格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

山口会の怪?<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-16 04:47:30 | 日本の風景


山口会の怪?<本澤二郎の「日本の風景」(3523)
<山口敏夫が知っている!>
 巷間伝えられているジャパンライフの広告塔メンバーである山口会なる秘密の会は、ジャパンライフの山口隆祥と山口敏夫が立ち上げた可能性を否定できないだろう。外相としてニューヨークの国連総会出席の場を利用しての、安倍との劇的な出会いを演出したのは、当時、中曽根後継で一銭一円でも金が欲しかった山口県田布施への毛ばりだったのだ。敏夫と隆祥のしたたかな詐欺的商法のスタート台だったのではないのか。

 この場面をジャパンライフが、広告宣伝に使用したことで、国会で追及されている。岸信介=安倍晋太郎から森喜朗、安倍晋三につながるジャパンライフ人脈のすそ野は拡大、大掛かりな詐欺商法が開花した。その分、被害者は続出した。

<大金脈に飛びついた山口県の田布施一族>
 この手のことに全く無頓着な政治記者は、現役政治記者20年という記録保持者にもかかわらず、この名前の記憶がない。
 福田派清和会を岸信介一族と認識していたため、手抜き取材が暴露した格好である。清和会OBは、ジャパンライフというと、即座に反応した。派内で特別太い金脈として知られていたのであるが、彼は安倍との出会いは知らなかった。

 ポスト中曽根は、竹下登と宮澤喜一、安倍晋太郎の三者に絞られていた。ロ事件のこともあって旧田中派の竹下指名に、ロ事件で中曽根を救った稲葉修は、安倍がいいと頑張っていた。しかし、選挙区のライバルとして対決してきた福田赳夫の後継者となった安倍晋太郎を快く思っていなかった。宮澤の芽は最初からなかった。外交財政と英語力とリベラルで圧倒する、政界随一の実力者に興味はなかった。

 結局、竹下指名に落ち着くのだが、竹下は中曽根のために研究所設立資金を用意することで決着をつけた。要は金次第なのだ。
 狡賢さでは政界随一の中曽根は、竹下を蔵相に起用して消費税導入をけしかけていた。軍拡の金だ。10%消費税も同じ理屈である。他方で、安倍を外相にして、世界行脚を強いた。哀れ体調を崩してしまうのだが、この辺の様子は晋三が詳しいのだが、彼もまた父親の罠にはまって健康はよくない。
 特にストレスがよくない。会期の延長は、安倍の健康状態が許さなかったのだ。4選どころの話ではない。
 ともあれ、二人の山口は安倍晋太郎に唾をつけて、悪徳事業を拡大してきたわけだから、ジャパンライフの犯罪の最大の共犯者ということになろうか。

<中曽根後継で焦る安倍晋太郎外相>
 中曽根後継で焦る晋太郎に対して、御大福田赳夫も厳しい視線を投げかけていた。それだけではなかった。これは秘事に属することだが、秘書から男女問題で突き上げを受けていたという。

 安倍家の弱点は「女にだらしない」という点だ。清和会OBの断言でもある。秘書仲間同士のひそひそ話が、代議士の最大の敵なのだ。
 晋太郎が亡くなった後で、奥の間の大金庫から6億円が出てくる。これがジャパンライフのものか、それとも毎日新聞のための国有地払い下げの謝礼金なのか。憶測は今も続いている。

 仰いで天に恥じず、伏して地に恥じず、とは無縁の安倍一族ということになろうか。余談だが、福田が晋太郎というよりも、中川一郎に期待していたことも事実だった。
 そもそもは、岸の後継者であっても、A級戦犯の岸信介を福田は嫌っていた。しかも、福田の側近は、田中達夫だった。田中と晋太郎は政敵関係にあったのだから。筆者はよく田中の事務所に出入りして、安倍や息子の晋三の様子を聞いていた。  
 周辺に岸を評価する人物は、地元の千葉三郎ぐらいだった。ただし、千葉は岸を「岸君」と呼んでいた。
 焦る安倍晋太郎に二人の山口が急接近、そこから山口会なる不気味なグループが誕生、多くの市民の懐から金をむしり取ってゆく?

<ニューヨークの出会いに感動した山口・ジャパンライフ>
 ニューヨークの国連の舞台で、めでたく安倍晋太郎と握手する山口・ジャパンライフ。一介の詐欺師にとって、これ以上のプレゼントは当時、考えられなかった。
 山口にとって救世主を得たような思いであったろう、と想像できる。
 赤じゅうたんの上を風を切りながら飛び歩く政治記者にとって、多くの政治屋は尊敬の対象ではない。むしろ、国民に敵対する輩を懲らしめてやろう、との気概が爆発寸前である。傲慢すぎるかもしれないが、これがジャーナリスト、第4権力と俗称される所以であろう。

 今から35年前から、この悪徳企業をたどると、栄枯盛衰の様子をつまびらかにさせることができる。そこでの安倍一族と森らの果たしてきた不正腐敗の土壌を明らかにできるだろう。

<段取り・下敷きを作った敏夫と安倍政務秘書官か>
 35年前の安倍晋三外相政務秘書官の果たした役割に注目せざるを得ない。
 そもそも何ゆえの政務秘書官なのか、である。事務秘書官が役所から任命される。これで充分であるが、実は金つくり・利権アサリ担当といったほうがいいのではないか。
 大臣の知られたくない秘密の仕事をする秘書官である。大臣の財布を握る役目がどういうものか。したがって、政務秘書官は大臣のしりぬぐい役ともなる。両者は一体である。
 誰でも政務秘書官になれるものではない。安倍の政務秘書官の今井という経済産業省出身の人物が、安倍の財布を握っている。それだけではない。政策全般にも口を出す。首相の能力不足から、その役割は大きい。

 したがって、官邸からそれまでの財務省の地位が落下してしまった。「入りを測りて、出を制す」という国民にとって最も大事な役割が、官邸から消えてしまった。税収の倍の予算を編成、その半分を借金でやりくりするという安倍・自公・日本会議の政権で、空前絶後の借金の山が築かれている。

 この後始末をどうするか。後継内閣は、ここから苦悩の治政を開始することになるわけだから、正直なところ、考えなくても頭がくらくらする。そして10%消費税で消費は激減、税収は減る。財閥には減税で、となると、気が遠くなるだろうが、悪徳商法から闇献金を受けてきている心臓はびくともしない。
 35年前に自ら手を染めたジャパンライフとの切っても切れない深い仲は、首相としての第一次、そして第二次の7年間でどれほどの暴利を得たものか。被害者が多いだけに、徹底解明が求められる。
 消費者庁への圧力の詳細も解明されなければならない。山口という極悪人とその仲間を容赦してはならない。

<森喜朗は後続組、山口那津男・TBS山口強姦魔は仲間か>
 清和会OBは、35年前のことを知らなかったが、森喜朗とジャパンライフの太い関係は、派内で有名だった。他にもいるが、目下、話題の公明党代表のナツオは、山口会のメンバーなのかどうか。
 TBS山口強姦魔は、どうなのか。関係方面の憶測は拡大している。
2019年12月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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3分の2議席のツケ<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-16 04:18:21 | 日本の風景


3分の2議席のツケ<本澤二郎の「日本の風景」(3522)
<太田ショウコウ・山口那津男へ=仰いで天に恥じず、か?>
 山本太郎がいいことを言っている。安倍官邸こそが反社会的勢力だと。その通りであるが、さらに平河町と信濃町も、と付け加えると、もっと適切かもしれない。それでも総辞職して責任を取らない安倍内閣?なぜなのか、というと、3分の2議席の厚い壁である。

