格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

醜聞都知事再選<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-06 09:50:06 | 日本の風景
醜聞都知事再選<本澤二郎の「日本の風景」(3776)
<コロナが幸い+民に災い大魔神・電通の威力>
 有権者を家に閉じ込めてのコロナ選挙は、現職に有利であることが、韓国の選挙に次いで東京でも証明された。ロシアのプーチンも改憲投票で勝利している。喜んだのはワシントンのトランプか。
 
 日本で一番喜んでいるのは、東京五輪の開催による大利権に突進してきた、そのためにあらゆる手段で小池を支援してきた、民に災いをもたらす大魔神・電通ということになろう。
 
 小池の学歴詐称から男たらし遍歴の数々の情報を、新聞テレビで抑え込んだ功績は、ただ事ではあるまい、と専門家なら分析するだろう。
 
 「財閥・政府与党・カルト教団を束ねられる大魔神、選挙マシーンを操ることが出来る大魔神は、この日本に存在する」との指摘は、あながち的外れともいえないだろう。やっかみではない。冷静沈着に思考すれば、可能だろう。
 
 
<東京は五輪の風雨にさらされて今後も太陽拝めず>
 ともあれ廃止に追い込まれる幻の東京五輪に、東京も政府も巨額の資金を投入し続けることになる。そのための財政負担は、途方もなく膨れ上がる。
 
 電通に操られる日本政府(経産省主体)と首都・東京は、今後も風雨にさらされていくことになろう。夏から秋にかけての台風シーズンを、心配する市民も少なくない。
 
 この10年来、国土が荒廃、土砂が崩れ、河川が氾濫する日本列島である。公明党創価学会の国交大臣は、歴代、戦争三法やカジノ法強行に狂奔してきた、そのツケを今は熊本の人々が支払わされている。
 
 これからも継続することになろう。コロナと災害である。
 
 
<安倍も稲田検察を押さえつけて解散に直進か>
 小池勝利に朝日新聞までも感動したらしく、本日のWEB記事は有料で、大々的に宣伝記事を流している。背後の靖国参拝派の小泉純一郎も、仰天しているのではないだろうか。
 
 元気をくれる大醜聞都知事の勝利に、官邸・霞が関・平河町・信濃町の犯罪勢力も「勇気が出てきた」との分析も出てきたようだ。
 
 本日、稲田検察が1・5億円事件に、王手をかける対応を見せないと、稲田も黒川弘務と50歩100歩を証明したことになる。前代未聞の醜聞首相も、蛇の道は蛇よろしく、鎌首をもたげる可能性が強い。窮鼠猫を噛む、である。
 
 弱すぎる野党がバラバラだから、負けることはない。
 
 
<開票マシーン操作で圧勝も夢ではなくなった?>
 「電通大魔神と連携すれば、圧勝することが出来る。小池が証明してくれた。決め手は選挙マシーン」という誘惑に負けるかもしれない。
 
 「電通とムサシが組めば夢ではない」が現実味を帯びるではないか。「安倍内閣は支持率が落ち込んでいる。解散すると100議席減るだろう」という噂分析は、現実には当たらない。
 
 
<手作業開票は不可欠、期日前投票は廃止すべきだ>
 繰り返して訴えたい。選挙の公正を確保するためには、ムサシを排除するほかない。もう一つ、期日前投票は不正の温床でもある。この二つを廃止すれば、ほぼ完ぺきな選挙となろう。
 
 進歩的な市民運動に期待したい。時間と余裕のある法律家の決起と、議会の対応にかかっている。
 
<「小池学歴詐称は公選法違反」で提訴する動きが表面化?>
 今朝ほどの電話の主は「世も末だ。日本は滅ぶ」と肩を落としながらも、最後の手段は、小池の学歴詐称に対して、司法の判断を仰ぐしかない、と力説した。
 
