供を持つ親は、たとえ学会員でも公明党はNOなのだ。
 平和主義を放棄した公明党に反発する市民も少なくない。内部にK・T子さんの声を聞いた者も少しはいるだろう。間違いなく公明党は沈下している。だからこそ、2019年選挙に勝負をかけるアベと1%とショウコウ・那津男なのである。
<池田側近正木理事長排除と谷川の野望>
 すでに池田側近で創価大学OBの理事長だった正木を排除した谷川と原田であるが、今はこの二人が雌雄を決しようと暗闘を繰り広げている。資産数兆円という信濃町の人事抗争に、アベや菅も一喜一憂している様子がわかる。

 政局の核心は信濃町であって、首相官邸や自民党本部ではない。
2019年6月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)







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狂宴と恐慌<本澤二郎の「日本の風景」

2019-06-02 08:50:16 | 日本の風景


狂宴と恐慌<本澤二郎の「日本の風景」(3331B)
<美食三昧の首相と166億円の皇室祭祀>
 5・28川崎殺傷事件は、犯人の世の中への怒りの告発であろう。上層部の狂宴と奴隷経済への怒りではないのか。こうした視点が欠落していると、第二第三の川崎事件が繰り返される、と今朝の電話の主が叫んできた。株安に外資は売り一方だが、日本銀行はもう買い増しする力がない。「1万8000円になると、それこそ年金の損失が数十兆円に膨らんでパンクする。それでも毎夜、美食とアルコールに酔いしれる首相と、皇室の166億円を乱費する狂った原始の祭祀に対して、研ぎ澄まされた頭脳の社会の落後者による氾濫と反乱は増えていくしかない」とも予告する厳しい内容だった。
<池田勇人内閣の大平正芳官房長官を思い出した5・28>
 筆者が永田町に首を突っ込んだ時期は、1972年のことだった。沖縄返還を花道に退陣する佐藤栄作の後継人事が、実質、田中角栄と福田赳夫で繰り広げられる場面だった。
 後者に安倍の祖父・岸信介と佐藤の長州勢が支援した。前者は護憲リベラルの大平正芳がついた。大平の参謀役が、麻生太郎の岳父・鈴木善幸で、彼が采配を振った。世論は日中友好派の田中に味方して、政権は田中内閣へと移行した。大平が外交を担当して、日中国交が実現した。

 日中友好は、最初は石橋湛山内閣が手を上げた。宇都宮徳馬は石橋を応援して、政権を手にしたが、健康が彼らの目的を閉じた。代わって池田内閣の官房長官の大平が、周到な準備をして、これの実現を図るのだが、そのための田中支援だった。

 その大平の官房長官だが、現在の菅などは足元にも及ばない。大平は池田に対して「料亭宴会まかりならぬ。ゴルフは禁止」を約束させて、政権を運営した。
 いま中曽根バブル経済が崩壊して、日本は経済大国の座から滑り落ちた。その後は借金の山を築くのだが、特にアベを擁立した小泉純一郎内閣から、その山は大きく膨らんだ。労働者の地位も落下した。
 アベ内閣で、それがさらに大きく、大きく膨らんで、国民一人あたり赤子を含めて800万円以上の借金を抱え、返済の目途は全くたっていない。
<1%財閥のための暴政に怒り狂う民>
 毎夜、御用新聞と美食に酔いしれるシンゾウは、財閥のための政策を推進する経済産業省の路線に特化してきた。おかげで財閥の懐は、いまや500兆円前後である。それでも税金を安くしているアベ内閣だから、お話にならない。
 財閥のために日銀も年金も、危険性の高すぎる株の購入に特化、株高を意図的に操作してきた。他方、働く労働者への見返りは少ない。1%の周辺のみが潤っている、ゆがみ過ぎた日本株式会社である。
 貧富の格差は、落ちこぼれた病んだ社会を象徴している。明らかに貧困社会の日本である。外国人観光客で膨れる日本は、途上国レベルに落ち込んでしまった証拠なのだ。

 アベ暴政に人々は苦しみ嘆いている。21世紀の貧乏物語は年金生活者に限らない。若者にも襲い掛かっている。

 暴政は、それでも戦争準備に必死だ。財閥の懐は、それこそ軍国主義の日本に狂喜している。
<議会も司法も腐敗堕落、政権死守の法務検察>
 ホームレスは、原始宗教神社の賽銭箱から10円玉を見つけると、それを理由に逮捕されて、監獄で衣食住を確保するというのだが、これがこの6年の間に急増している。

 日本を代表する霞が関の役人は、覚せい剤という麻薬に取りつかれて、やくざまがいの性犯罪に特化している?やくざと政治屋の関係は、いまではやくざと官僚へと拡大、日本のレイプ文化を高度化させているらしい。
 「木更津レイプ殺人事件」で、美人栄養士は、やくざ浜名の罠にはまって殺害されたものであるが、警察はやくざ事件に手を出さない。

 天皇の認証官という特命全権大使も、海外でろくろく仕事もしないで、性犯罪にうつつを抜かしていた事件が、被害者の勇気で発覚したと、今朝の電話の主が明かした。「外務省は不要だ。ビザの関係で、領事部で十分だ。役人は半減できる。もはや手書きの時代は終わっている。役人増やせの山本太郎もおかしい」とも指摘した。頷ける指摘である。
 議会は高給を手にして満足する国民の代表と、政府護衛に徹した法務検察裁判所の公証人利権アサリと、三権の腐敗堕落も底なしではないか。

 川崎殺傷事件の被害者は、確かに哀れだ。安倍晋三に直訴するしかないのか?
 それでも野党壊滅の同時選挙がまもなくやってくる。これが自滅する暴政日本の現実なのであろうか。このような記事を書く反骨ジャーナリストも情けない。「右も左も真っ暗闇」という歌の歌詞を思い出した。
2019年6月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)









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