 3分の2議席の犯人は、信濃町である。太田ショウコウと山口那津男に対して、立派な言葉をプレゼントしたい。「仰いで天に恥じず、伏して地に恥じず」である。どう責任を取るのか。主権者は監視している。

<敵は本能寺、信濃町の悪党に目を覚ませ!>
 「自民党の右傾化を阻止するための連立」という言葉を、公明党は恥じることなく、内外に公言してきた。極左の人間以外は、それを美しい音色と信じた。
 筆者は、確か「大中国の真実」(データハウス)で、創価学会の日中友好をたたえた。特に、病に伏していた周恩来は、松村謙三が紹介する池田大作を病床に招いて、歴史的な対面を果たしていることも書いた。
 池田には、その後に北京大学その他多くの中国の大学から顕彰されている。国家神道の象徴である神棚を焼却させるという、反神社神道を松村が、周恩来に伝えての会見となったもので、日本人の平和の良心を世界に発進したものだ。

 この本を信濃町は300冊購入して、幹部に読ませている。筆者には、池田自筆のサイン入りの写真集が届いた。池田の貢献は、立場に関係なく、日中友好に大きな成果をもたらした。それを受けての国交正常化前の竹入義勝の北京往来となったもので、これの政治的評価はかわらない。

 現在の公明党創価学会は、当時と比較すると、やっていることが真逆である。日中友好に真っ向から敵対した岸信介の極右・日本会議の安倍晋三に、とことんのめりこんで支援を惜しまない。
 自民党政治の右傾化を阻止するという内外公約は嘘だった。国民はいま安倍の嘘つきに翻弄されているが、もっと悪い創価学会公明党の大嘘に覚醒すべきなのである。

 敵は本能寺なのだ。信濃町の不正腐敗を排除することこそが、3分の2議席を破壊する唯一の手段なのだ。山本太郎が、先の参院選で沖縄の野原善正を東京選挙区で擁立、このところキツネが堂に入っている山口に勝負を挑んだ理由である。
 恐れおののいた太田ショウコウは、次回衆院選での小選挙区での勝ち目はないため、最初から比例区に回った。

<太田ショウコウと山口那津男の大罪>
 戦争三法を想起すれば、信濃町の裏切りの大きさの恐怖に立ちすくむ国民は多いに違いない。それは殺傷の任務を負わされる自衛隊員とその家族は、たまらなく大きい。
 2013年に特定秘密保護法を安倍内閣が強行したが、先頭を走った悪役が太田ショウコウ国交相だった。彼は悪びれもなく、やくざまがいのドスの効いた言葉で成立に走った。

 このあたりから池田親衛隊が創価学会に誕生した。その第一号を筆者は知った。木更津市の戦争遺児だったK・T子さんである。戦争未亡人の助産婦が、敗戦目前、米軍の空爆による恐怖の防空壕で、近所の主婦らの手助けで誕生させた一粒種だ。

 彼女は、半年前のやくざ浜名の強姦・性奴隷に耐えて沈黙していたが、日本を再び戦場の地へと強いるための悪法に対しては、声を上げたのだ。全国民はこのことにどう向き合うのか、しっかりと考えてもらいたい。宗派政党思想を乗り越えて、一個の人間として真剣に受け止めてもらいたい。「桜」事件を徹底追及する理由でもある。彼女は2013年12月、憲法違反法が強行された直後に口を開いた。「池田先生の教えに真っ向から違反している、戦争法制を太田は強行した。池田先生は決して太田を許さないッ」とそれは信仰者以前の人間の心の底からの叫びだった。

 池田への裏切りに声を上げた戦争遺児が、どうして自分に襲い掛かった富津生まれのやくざ浜名を告訴しなかったのか。告訴してもしなくても生きることができない、日本のムラ社会に観念してしまっていたのだろうか。これの解明はまだ先のことになろう。

 犯人はJR巌根駅近くのデーサービス「かけはし」のオーナーである。厚労省の認可団体をやくざが、どう手に入れたのか。ともに創価学会員という関係が、被害者の油断を誘ったものである。

 彼女は、いまも地獄の底から、入れ墨やくざで三本指の浜名を、告訴せよと叫び声をあげている。3人の遺族の家庭も学会員だが、やくざを告訴する義務を果たそうとしていない。やくざにひれ伏す日本に衝撃を受ける。
 家宅地も消えてしまい、戦争未亡人が建てた立派な墓石も取り壊されている。どうする千葉県警?に市民の怒りが集中している。

 この入れ墨やくざが、安倍の「桜を見る会」へと私兵よろしく「政府功労者」の資格で、相当数紛れ込んでいた。自由で民主主義の国では、到底、想定できない重大事態なのだが、K・T子さんは、戦争遺児の信念・執念として、池田裏切りの太田ショウコウをいち早く断罪した。これは公明党創価学会史を飾る一大事であろう。

<池田の平和主義を葬った信濃町の暴走>
 裏切り者は、次々と悪事を働く。太田ショウコウは、戦争法第二弾となった自衛隊参戦法の強行、さらには戦争反対派を踏み潰すための悪法・共謀罪も強行するのに貢献した。
 これら一連の戦争法制に公明党として支援したのが、ナツオだった。このナツオ退治に参戦したのが、野原善正である。ともに池田親衛隊である。
 太田には戦争遺児が、山口那津男には米軍に占領されたままの沖縄からNOを突き付けられたものだ。むろんこのほかにもいる。北側とかも悪党である。
一派は万波となる。親衛隊の多くは声を潜めているが、無言の圧力を執行部にかけている。

 言及するまでもなく、公明党だけでなく、創価学会も池田裏切りの核となった。原田・谷川・長谷川・佐藤といった悪役が浮上している。池田の平和主義を放棄、葬ってしまった信濃町に対して、仏罰が落ちると親衛隊は叫んでいる。大義のある運動体だ。

 第三者は、信濃町駅に下車することにためらいがあるという。なんとなく物騒で不気味なのだ。明るい希望が見えない。安倍官邸同様に闇なのである。

<月刊タイムスにも掲載中>
 警察や検察を私兵にしただけでは足りないとばかりに、やくざ暴力団までを私兵として、政敵潰しに悪用している安倍・自公・日本会議の首相官邸を、外堀で完全防備しているのが3分の2議席なのである。国民は、ここに焦点を当てないと、事態の核心を見失ってしまう。

 政治に不安を持つ日本人に、投票権を放棄している者が多い。実質、国民の2割程度の支持で、3分の2議席という選挙法のカラクリにも問題があるが、これが悪法強行の元凶なのである。

 発売中の「月刊タイムス」にも、誰も書かない「政治屋とやくざ」「初公開・木更津レイプ殺人事件」を取り上げている。一読を薦めたい。

 森は、一本の樹木を見ていても、正確ではない。空から全体を見ないと、よく見えないものだ。安倍官邸だけでは不十分だ。霞が関も、いかがわしい維新とか、新聞テレビだけでも、現在は十分ではない。

 安倍・暴政の元凶である3分の2、それを実現している信濃町の悪党に目を光らせないと、日本政治も経済も正しく判断することは困難である。筆者に、そのことを伝授してくれた人物が、戦争遺児だった。「木更津レイプ殺人事件」をいい加減に見ていると、道を誤ることになろう。
2019年12月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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総選挙ムードへ<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-16 03:56:41 | 日本の風景