 「公選法違反で訴追する動きが、必ず表面化する。男たらしだけでなく、証拠はたくさん出ている。有罪で知事の座から追放する。これしかない」とも。
 
 360万の票が本当なのか、負け惜しみではなく、正直なところ、信じることが出来ない。手作業で確認したいものである。
2020年7月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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50歩100歩<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-05 09:05:06 | 日本の風景
50歩100歩<本澤二郎の「日本の風景」(3734)
<稲田検察にも谷底に突き落とされる日本人でいいのか>
 昨日は、梅雨空を背にして、北側の小さな庭の草取りを1時間ほどしていると、ふと昔の池田内閣官房長官を歴任した黒金泰美さんを思い出した。世田谷の広い砂利敷きの庭で、自らしゃがんで草取りをしていた姿だ。砂利の庭は格好はいいが、そこから伸びてくる雑草を抜き取ることは容易ではない。
 
 山形県米沢市の秀才は、旧制武蔵高から東京帝国大学法学部を卒業した。そうか宮澤喜一と同じコースだ。彼の晩年の悲願は、高校大学の後輩である宮澤を首相にすることだった。道理で彼は「宮澤はよく英語が口に出て、それで評判がよくなくて困りますよ。ホホホ」とよく笑い飛ばしていた。
 
 池田勇人に仕えた彼の宏池会の政治論は「国民の合意・コンセンサスを政策に反映させる、それが宏池会」というものだった。いまの岸田文雄は、池田大作の「民衆の味方」という路線を脱線・逆転させている公明党にやや似て、国粋主義の安倍晋三の日本会議・神社本庁・統一教会に服従して、国民を裏切っている。
 
 どうやら現下の裏切りの第一人者は、検事総長の稲田信夫か。数日前から法務検察監視人が、しきりに怒り狂って電話をしてきている。「稲田検察に期待してきた国民を、稲田も谷底に突き落とそうとしている。日本の民主政治は終わりだ」と嘆いている。
 
<黒川弘務・常習とばく人と変わらない不正義の法務検察>
 日本国民は、再び黒川弘務を排除したエネルギーを爆発させることが出来るだろうか。安倍参謀を自任する甘利など、安倍側近犯罪を次々とチャラにした法務検察機関員の悪党は、常習とばくで排除したが、その悪党を稲田検察は訓告処分で逃げた。
 
 最近は、安倍・菅・二階が擁立、経産相に起用した菅原一秀の、大掛かりな選挙違反事件まで、東京地検特捜部は不起訴にした。「稲田も黒川と同じ腐敗検事でしかない」と決めつけても、誰も反論できないだろう。
 
 徳洲会選挙違反事件を東京地検特捜部の副部長として処理した森本という現在の特捜部長の菅原不起訴について、元徳田虎雄特別顧問は「森本はいい加減な検事だ。徳洲会事件に関与したものの、逮捕したのは贈賄側のみ、収賄側を一人も逮捕しなかった。こんなやり方は、法治に反する。法の下の平等に反する。それでいて特捜部長に大出世。手抜き捜査の検事が出世する
日本の法務検察は、大阪地検特捜部の女部長もそうだった」と怒り心頭である。
 「稲田が逃げ出し、後釜に林昇格、林の後釜は第二の黒川だ」とも指摘した。
 
<自民党本部・安倍事務所・ニューオータニ家宅捜索=ヤメた稲田検察>
 広島県民のみならず、全国民が稲田検察に期待したことは、それは安倍―河井の1・5億円のことである。
 すなわち、自民党本部の金庫と4人の安倍事務所の家宅捜索である。人々は今か今かと固唾をのみながら、捜査の行方を見守っていたのだが。
 河井逮捕から半月も経つのに、検察はとうとう動かなかった。
 
 桜重大事件は、ホテルニューオータニの家宅捜索で証拠は山ほど集まる。分かっていても、検察は動かない。森友・佐川事件の捜査レベルということなのである。主権者を愚弄する法務検察を許せるか。
 