総選挙ムードへ<本澤二郎の「日本の風景」(3521)
<深手を負った安倍晋三と山口那津男>
 昨夜届いた東京の様子は、安倍・自公・日本会議の冴えない様子だった。党内からも、安倍の健康状態を口にするありさまというのも、政治屋にとって何よりも健康がすべてだから、もはや安倍4選を口にするものは、麻生一人となった。
安倍の「桜」事件は、それが一瀉千里で日本列島全体に激しい波紋を投げかけた、最悪の首相犯罪だったことも、安倍の心臓を悪化させるに十分だった。

 筆者は、もうとっくにドクターストップがかかっていると認識している。「父親の二の舞」を心配する向きもある。「桜」事件は、ごまかしようがない。説明責任を果たせない悪質な犯罪要件を構成していて、逃げられない。

 驚いたことに、連立を組む公明党の山口那津男までが、ジャパンライフにむしゃぶりついていたという重大な疑惑が表面化した。彼の逃げが、どうなのか。常識的には、議員辞職に相当する。宗教政党の政治倫理は、他党とは比べ物にならない。

<生き絶え絶えの改憲発言と厳しい健康状態>
 安倍は臨時国会閉幕に辿り着いたものの、記者会見では覇気や迫力はなかった。息も絶え絶えに、この7年間、のべつくまなく口走っていた、誰も信じない空疎な改憲論を披歴して、わずかに残っている元気さを露出するのが斉いっぱいだった。

 あとは安倍に残された手段は、通常国会冒頭の解散だろうが、党内のタガは緩んでしまっている。政権に王手をかけようとした菅義偉も、二人の側近閣僚を切腹させるという無様な緊急事態に、このところの「桜」会見では、まともに応じられない有様だ。

 官房長官がこの調子だから、よたよたの幹事長・二階に期待できるものなどない。「解散を乗り切れるか」という不安が周辺から、いつものように噴きあがっている。

 問題は改憲解散を安倍が、最後の最後まで乗り切れるのか、であろう。岸信介の長女・洋子も正念場だ。

<反社会的勢力とは、狭義は入れ墨やくざ(暴力団)右翼総会屋>
 政府は、桜を見る会で「アベの闇の私兵」である入れ墨やくざ・暴力団の発覚で、反社会的勢力の定義さえ打ち出すことができなかった。言ってみれば、安倍が「功労者」として招待した中に、言うところの反社会的勢力がどっさりと紛れ込ませていた。その発覚を恐れて、名簿を破棄したものであろうから、これは直ちに、間髪を置かずに、野党も新聞テレビも、本日から安倍に対して、徹底追及しなければなるまい。

 筆者は、むかしのことだが、警察本を書いた。警視総監から法務大臣を歴任した秦野章さんと対談して「日本警察改革論」(エール出版)を世に出した。
 彼は「右翼暴力団総会屋は一体である」と答えた。つまり、女性の恐怖である入れ墨やくざ=暴力団=総会屋を指して、反社会的勢力と呼んだ。これは狭義の反社会的勢力のことである。

 広義だと、詐欺商法で国民から大金を懐に入れたジャパンライフが、その典型である。政治屋は入れ墨やくざを周辺にはびこらせながら、反社会的勢力の詐欺的ビジネスにも深く関与して、大金をせしめている。したがって、政治屋も反社会的勢力の仲間、共犯者である。

 チッソなど公害企業もはいるだろう。憲法違反の殺人兵器製造財閥も。反社会的勢力の仲間である政治屋は、言うまでもなく人間失格、公人の資格はない。安倍も那津男も議員失格となる。解散の大義はここにある。

<声を上げよ!伊藤詩織さんに続け>
 新聞テレビは、公共の電波を格安で利用、莫大な利益を上げている。
 新聞はそこそこの収益でも、テレビで大儲けしている化け物企業で、ジャーナリズムと無縁である。不動産でも。そうであるため、テレビに登場させる人物は、清廉潔白な学者文化人に絞られるだろう。かりそめにも、ジャパンライフとつながりを持ってきた人間の屑を排除しないと、主権者から叱り飛ばされるだろう。

 そもそも、このことを声を上げて主張する言論人がいない。
 日本人で声を上げた英雄は、TBS山口強姦魔を告訴した伊藤詩織さんだ。太田ショウコウの裏切りを指弾した「木更津レイプ殺人事件」被害者のK・T子さん、山口那津男を追い詰めた野原善正氏、徳洲会医療事故を追及する清和会OBの中原義正氏らである。

 崩壊寸前の日本を再生させる方法は、不正腐敗を許さないという国民の声いかんにかかっている。官邸・自民党・信濃町が腐りきっている。声を出そう、悪党をのさばらせるわけにはいかない!
2019年12月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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やくざと政治屋<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-16 03:43:33 | 日本の風景


やくざと政治屋<本澤二郎の「日本の風景」(3525)
<選挙に動員されるやくざ・暴力団>
 「代議士秘書残酷物語」(エール出版)を書くまで、国会議員選挙は言うまでもなく、各種地方選挙においてやくざ・暴力団が、選挙運動に動員されているという事実を知らなかった。間違いなく品格のある人格識見も豊かと見られていた代議士の秘書に打ち明けられた時は、かなり動転してしまったものである。

 永田町をホームグラウンドに活動しているベテラン記者でさえも、この調子だから、多くの国民は気付かないだろう。政治記者の多くは、権力闘争の取材に明け暮れているものである。政治屋の裏側の世界には、落とし穴ばかりで、実態はつかめない。

 しかし、ここにきて断固として首相官邸の政治屋を含めて、やくざ・暴力団の関係は濃厚で、選挙の時は動員されている。断言できる。このことに気付いた日本人は、日本政治のほぼ全体を知ることができるだろう。
 恥ずかしくも悲しい日本政治の実力・実態は、4流か5流である。

<安倍「桜を見る会」に「政府功労者」として招待された入れ墨男たち>
 かくして、安倍晋三首相主催の恒例の4月に実施される「桜を見る会」に、彼らやくざ・暴力団の一部が、国の功労者として招待されていることが判明して大騒ぎになっている。

 安倍・自公の官邸は、臨時国会の延長論を封じ込めて、幕引きを図ったが、これが成功する見通しはない。国民は、野党と新聞テレビに徹底追及を求めている。

 憲法違反の戦争三法やカジノ法、庶民を乞食に追い込んでいる10%消費税などで、腹の中は怒り、怒りで煮えくり返っている。しかも、国の功労者が、女性をレイプ・性奴隷(現代の慰安婦)にして、左うちわの暮らしをしている入れ墨やくざと、安倍・自公内閣は認定して、招待したのだ。

 よって野党要求に対して、招待名簿を切断したと言い張って、これの公開を拒否している。これまでの経緯だが、こんな子供じみた安倍の逃げに納得する国民はいない。首相官邸の悪事は、文字通り一瀉千里、日本列島の隅々にまで及んでいる。
 読売新聞・日本テレビが蓋をしようとしても無駄なことである。

<内閣改造でやくざ疑惑の人物が国家公安委員長>
 政治屋とやくざの関係は、特に自民党議員と特段の関係を有しているところから、列島をやくざ・暴力団が跋扈するという因果を確実にさせている。
 自由と民主主義を吹聴してやまない安倍もまた、やくざ関連の事件が、いまもくすぶっている。
 入れ墨やくざに対する取り締まりの甘さに衝撃を受けていたのだが、なんとなんと恐ろしい事態が発生した。先の内閣改造人事で、警察の監督をしている国家公安委員会の委員長の武田という人物に、やくざ疑惑が一部のメディアやネットに登場したのだ。

 それを承知で起用した首相という事情を考慮すると、平河町から倫理のひとかけらもないことの証明であろう。安倍自民党の議員にとって、やくざは必要悪と、思い込んでいるのかもしれない。

 反社会的勢力の中核に対して、警察は見て見ぬふりをしている。末端の暴力団担当の刑事は、入れ墨やくざが支配する飲食街で飲み食い、時には性奴隷・現代の慰安婦をあてがわれている?という途方もない疑惑を呼ぶことになろうか。

<玉沢元農水相を銃で撃った人物は選挙仲間の支援者>
 東北地方の自民党清和会OBの元農水相・玉沢徳一郎が、仲間から拳銃3発を足に打ち込まれるという、想定外の事件が発生した。
 若いころの玉沢の面倒を見ていた人物は、自民党若手右翼の養成機関のような素心会を主宰していた千葉三郎である。しばらくして千葉の秘書から「玉沢は金に汚い」と手厳しい批判が飛び出した。
 千葉は労相を一度だけ歴任して、二度と閣僚にならなかった。理由を聞くと、彼は「大臣になるのに金が必要なんだ。それでもうやる気をなくした」と述懐したものだ。千葉は珍しく精錬の士だったから、玉沢を二度と寄せつけなかった。

 今回の銃撃の背景には、金が絡んでいるという。そして深刻なことは、自民党清和会OBの周辺に銃が相当存在するということである。本物のやくざが議員と元議員の周辺にまとわりついているとの、何よりの証拠であろう。

<やくざ代議士の倅が衆院議員、運転手が参院議員>
 政治屋とやくざは連携して行動している、持ちつ持たれつの間柄といってもいいだろう。
 千葉県には、過去に富津出身の浜田幸一というやくざが、千葉県議から衆院議員にまでなった。彼のお陰で、永田町ではあちこちで、冷やかされたものである。「木更津市の有権者はまともなのか。なぜやくざが選挙で当選してしまうのか」と。これには「浜田は富津出身で木更津ではない」と釈明するのが忙しかった。
 例のラスベガスの150万ドル賭博事件で、とことん苦労を強いられたのは大平正芳内閣だった。浜田を辞任させるための心労も、大平の命を縮めた理由であろう。
 この事件は、いまも尾を引いている。倅が衆院議員、運転手が参院議員である。千葉県がやくざの巣であることの、何よりの証拠と県民は嘆いている。民度の低さはいかんともしがたい。

 次期衆院選で青木愛が、浜田の倅と対決するかもしれない。密かに期待しているところである。

<「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名逮捕に躊躇する千葉県警>
 「木更津レイプ殺人事件」の犯人は、3本指のやくざ浜名である。出身は富津市という。
 すでに犯人も共犯者も、徹底取材で特定できている。犯人は国会議員に泣きついているかもしれないが、強姦レイプ・性奴隷・殺人は、極刑に相当する。

 千葉県警への監視も強まってきている。

<証拠がそろった日本のレイプ文化>
 今は躊躇することなく、日本はレイプ文化の国である、と胸を張って断言できる。「桜を見る会」はその証の一つとなってくれた。国家公安委員長の知られざる正体も、貢献してくれている。
 警察がやくざ強姦事件に手を出さない理由である。

 被害者の女性が声を上げないのだ。声を上げさせないようにしている可能性を否定できない。TBS山口強姦魔はやくざではないが、声を上げた伊藤詩織さんに官邸の警察が動いて、不起訴にしてしまった。
 強姦を事件にさせるな、という意図を感じるだろう。日本が封建時代でないことを念じるばかりだが、男尊女卑は明治のままである。
 各方面に警鐘を乱打して止まない!
2019年12月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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安倍に新たな疑惑!?<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-14 07:54:32 | 日本の風景

安倍に新たな疑惑!?<本澤二郎の「日本の風景」(3520)
<首相主催晩さん会費用600人分を900人分支払う?>
 次から次へと犯罪事件を引き起こす日本国首相である。中世の暴君レベルだから、やってることが暴政になってしまう。何が起きても不思議でなくなっている。自民党に真っ当な派閥が存在すれば、たちどころに引きずり降ろされるのだが、公共放送が使命を忘れて財閥・安倍放送に変質してしまっている。そうした事情を国民はわかってくれない。

 次なる疑惑は、天皇即位に関係した首相晩餐会費用のことである。目下、未確認なので断定はできないものの、一連の筋書きから推察すると、なかなか否定できない。

 600人分の支払いを、900人分も支払った、というのである。ホテルは安倍側近の今井とかいう人物の身内が、ニューオータニの取締役という前提から、皇室行事から官邸行事のすべてが、このホテルが独占することになっているというから腐臭に満ちている。

<事実だとしたら大変なことになる!>
 以前のホテルランキングというと、オークラについで、帝国ホテル、そして旧赤坂プリンスホテルであるのだが、この7年間は、相撲取りが始めたニューオータニが主役になって、他の追随を許さない。
 一昔前までは、オークラが宏池会、赤坂プリンスが清和会、田中派がニューオータニだった。今井という経済産業省の男が、安倍の無能をよいことに政策からホテルの調達までこなしているらしい。

 目下、爆発炎上している「桜を見る会」の前夜祭が、安倍後援会向けに格安で執り行われたことから、公選法と政治資金規正法の違反として世論の断罪を受けている。
 野党が野党らしければ、今は解散の場面である。安倍は野党に救われたのだ。

 そもそも天皇即位に首相晩餐会という全く関係のない不要な行事こそ、安倍の天皇利用の最たるもので、腹立たしく思っている国民は多数であろう。
 今世紀において、即位に166億円の巨額の投入は、山口の田布施が仕組んだものと見られている。大盤振る舞いする狙いの、一つがこんなところにあったのかもしれない。

<166億円投入の天皇即位経費を100%洗え>
 ともあれ、この新たな疑惑は、166億円の隅々を洗い出せ、との天の声である。宗教的秘儀に166億円の拠出は、どう考えてみてもおかしい。周辺に天皇嫌いが増えてきている。象徴に値しないせいであろう。
 反対に、正論を吐いている秋篠宮が人気浮上である。彼は世界をよく見てきているからだろう。
 疑惑を抜きにしても、166億円の中身を精査する責任が、議会と会計検査院にある。特に、そのために会計検査院は存在しているのだが、戦後史において同院が実績を見せたことはない。

 国民に奉仕する役人が、首相犯罪に特化して、その結果、出世するという安倍・自公の異様な姿を許してはならない。

 この新たな疑惑についての情報提供を、国民は強く期待している。悪党を眠らせてならない。
2019年12月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)







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レイプ文化と女性の人権意識<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-14 07:32:37 | 日本の風景


レイプ文化と女性の人権意識<本澤二郎の「日本の風景」(3524)
<自由と民主主義は、どこかへ飛んで消えてしまったのか>
 戦争三法・カジノ法・10%消費税の強行とモリカケ首相犯罪とTBS山口強姦魔救済事件、そして今回の「桜を見る会」の公選法・政治資金規正法違反事件と毎日のように、日本国憲法に泥を塗るような、政府自公両党の無様すぎる暴政を、見せつけられている日本国民はたまったものではない。

 自由と民主主義が消えてしまっている。悪党が大手を振って闊歩している日本列島だ。一皮むくと、入れ墨やくざによる強姦が日常茶飯事だが、これこそがレイプ文化の日本を象徴するものだが、世の中に知られることがない。警察が取り締まりをしないだけではない。被害者である日本人女性の人権意識が、あまりにも低すぎる。ここに事態の深刻さを物語っている。