<安倍官邸と手打ちした法務検察=元の木阿弥>
 カジノ汚職事件もそうだった。雑魚一人逮捕したものの、それもいまは自由の身である。
 黒川弘務の訓告処分という場面で、稲田は官邸に屈していたことになる。稲田も黒川も同じ貉、50歩100歩であろう。
 
 国民は安倍に騙され続け、今度は正義のはずの法務検察にも騙されたことになる。国民のコンセンサスを無視する、森雅子と稲田の法務検察だった。
 
<欧米韓国の捜査当局がまぶしく見える時>
 半島の人たちと日本列島の人たちは、兄弟関係にあるという。政界はそのような政治地図になっているのだが、もし韓国レベルの検察であれば、安倍の監獄行きはA級戦犯の祖父・岸信介に倣うことになる。
 韓国がまずしく見えて仕方ない。韓国政治を勉強する時間が欲しいと思う。
 
<第二の700万Twitterが起きるのか>
 残された日本国民の課題は、黒川を排除した700万Twitterの再現であるのだが、もう一度、関係方面の決起に期待したい。
 コロナ恐慌で、世界的な政治経済社会の大変動が起きているさ中である。官民格差・男女格差・強姦やくざ社会を排除する好機でもあろう。まずは東京都民の、雨にも負けず風にも負けず、の明日の清き一票から突撃だ!
2020年7月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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手作業開票が最善<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-05 09:00:21 | 日本の風景
手作業開票が最善<本澤二郎の「日本の風景」(3735)
<2020・7・5都知事選、雨にも負けず清き一票で突撃!>
 幸い、今日の日曜日は、好天とはいえないが、まずまずの選挙日和だ。東京都民は、コロナ禍に屈せずに、清き一票を行使して、よりよい都政を再構築する好機にしてもらいたい。そのためには、東京都選挙管理委員会が徹底して、公正な投開票作業を貫徹、かりそめにも、疑惑を招くような自動開票機任せは返上しなければなるまい。手作業開票が最善であることは、国際的にも定着している。首都である都民は、今回もより心を引き締めて、中央の悪政を、まずは都政改革から変革するの気概をもって、清き一票を行使して、重い責任と義務を果たして欲しい。全国民の願いである。
 
 
<公正を貫く東京都選管の手作業開票で全国の手本たれ!>
 民主政治の大事な要件は、その過程・プロセスが中立・公正であることが担保されているか否かを、とことん追及している点である。
 たとえ素晴らしい成果だとしても、それが公正なプロセスに違反、抵触していれば、評価されることはない。結果を生み出す過程が、何よりも重要なのだ。
 
 したがって、選挙に勝利しても、その人物が偽りの経歴で有権者を騙していれば、善良な市民はそれを容認しない。市民は、勝者に対して訴追をするだろうから、その恐怖に怯えることになる。
 
 現在の安倍晋三についての、小沢一郎の厳しい指摘がそれである。彼は訴追の恐怖を拭い去ろうとして、解散論をぶち上げている。悪党にとって幸いなことは、閣僚のほとんどが神社本庁・統一教会・創価学会などカルト極右ばかりなので、以前にも分析紹介した「窮鼠猫を噛む」ことで、新たな逃亡の旅に出ようとしている。
 
 東京都はどうなるのか?1000万都民の現在は、コロナ禍によって、役人や1%族は別格として、厳しい生活を強いられている。精神的にも追い詰められている。それこそアベとは逆の、窮鼠の立場に追い込まれている。
 
 選挙管理委員会に対しても、従来とは真逆の監視を強めている。選管は、手作業開票による公正選挙を貫徹せざるを得ないだろう。アメリカから導入された、不正選挙も可能な、独占的民間企業による自動開票機の使用をやめるしかない。都民の厳しい監視を期待したい。
 
 
<投票率が日本の民主政治の質を占う鍵>
 都知事選の課題は、いうまでもなく有権者の投票行動、つまりは投票率の問題である。マスク・手洗い・うがいと、できればビニール手袋というコロナ対策でもって、投票所に余裕をもって行けば、コロナも退散してくれるだろう。
 