<「木更津レイプ殺人事件」から見えてきた日本の性文化>
 不思議に思う読者がいるかもしれない。好き好んで、日本の恥部を暴いているわけではない。2014年4月28日に非業の死を遂げた、木更津市の美人栄養士の殺人事件を追及する過程で、日本がレイプ文化の国であることを学んだ。
 それまで関心などなかったのだが、身近なやくざによる殺人事件を知ったことから、以来、心にぐさりと突き刺さった槍のように抜けなくなってしまった。

 その原因を知ってまた仰天した。強姦された女性が警察に駆けこもうとしない、という女性の人権意識の低さだった。
 これは選挙にも当てはまる。候補者は、あてにならない男性票よりも、裏切らない女性票に的を絞る。宗教団体も同じで、熱心な女性から莫大な金銭を集めてほくそ笑んでいる。

 日本問題の核心は、国民の半数を占める女性問題ということになる。これは間違いない。基本には教育が関係している。

 戦争三法は憲法に違反する悪法が、難なく強行されてしまう。女性がまともに立ち上がれば、成立することはない。新聞テレビも悪い。むしろ、推進する報道に熱心な新聞テレビが少なくない。公共放送であるNHKが財閥に占拠されていることに、国民は立ち上がろうとしなかった。

 遠因は、日本のレイプ文化である、と強く訴えておきたい。暴論に非ず。


<あちこちから覚醒剤の密輸入事件発覚>
 例の伊藤詩織さんをレイプした、TBS山口強姦魔のことは忘れない。レイプ事件に詳しい元自民党本部職員は、強姦魔がレイプドラッグを使ったと断定している。覚せい剤とセックスは不可分の関係があると、元巨人軍選手の清原事件で知った。

 覚醒剤事件は、いたるところで、繰り返し起きているが、逮捕されるのは米粒ほどである。しかも、清原事件がそうだったように、刑が軽い。
 覚醒剤使用に10年以上の懲役刑を科せばいいのだが、法務検察は断固として反対するだろう。なぜか、考えなくても分かる。法制定者も狂ってしまうのだ。「合意なき性行為」を強姦・レイプという。

 合意なきセックスは、女性の人権侵害の最たるものだ。懲役30年以上最高刑を死刑にすればいい。

 場合によっては、レイプ被害者が110番通報しない罪を設けることも考えたらいい。同時に、レイプ事件を適切に捜査しない、例えばTBS山口強姦魔事件の警視庁刑事部長などの場合は、退職金無しの首にすればどうか。やくざレイプ犯を逮捕した刑事に、報奨金を出すようにするのもいいだろう。

 警察署に、ベテランの女性刑事を配置することも重要である。

 それにしても、覚醒剤は毎日のように日本列島の海から密輸されている。最近ではやくざの巣として有名な福岡県で、600キロの覚せい剤が見つかった。これまでの最高は1トンという莫大な量である。

 香港でのアヘン戦争を想起しかねない、危機的な状況であろう。民族の精神の頽廃を招来させている。これが霞が関、国会、官邸、自民党でも?となると、日本沈没である。

<桜を見る会の名簿、ホテル夕食会明細を国政調査権で暴け>
 右翼やくざ暴力団は、安倍のいう「政府功労者」として桜を見る会に紛れ込んでいることが発覚している。多少は、レイプ文化に抵抗感があったが、これで納得した。
 歓楽街の性ビジネスを担わされているのは、やくざに強姦されていた女性である。その数はゴマンといるだろう。これに蓋をする安倍・自公・日本会議である。根底に女性蔑視が染み込んでいるはずだ。
 まずはシュレッダー処分したとされる「政府功労者」のリストを、何としても見つける必要がある。ITのプロなら簡単なはずである。ホテル夕食会資料は、ホテルが提供するだろうが、ここは要注意だ。

 政府部内にも正義の内部告発者が、必ずいるはずである。やくざは100%強姦魔である。逮捕して、性奴隷の被害者を救済する責任が法務検察にある。

 新たな問題は、警察を監督する国家公安委員長の武田にやくざ疑惑がまとわりついている。事実でないと開き直るのであれば、問題の「木更津レイプ殺人事件」のやくざ浜名を即刻逮捕して、極刑にすべきであろう。

<やくざは強姦魔=即逮捕=性奴隷被害者救済=政治の本道>
 事件事故などトラブルが起きると、それが政治であれ、企業ビジネスであれ、必ず顔を出してくるのは、右翼やくざである。普段の本業は、魅力的な女性を狙ってレイプすることに専念している。
 「木更津レイプ殺人事件」の教訓である。
 狼は、捉まえたウサギを逃がすことはしない。入れ墨に震え上がる女性はすべてといっていい。硬直して声も出ない。女性の敵は、入れ墨やくざである。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は、女性の人気が高い。抵抗するやくざをぶち殺している。監獄は入れ墨で埋まっている。千葉県勝浦市は暴力団追放都市宣言をしている。

 やくざ追放が、レイプ文化追放を約束するだろう。日本の国会議員や地方議員に、ドゥテルテ大統領のような、やくざに屈しない人物が誕生することが不可欠だ。自立する女性の日本になれば、国粋主義者(ストロング・ナショナリスト)も消し飛ばすだろう。夢は大事だ!
2019年12月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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「桜」でくっきり国粋主義闇人脈<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-09 15:01:08 | 日本の風景


「桜」でくっきり国粋主義闇人脈<本澤二郎の「日本の風景」(3519)
<政府功労者名簿を急ぎ破棄した理由が見えてきた>
 凡人は気づくのが遅い。善人にも同じことが言える。一時期、平成の妖怪に期待した時があった。平和軍縮派の戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬さんも、首相になる前は好意的で、多少の支援をしていたらしい。悪人ほど自分を隠して、陰で舌をぺろり。
 「桜を見る会」の政府功労者名簿は、公文書であるのに、話題になるや即座に破棄された。なぜか、なぜかと問いかけてゆくと、冬晴れの真っ青な空が、その原因を教えてくれた。ほかにもいるはずだ。「今更になって」などとしたり顔の極右と極左の人間がいるかもしれないが、国家主義が高じて国粋主義に発展すると、闇の人脈は恐ろしく怖くて手が出せなくなるらしい。

 おそろしい闇人脈が露見する前に、慌てて処分をした、と説明して逃亡しようとしている。当たらずとも遠からず、というよりも図星なのだ。

<人間の屑・街のダニ・入れ墨やくざ=官邸の私兵>
 本来であれば、官邸御用聞き記者のNHK岩田やTBS山口強姦魔が紹介する役割を担っている。国民の思いであるが、ここの山口は、ジャパンライフと関係がないのかどうか。
 岩田はどうなのか。

 安倍の言う「政府功労者」には、街のダニである入れ墨やくざが相当数、代表として招待されていたのではないか。まさか山口組は、大騒動で桜を見る余裕がなかったのかどうか。これも確認する価値がある。

 山口県の安倍邸には、火炎瓶が投げつけられるという大事件が起きている。時々ネットで炎上している。選挙に絡んだやくざ関連事件である。

 要するに、覚せい剤を使う強姦魔で知られる入れ墨やくざを、官邸が私兵として、事実上の雇用関係にあるのではないか、という分析である。

 元文科事務次官の前川喜平氏の件を思い出して欲しい。庶民が落ち着ける店で一杯という場所を特定した官邸の情報力は、やくざと警察が一体化している証拠である。安倍配下の読売が大々的に報じた。