 無党派層が5割、6割の有権者が、決起することが出来れば、問題は解決するだろう。時間と余裕のある7・5都知事選にしたい。市民に災いをもたらしかねない電通大魔神に身を委ねる都民であっては、我が息子のように命を縮めることになりかねない。
 
 伏魔殿都政を大掃除することが出来れば、国政を変えることも出来る。無党派層は、万難を排して投票所に突撃すべきである。強く訴えておきたい。
 
 
<期日前投票箱のスリカエにも万全の警戒を!>
 総選挙にも二度挑戦したことがある元自民党本部職員に、自動開票機のことを尋ねてみた。「知らなかった」とびっくりしていた。筆者も実施されて大分経って、ジムの物知り博士のような人物に教えられた。このとき、彼に「無知は犯罪だ」とこっぴどく叱られたものだ。
 
 ITにも詳しい彼は「自動開票機のソフトは操作可能」と言い張った際は、腰を抜かしてしまった。IT弱者の国会議員、官僚、言論人をうまくだますことで、これが導入されて数十年を経たのだが、総選挙に二度挑戦した人物も、筆者が教えるまで知らなかったのだ。
 
 投票用紙から投票箱、開票機器すべてを民間企業が独占している日本の選挙。こんなことが許されるはずがない。調べて驚かされたことは、その会社株主が米財閥というだけでなく、選挙が近づくと、そこの会社の株が上がる。それを目当てに株買いに専念する国会議員と秘書がいる、というのだ。
 
 さらに仰天したことは、この大株主かどうか確認はできなかったが、安倍の父親が保有していたことから、当然、その株を息子が相続しているだろうとの、これは憶測かもしれないが、現実に飛び出した。
 
 このところ期日前投票が急増している。都知事選でも起きているようだ。これも怪しい。投票箱の保管を、誰がどう行っているのか。選管が完ぺきに保管しているのか。保管箱をそっくりスリカエも可能になる。
 怪しいことだらけなのに、野党もマスコミも沈黙している。不思議なのだ。
 
 
<開票直後のNHK速報はイカサマ選挙の象徴か?>
 誰でも不思議に思うことは、NHKの開票速報である。都知事選はどうなのか確認したことはないが、総選挙などでは投票が終わり、開票が始まると、間もなく当確という報道が飛び出す。
 
 これが事実であれば、事前に期日前投票の結果をつかんでいる、自動開票機が一瞬にして開票結果を抽出していることになるのだが、こんなことが果たして可能なのか。出口調査もいい加減であるのだから。
 
 何かの仕掛けがあるといえないだろうか。偽りの開票結果で当落を決める?怪しい。
 
 文句なしに、人間による手作業開票が正しい。数日かかっても、人間の開票がいい。これなら誰も文句が出ない。一民間企業に投開票のすべてを任せる選挙は、今回の都知事選では「なし」にすべきだ。選管の責任である。疑念・疑惑のもたれる開票作業は、こと民主政治の根本にかかわることなので、止めるしかない。
2020年7月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員) 
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もしも我々が先進各国の中央銀行を国有化し『通貨発行』によって作る『信用創造資金』を『民間銀行』を通さず直接『実体経済』に使えば何が起こるか?

2020-07-02 21:04:36 | 杉並からの情報発信
■もしも我々が先進各国の中央銀行を国有化し『通貨発行』によって作る『信用創造資金』を『民間銀行』を通さず直接『実体経済』に使えば何が起こるか? 


もしも我々が先進各国の中央銀行を国有化して『通貨発行』させて作る『信用創造資金』を直接個人、企業、地方自治体、政府に『無利子・低手数料』で使うようにすれば何が起こるか? 


▲その答えを一言で言えば、我々が現在世界規模で直面している以下の『七つの大問題』を『短期間に解決できる』ということである! 