<レイプ文化の日本は最大の恥部>
 これで日本の姿かたちが見えてくるだろう。
 「木更津レイプ殺人事件」の取材の過程で「日本レイプ文化」を学ばされるのだが、間違いなく強姦を業として生存している入れ墨やくざは、ゴマンいるといわれる。魅力的な被害女性はその数倍いる。

 やくざが跋扈する日本である。警察の公表は信じてはいけないだろう。最近の事件から、インドの強姦事件もすごいが、かの国では人々が立ち上げる、声を上げている。
 日本では、TBSの山口強姦魔の伊藤詩織さんが、声を上げたくらいではないか。ところが、やくざの嫌がらせで、本人は日本に居られない。やくざから警察は守ってくれない。群馬県にもいることが分かったので、のちに紹介しよう。

 山口強姦魔の手口は、この方面に詳しい友人によると、手口がやくざに似ているという。強姦魔はやくざだけではない。ほかにもいる。警察や教師、役人、弁護士、学者、文化人など至る所にいる。国会議員にもいっぱいいると見られているから、もうお話にならない。
 やくざを私兵として雇っているかのような、レイプ文化の社会では、刑法の罪が極めて軽すぎる。発覚しても身内同士でお茶を濁してしまう社会だ。

 「木更津レイプ殺人事件」を取材するまでの筆者の、性犯罪に対する認識は極めて低かった。それはネット社会も同様である。

<警察も検察も判事も安倍擁護の私兵>
 入れ墨やくざを動員するという卑怯な手口は、それが非合法な手段で強行されるため、おそろしく残酷である。時には殺人もするだろう。
 テレビ映画で見るドラマ顔負けのことが起きているのかもしれない。入れ墨やくざの顔がわかったかもしれない「桜」招待者名簿ゆえに高価なものだったと推認したい。
 かくして警察・検察・判事なども、国粋主義政権の下では、私兵の役割を持たされるのであろう。

 典型がTBS山口強姦魔を救済した、当時の警視庁刑事部長は、破格の出世をした。ほかにもモリカケ事件で出世した役人はかなり見受けられる。

 安倍の身の安全は、警視庁派遣のSPである。民主主義の国では、役人は全体・国民に奉仕する者でなければならない。この7年間、この機能が破壊されたままなのだ。

 悪い憲法違反の戦争三法を強行した以外は、内外政に成果ゼロどころかマイナスであるにもかかわらず、政権は存続している。

<A級戦犯の岸信介=右翼暴力団のドン・児玉誉士夫>
 国民を代表して、国民のための内外政をして、国民の生活を安定させる責任のある政府が、10%消費税を強行して、国民生活を低下させ、消費を落ち込ませている。

 ただ、ひたすら国民の年金基金と、刷ったばかりの新札で、日本銀行も財閥の株を買って、株式の維持安定にのみこだわる1%内閣は、問題があれば私兵を駆使して、人々を操っている?違うだろうか。

 これはA級戦犯の岸信介内閣の手口である。入れ墨やくざを統括する児玉誉士夫と連携して、日本支配を強行した。60年安保騒動では、のちに自民党幹事長になった加藤紘一氏や、同党総務会長の池田行彦氏らは、児玉が動員したやくざとぶつかっている。池田の友人の樺美智子さんは亡くなった。

 当時の東大生はまともだった。
2019年12月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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山口那津男!お前もか<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-08 08:18:48 | 日本の風景

山口那津男!お前もか<本澤二郎の「日本の風景」(3518)
<日刊ゲンダイ特ダネ・ジャパンライフ汚染議員に浮上>
 公明党は、清廉潔白を意味した党名のはずである。不正を暴き、弱気を助け、強きをくじく政党のはずだったのだが。日刊ゲンダイの特ダネ報道によると、同党代表の山口那津男が、悪徳詐欺商法のジャパンライフの汚染議員に浮上していることが分かった。

 ブルータスお前もか、である。発覚した以上、責任問題が起きるだろう。ただでさえ、党勢の落ち込みが激しい公明党創価学会である。安倍に倣って嘘で逃げ切るのかどうか。それとも、狐の本領発揮で、彼の恩師から創価学会員までも騙してしまうのか。

 知らなかったが、ジャパンライフで自殺した被害者も少なくないという。ナツオのけじめの取り方も、師走の政局に波紋を投げかけている。

<党名を汚した公明党代表?>
 公明という党名から、汚染とか汚れというイメージはない。プラスイメージが強い。ここは潔く議員を辞職するか、捜査当局に進んで、事情を報告するのが、公党の代表としての責務であろう。

 一番好ましい責任の取り方としては、連立与党の党首として、安倍に鈴をつけて退散するといいだろう。その覚悟があれば、さすがは池田大作氏指名の一番弟子と評価されるかもしれない。そうではないと、木更津市の戦争遺児が断罪した太田ショウコウと同じ穴のムジナとなろう。

 参院選では、沖縄の野原善正が信濃町駅頭で、山口の恩師裏切りを告発、一部の学会員と国民の喝さいを浴びた。山本太郎の、見事な采配に感服させられたばかりだ。
 ナツオは、他党の議員と違って、大金がなくても、信仰者が票をかき集めてくれる。金は国会議員の報酬だけでも、有り余ってすごいはずだ。
 ジャパンライフに手を染める必要はなかったろう。しかし、手を出した。安倍に頼まれたのか。山口隆祥追及に熱心な、公明党議員を押さえつけた功労なのか。推測すると、学会のお年寄りも、ジャパンライフの詐欺商法に引っかかった者がたくさんいるというのか。
 
<池田大作・学会員・国民を裏切った背景は?>
 あえて池田親衛隊の立場から論じると、ナツオの罪は大きい。
 「池田先生を裏切った罪は、あまりにも大きい。もし、先生が元気であれば、即刻、代表も議員も辞めさせるだろう」との声が聞こえてきている。
 宗教政党の厳しさは、半端ではないというのだ。運動員は手弁当である。世の中を平和にする、そのための政党だったはずなのだから。

 純粋無垢の信徒は、池田を信じて、世のため、人のためと信じこんで、地域を駆けずり回り、電話や手紙を書いて、投票を依頼した。
 もっとも、首都東京でのナツオ票が70万というと、正直なところ、哀れをかこつ。公称700万世帯とか吹聴する学会は、その多くが東京と大阪に集中している。その日本最大票田の東京で70万票?あまりにも少なすぎる。
 創価学会の組織票そのものが逃げてしまっている。公明党の裏切りを、学会員も感じて、逃げているのである。そのことは、ジャパンライフにかぎらず、国民への裏切りとして、支持を落下させていることになる。

<「神の国」の国粋主義者に仲間入りか>
 原因はどこにあるのか。日刊ゲンダイの特ダネにあると見たい。
 山口が安倍の腰ぎんちゃくになったということは、仏教のはずの日蓮の教えが、戦争神社の「神の国」靖国の風下に立ってしまったということになろうか。池田の平和主義を放棄して、安倍の戦争三法を強行、さらに大衆いじめの10%消費税の強行実施に国民は厳しい生活を強いられている。

 しかも、犯罪商人に肩入れしていることが判明した。どう釈明するのか。
 安倍や森喜朗らの「神の国」の国粋主義者の仲間として、仕方がなかったとは言わせない。

 創価学会の初代と二代目は、国家主義・国粋主義の犠牲者であるといわれている。したがって、池田の平和主義は、かれの本のどこを開いて見ても、天皇狂の生長の家とは異質である。
 山口の政党論・宗教論の双方からの説明責任を、池田・学会員・国民は強く求めている。そして、具体的な責任の取り方に注目している。ジャパンライフ汚染議員でないというのであれば、法廷で黒白を決するほかないだろう。

 山口もまた、安倍や森などと同様の悪党であれば、国民は眠らせなてくれないだろう。ともあれ、公明党代表のジャパンライフ汚染議員は、衝撃なことである。容認できない。
2019年12月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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心臓破裂か<本澤二郎の「日本の風景」

2019-12-08 08:07:32 | 日本の風景


心臓破裂か<本澤二郎の「日本の風景」(3517)
<35年前からの清和会スポンサー・悪徳詐欺商人を蹴り上げた晋三>
 外務省も証拠を示した。1984年9月、父親晋太郎外相の政務秘書官としてニューヨークの国連総会に随行、その場で戦後最大の悪徳詐欺商人・ジャパンライフの山口隆祥と心臓は会っていた。35年前である。
 「山口と心臓は、心臓がつながっているほど関係が深い。山口は清和会の政治屋を看板・広告塔にして、善良な小金持ちを騙して、暴利を得てきた。安倍の後見人を任じている、日本を”神の国”と信じ込んでいる森喜朗らと、山口のあぶく銭に群がってきた。清和会関係者ならみな知っていることだ」とは清和会OBの指摘である。

 安倍・清和会きっての「功労者」として、桜を見る会の招待客となってきたものだ。2015年に限らない。森・小泉・安倍の清和会政権下、消費者庁は手も足も出なかった。
 その裏事情が、ついに明らかとなった今回の桜を見る会なのだ。ジャパンライフの歴史や経理を調べ上げれば、安倍の心臓は100%破裂するだろう。

<生き延びるためには情も放棄する令和の妖怪>
 日本の政治屋は汚い。どんなにか危ない金でも、金であれば手を出す吸血鬼である。恥とか清廉の気風がない。したがって、女性をレイプ、性奴隷にして巻き上げるやくざの大金を、かすめ取ることなど平気なのだ。
 やくざ・暴力団の上を行っている。岸信介の金庫番の中村長芳がいみじくも吐露したそれは「秘書は塀の上を歩いて金集めをするものだ」である。

 たしか「秘書残酷物語」(エール出版)で書いたはずだ。駆け出しの政治部記者はわからないが、年季の入った記者は、感づくものである。いわんや一般人はわからない。

 政治屋の生き延びる最後の手段は、秘書か霞が関の小役人に犯罪の事実をおっかぶせる。森友事件もそうだった。加計事件も、である。
 たとえそうだとしても、心臓の嘘も繰り返し連発するものだから、心臓もマヒして破裂する。35年余の深い関係でも「一対一で会ったことはない」「昭恵は面識がない」と12月2日の参院本会議でとぼけ切った答弁をしている。

 安倍の父親が自民党幹事長当時の会見で「政治は情で動くものだ」と発言している。不思議と記憶している。幕府軍の会津藩と討幕軍の長州人の関係を指摘したものだが、息子の心臓は、生き延びるためには、味方でも蹴り上げて平然とする。情などない。自らを田布施の天皇だと思い込んでいるのであろう。
 森友事件の顛末が裏付けている。この手をジャパンライフにも使っているのであろうが、35年もの悪徳詐欺商法で蓄積した資金提供者さえも放り投げて、一人生き延びようとする心臓だから、本当は破裂などしないのかもしれない。

<父親晋太郎が泉下で仰天、祖父岸信介は「心臓やるわい」>
 安倍が首相になったことを一番驚いているのは誰か。清和会OBは、臆することなく「それは晋太郎だ」と明かす。筆者も合点するほかない。

 晋太郎には、リベラリスト・安倍寛の血液が流れている。本人は毎日新聞記者をしてきた。記者はリベラルでないと、特に政治部は。
 筆者がよく知る読売新聞の元政治部長の多田実は、硫黄島で助かった幸運児だから、本心からリベラリストだった。安倍晋太郎とは仲間だった。多田から、晋太郎の悪口を聞いたことがなかった。

 心臓には、A級戦犯の血液が100%流れている。岸信介は「令和の心臓か」と満足しているに違いない。

 ただし、この7年の間、戦争三法(特定秘密保護法・自衛隊戦争法・共謀罪)を強行した以外は、何もない。戦争三法は憲法違反である。リベラル政権が誕生すれば、消える運命にある。

 毎年50兆円の借金の山を築いてきて、心臓の肺も息絶え絶えだ。国民の怒りがいつ爆発するか。人間の心を持った日本人が、怒りの決起をする場面が必ず来るだろう。
 今はジャパンライフ問題で、市民の怒りが爆発している。
 1986年の衆院予算委員会で晋太郎は、山口との出会いを容認している。1983年のジャパンライフの売上高1200億円は、5年間で330倍も急増した。85年11月29日号フライデー、86年1月号「現代」でも報じられている。
 清和会と山口ジャパンライフ=安倍と山口ジャパンライフ=安倍の功労者=桜を見る会招待者
 35年間の安倍とジャパンライフの深すぎる腐敗を暴く時でもある。悪党を眠らせてはならない。
2019年12月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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横田 一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」

2019-12-06 16:57:54 | 杉並からの情報発信


横田 一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」65

徴用工問題で日本の元外務官僚が「韓国に100%の理、日本に100%の非」「日韓対立は安倍政権に全責任」と断言する理由

2019.12.05 Litera

https://lite-ra.com/2019/12/post-5127.html

安倍首相が15日からのインド・中国歴訪で、約1年3カ月ぶりに日韓首脳会談を行う方向で調整していることが明らかになった。今度こそ、トップ同士がきちんと話し合いをして、関係を改善してもらいたいが、しかし、和解を求める韓国とは対照的に、安倍首相が「徴用工判決」問題を棚上げして、輸出規制を解除する公算は極めて低いと言わざるを得ない。

韓国がGSOMIA破棄を中止にした際も、日本は米国の圧力で話し合いのテーブルにはついたものの、結局、安倍首相が「一切の妥協はしない」という姿勢を変えず、表向き「韓国側がWTOへの提訴中止し、日本側が担当省庁局長級対話の再開に応じる」という合意だけで終わった。

この背景には、先の戦争を正当化することを何よりも優先する安倍首相の強固な歴史修正主義がある。安倍首相はもともと「徴用工」を戦争犯罪とは捉えておらず、だからこそ「徴用工問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みであり、韓国最高裁判決は国際法違反」という主張を繰り返しているのだ。

しかも、問題なの日本のメディアや世論がこの安倍首相の姿勢を追従していることだ。安倍政権が対韓強硬外交に踏み切って以降、日本製品の不買運動拡大や訪日韓国人観光客激減で経済的損失を招く事態に陥っている。

普通なら「国益毀損の経済音痴」「国賊紛いのダメ首相」といった批判が噴出しても不思議ではないが、まったくそんな声は聞こえてこない。「国際法違反状態の韓国に毅然とした姿勢を貫く安倍政権」という官邸発信のフェイクニュース(大本営発表)を大メディアが受け売り、大半の国民が鵜呑みにする状態が罷り通っている。

しかし、そんな情報統制状態の中、「韓国には100%の理があり、日本には100%の非がある」「日韓関係悪化の全責任は安倍政権にある」と批判をしている元外務官僚がいる。外務省条約局国際協定課長、アジア局中国課長、イギリス国際戦略研究所研究員などを歴任した浅井基文氏だ。