No1. 
『コロナバブル』の発生と『新型コロナパンデミック』による経済破壊と国民生活破壊 


No2.貧困の急拡大

No3.富の一極集中と巨大化

No4.経済の低成長と国民生活破壊

No5.テロと戦争の急拡大と第三次世界大戦勃発

No6.地球温暖化と地球環境破壊、

No7.バブルの発生と崩壊、世界金融恐慌勃発、

▲それはなぜなのか?

我々が現在世界規模で直面している上記『七つの大問題』は、個々バラバラに起きているのではなく、共通した一つの『根本原因』によって引き起こされているのである。 


それは、先進各国の『中央銀行』が『通貨発行』して作り出す『信用造像資金』が『民間銀行』に『横取り』されて『実体経済』に投下されないからである。 


すなわち、『民間銀行』は中央銀行が『通貨発行』して作り出す『信用造像資金』を『横取り』して『膨大な投機資金』として利益の高い『博打経済=金融経済』と『戦争経済』と『エネルギー経済』に使うからである。


本来中央銀行が『通貨発行』して作り出す『信用造像資金』は『国民資産』であり『国民のもの』であり、本来は『国民経済=実体経済』と『国民福祉』に直接使うべきものである。 


しかし実際は『中央銀行』から『民間銀行』に投下された『信用創造資金』は『民間銀行』に横取りされ『民間銀行』の『投機資金』にされるのである。 


その結果、中央銀行の『信用創造資金』は資金を一番必要としている個人、企業、地方自治体、政府には直接『投下』されないのである。 


それらは、『民間銀行』によって利益の高い『博打経済=金融経済』と『戦争経済』と『エネルギー経済』に『投機』されるのである。 


▲"『民間銀行』による中央銀行の『信用創造資金』の『博打経済=金融経済』への『投機』は、『コロナバブル』を発生させ『新型コロナパンデミックによる経済破壊と国民生活破壊』を阻止できなくさせているのである。 


▲『民間銀行』による中央銀行の『信用創造資金』の『博打経済=金融経済』への『投機』は、『貧困の急拡大』と『富の一極集中と巨大化』と『経済の低成長と国民生活破壊』を引き起こしたのである。 


▲『民間銀行』による中央銀行の『信用創造資金』の『戦争経済』への『投機』は、『テロと戦争の急拡大と第三次世界大戦勃発の危険』を生み出したのである。 


▲ 
『民間銀行』による中央銀行の『信用創造資金』の『エネルギー経済』への『投機』は、『地球温暖化と地球環境破壊』を生み出したのである。 


(おわり)


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都知事選異変<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-02 20:06:21 | 日本の風景
都知事選異変<本澤二郎の「日本の風景」(3732)
<東京五輪廃止論の山本太郎候補に人、人の波>
 熱心な山本太郎応援団のAさんが、彼の様子を電話やメールで連絡をくれる。「これまでと全く変わっている。友人に電話をすると、自民党に投票していた者までが協力してくれる。それが一人や二人ではない。都民の政治感覚が、間違いなく変わっている。世論調査は産経フジばかりではなく、すべて狂っている。ムサシのインチキがなければ、太郎はいい線いく」と胸を張っている。
 
 都民の多くは、コロナ禍の五輪は廃止されると感じている。そこをズバリ廃止だ、と主張する太郎に期待が集まるのだろう。五輪廃止で浮いた金を、コロナ禍対策に回せばいい。太郎演説に人が集まっている!
 
 慌てた官邸は、昨日、自民党の五輪推進派?らしい人物を呼びつけて「予算確保」を陳情をさせた。襲い掛かる犯罪接近におびえる日々の安倍は「成功させたい」といって「成功させる」と言えなかった。
 
<参院選で注目を集めた学会・池田親衛隊の野原善正も応援>
 そこに新たな応援が入った。沖縄の野原善正である。平和から戦争党に舵を切った太田ショウコウ、山口那津男、北側一雄と学会会長の原田らを、池田裏切りの者と糾弾したきた沖縄の平和の戦士だ。
 昨年の参院選では、東京選挙区から出馬して1か月足らずで20万票を獲得した池田親衛隊だ。学会の勇気ある人物が、いま1年ぶりにマイクを握って、声を上げられない沈黙の学会員に向かって叫び始めた。
 