浅井氏は「日韓関係を破壊する安倍政権」と銘打った9月10日の緊急講演会(主催は重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京、村山談話を継承し発展させる会)で、いまだにテレビや大新聞がほとんど報じない「国際人権規約」(日本は1979年に批准)の存在を紹介、安倍首相の詐欺的手口をこう暴露した。

「(韓国を国際法違反状態と見なす)安倍政権の最大の論拠は『過去の個人の請求権、過去の朝鮮の人たちの日本に対する請求権は1965年の日韓請求権交渉で全て解決済み』というところにある。その主張が正しいのかどうかをまずはっきり踏まえないといけない。
 私も外務省で25年間飯を食ったこともあり、アジア局や条約局勤務が合計で9年間あったので、『過去の請求権問題は1965年の請求権協定で全て解決済』としてきた日本政府の主張は理解している。

しかし国際人権法が確立することによって崩れたことを申し上げたい。もっと具体的に国際人権規約Bがあります。ここに加盟(署名)したのが1978年なのだが、私は1978年に条約局の国際協定課長という立場で、国際人権規約の国会承認を事務方の先頭に立っていたものだから、非常に愛着もあるが、今回の日韓問題を議論する時に誰もこの国際人権規約のことを言わない。これが私は非常におかしいと思う。国際人権規約は条約であり、憲法上も『条約は国内法に優先する』というふうになっている」

 その詐欺的手口を見破るカギは、安倍首相が戸黄門の印籠のように突きつける「1965年の日韓請求権協定」締結から14年後の1979年、国際人権規約が国会承認(批准)された歴史的事実に注目することだ。安倍首相は1978年以前なら通用したカビの生えた主張を、国際人権規約批准で崩れ去ったのにもかかわらず、正論であるかのように訴えて続けているということだ。

 このことを浅井氏はレジュメを使って説明していった。まず国際人権B規約の第2条3項には「この規約において認められる権利又は自由を侵害された者が、公的資格で行動する者によりその侵害が行われた場合にも、効果的な救済措置を受けることを確保すること」を義務づけるとあると指摘、「この規約において認められる権利又は自由を侵害された者」の「権利」や「自由」こそ、徴用工や従軍慰安婦に該当するとも指摘した。

 たしかに第7条には「何人も、拷問又は残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けない」と書いてあり、また第8条には「何人も、奴隷の状態に置かれない。あらゆる形態の奴隷制度及び奴隷取引は、禁止する」(1項)、「何人も、隷属状態に置かれない」(2項)、「何人も、強制労働に服することを要求されない」(3項a)とあり、従軍慰安婦や徴用工に当たることが分かる。浅井氏はこう結論づけた。

「元従軍慰安婦の方々、徴用工の方々は日本国によって『効果的な救済措置』を講じるように要求する権利があることが明確にいえるのです」「まさに国際人権規約をはじめとする国際人権法ができてから、各国は過去の国が行った行為について謝罪し、補償をするということが行われるようになった。そういうことを考えると、やはり日本も従軍慰安婦や徴用工の皆さんに対して謝罪し、補償しなければいけないということが当然のこととして言えるのです」

しかも外務省は、1991年8月27日の参議院予算委員会で「個人の請求権自体は消滅することはない」と答弁していた。その内容は、国が放棄したのは「国家の外交保護権」であり、「国と国との間でやりとりをする権利については放棄した」ということであって、「個人の請求権自体はそういう協定によっても消滅することはない」と結論づけるものだった。浅井氏は当時を「私が外務省にいた頃は(個人請求権が消滅しないことは)外務省の中で議論されてもいないことだった」と振り返った上で、今回の元徴用工裁判における韓国大法院(最高裁判所)判決を次のように全面的に支持した。

「それ(韓国大法院判決)は1991年の外務省の国会答弁から言っても、非常に正しいこと、抗弁できないことであって、認めなければいけないとことなのです」

続いて浅井氏は、安倍政権(首相)が1991年の政府(外務省)答弁がまるでなかったかのように振る舞うことのおかしさも指摘した。

「非常におかしいことは、1991年に政府答弁をしているにもかかわらず、今回の問題が起きてからは、安倍政権はすっかりとだんまりを決め込んでいることが私は最も不誠実であり、許されないことだと思う。この点をしっかりと認識をすれば、韓国大法院の決定に対して日本政府が『1965年の日韓請求権協定で解決済だからおかしい』というのが、そもそもおかしいことになる」「国際人権規約の関連条項が、(それ以前の)『国が個人に代わって請求権を放棄できる』という伝統的な考え方をひっくり返したことが大きなポイントなのです。それなのに国際人権規約がどこかに行ってしまった。みんな『人権が大事だ』と言いながら国際人権規約があること自体をすっかり忘れていることは非常に遺憾なことだと思う」

そして浅井氏は安倍政権の対韓強硬外交をこう一刀両断にした。

「韓国に対して居丈高に振る舞うことはいかなる理由でも許されない。『韓国には100%の理があり、日本には100%の非がある』ということを申し上げておきたい」

外務省OBが語った、安倍首相の暴走を外務省が止められない理由

講演後の質疑応答では、「国際人権規約の紹介は非常に重要な指摘だ」と切り出した報道関係者から、こうした対韓強行外交をめぐる外務省の対応について、以下のような質問があった。

「浅井さんは外務省のOBでいらっしゃいますよね? 同じ(外務省)条約局とか、このことについて職務として関わった公務員がいるはずですよね? 一番先にそういうことを言わないといけない人間(外務官僚)が沈黙している状況は、どうお考えになっているのか? つまり浅井さんたちの考えが後輩たちに引継がれなかったのか?今の外務省の役人たちがなぜ政権の為政者たちに対して諌めたり、『こういうことだ』と(言わないのか)。知識もあるはずなのになぜできないのかと思うか?」

この質問に対して、浅井氏は二つの要因をあげた。

「一つは、私が外務省にいた頃までの条約局長は今の天皇の奥さん(雅子妃)のお父さん、小和田(恆・ひさし・外務事務次官)さんまでは、いわゆる戦前世代なのです。戦争体験をはっきり意識した人たちだが、それ以降の『ポスト小和田』で非常に変わった。小和田さんまでの条約局と、それ以降ではガラッと質的に転換したことが事実としてあると思う。
 もう一つが外務省だけではなくて中央官庁すべてに共通することだが、要するに民主党政権の時に高級官僚の人事権を官邸に集中することをやった。それが見事に安倍政権によって利用されている。要するに高級官僚で『俺は出世したい』『上に立って仕事をしてみたい』という人は官邸の顔色をうかがわざるを得ない。官邸に楯突いた人は見事に外されている」

続いて、浅井氏はメデイアの“大本営化”も、国際人権規約の存在を無視する安倍首相の世論操作(情報統制)を許す要因としてあげた。

「今、情報入手源は多様化している。しかし結局はマスメディアがこぞって政府の情報を垂れ流せば、ネット情報で逆のことを言う人がいるかも知れないが、やはりコンセンサスとしてはマスメディアが流す情報に集約されていく。これらも大きな問題だ」

たしかに「アナクロニズム(時代遅れ)の歴史修正主義者」と呼ぶのがぴったりの安倍首相が「国益毀損の対韓強硬外交」「反日」などと批判されないのは、マスメデイアが安倍政権にとって不都合な真実である「国際人権規約」を過去の外務省答弁と共に報道しないからだ。

これ以上、日韓関係の悪化や経済停滞を長引かせてはならない。日韓首脳会談を前に、マスコミは自らの報道姿勢を見直す必要があるのではないか。

(横田 一)





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