 彼は次期総選挙でバッジをつける可能性が高い。さっそくAさんに連絡を取り、彼が千葉県から出馬する三井義文に頼んで接触を試みたところ、うまく成功した。
 
 沖縄に行く機会があれば、いつか会ってみたい人物である。世の中には、池田大作を毛嫌いする人物もいるが、池田の平和理念を評価する人たちも少なくない。池田を裏切った現在の公明党創価学会執行部に嫌気をした会員は、ゴマンといるだろう。
 悲しいかな沈黙して動かない。野原は動いた勇者である。
 
<木更津市の戦争遺児「太田ショウコウ裏切り」断罪を知っていた!>
 彼に確認したいことがあった。それは太田ショウコウの懐を、途方もなく膨らませた原因とされる戦争三法の第一番手を飾った特定秘密保護法の2013年12月の時点で、行動を起こしたかどうか。
 もし、決起したとすると、木更津市の美人栄養士と同時期に、池田裏切りを直感していたことになる。筆者はこれまで、池田親衛隊の一番手は戦争遺児の栄養士と報じてきた。
 
 これは正確だった。特定秘密保護法の恐怖を、多くのジャーナリストは知っているが、国民の多くはまだ理解していない。戦争遺児の場合は、それゆえに学校の教師上がりの平和運動家と連携していたことから、戦前の治安維持法である特定秘密保護法を批判していた。公明党が潰すと信じていた彼女は、太田の行動に衝撃を受けた。安倍は、その太田を昨日、官邸に呼んだ。
 
 改めて2013年12月に「太田ショウコウの裏切り」を断罪した戦争遺児の叫びは、野原らと池田親衛隊史に名を残すだろう。無念にも、翌2014年4月28日に怪死した。犯人は富津市出身の浜名である。
 浜名は、木更津市巌根でデーサービス「かけはし」を経営しているが、これは表の顔であることが、取材で判明している。「木更津レイプ殺人事件」について、野原に聞くと、筆者のブログで知っていた。
 ネット社会はすごいと思う。
 
<やくざ浜名の強姦殺人事件はネットで列島に知れ渡っている!>
 沖縄の人たちは、この悲惨すぎる強姦事件を知っていた。ということは、東北の子育ての秋田県由利本荘市でも、そして北海道の人たちも知っている。
 
 やくざが跋扈する日本列島を裏付けている。一部のやくざは、正業に就いているという表の顔と、本業である裏の顔をもって、特に魅力的な女性を狼の目で狙いを定めながら生きている。時に信仰者の顔つきも。
 
 コロナ第二波が秋から冬にかけて本格化する。ワクチンはできるか。サーズのワクチンでさえ、完成しなかった。来年の安倍・電通の五輪は、物理的に不可能である。東北復興資金や東電福島の甘すぎる除染に賭けた血税は、やくざの懐に多く流れている。
 
 自民党護憲リベラル・宏池会のすばらしい伝統は、池田勇人以来、右翼やくざを寄せ付けず、排除したことだ。れいわ新選組にも要求したい。やくざ暴力団排除が、列島に戦争遺児の叫びとなって響いている。
2020年7月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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政界地図異変<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-01 19:24:37 | 日本の風景
政界地図異変<本澤二郎の「日本の風景」(3731)
<政治家がいない、見えなくなった永田町は政治屋ばかり>
 恥ずかしいことに20年余の政治記者時代には、何かで覆われていた永田町の心臓部の正体に気付かなかった。自民党の派閥全盛期で、相応の活力が満ちていたせいかもしれない。民意が相応反映する中選挙区制が幸いしたものだろう。自公による99年体制以降、特に悪しき極右改憲派の安倍内閣の下では、政治家が一人もいなくなった。どこを見ても政治屋ばかりで、国権の最高機関である国会議員は、不思議と石ころばかりで、名前さえ特定することが専門家でさえ困難になった。
 
 官邸や裁判所を監視・監督しなければならない国会が、全く機能していない。金かねの永田町では、10年間、ほとんど何もしない最高裁長官の夏の手当てが577万円を筆頭に、衆参議長535万円、国会議員319万円、霞が関の事務次官328万円、自主返納組30%の首相でも404万円、20%返納の閣僚337万円が、昨日、さも当然のように支給された。人事院の出鱈目は、女性が仕切っているらしい。自立しない女性の悪しき実績である。
 
 冬にも同じ手当が支給される。役人の35才平均でも68万円、45歳だと91万円、さらに家族一人に10万円が支給された。ついでにいうと、三文作家の石原慎太郎が、息子たちを次々と政界入りさせた手品師だったことも、それを許す民度に敬服するばかりだ。これらの総計・天文学的借金は、子供と孫たちの世代が100%負担することになる。
 
 コロナ禍で、多くの国民は塗炭の苦しみの中にほうりだされて泣いているのだが、役人天国を演出する人事院には聞こえない。国会議員犯罪者にも319万円支給の永田町・霞が関に、民の悲鳴は全く届いていない、これが日本の偽らざる実像である。日本の差別は、第一に官民格差である。
 
 
<頭角を現した半島出身者と統一教会・日本会議の面々>
 日本の政治経済構造をしっかりと研究した人たちが、いま政界官界財界に君臨している。現役の政治記者時代は、そのことを認識できなかった。いまようやく分かってきた。
 
 岸信介と文鮮明が仲良くしている写真を見ても、それが何だったのか、岸の娘婿が「わしは朝鮮人か」と打ち明けていたこととか、安倍の周囲のお友達が、反共右翼教団の統一教会メンバーであり、神社本庁の日本会議という右翼カルト教団ばかりだ、という事情なども、この年になって、ようやく気付いたジャーナリスト人生だった。
 それはそれでよかったのだろう。民族差別主義者にならなかったことは幸いだった、というべきか。日本国憲法は、平等・無差別を宣言しているいい憲法、リベラル憲法なのだから。
 
 ただし、そうした一群の政治屋によって、民主政治が捻じ曲げられている、憲法順守を反故にしている点は、ここは主権者として、無視できない許しがたい重大なことである。
 
 愛国主義者ゆえに、宇都宮徳馬は平和軍縮を唱え、昭和の妖怪・岸に対抗した。おなじく護憲リベラリストの愛国者ジャーナリストとして、筆者は平成の妖怪・中曽根を批判してきた。いま安倍を批判するのも、彼が民意に反する極右の国粋主義者ゆえである。
 そんな危うい安倍を、とことん支えてきている信濃町批判も、平和を愛する護憲愛国ジャーナリストの責任ゆえである。
 
 
<財閥・電通派=言論操作=改憲軍拡派=沈む護憲リベラル>
 最近になって分かったことは、電通の国民に大きな災いをもたらす大魔神そのものであるという。真実を知って驚いている。
 広告を武器に、新聞記事に横やりを入れてきているくらいのことは、昔から知っていた。しかし、言論の自由を抹殺、自在に操作する電通を知らなかった。あまつさえ血税に汚れ切った両手を突っ込んで、抜き取るという吸血鬼ドラキュラのような悪党であることは、コロナ禍が暴いてくれた。
 
 国権の最高機関・国会は、電通を法的に規制することを直ちにすればいい。言論弾圧を禁じ、血税から手を引かせる立法である。独禁法も活用したらいい。議員立法を、即座に実施する責任が議会に課せられている。
 
 東京五輪の電通利権を暴くことも重要である。財閥の意向は、即電通を経由して、新聞テレビに伝染する。改憲軍拡の潮流を常態化する言論に堕した日本である。現在がまさにそうである。
 
 護憲リベラルは、資金的に追い詰められることになる。
 
<危うい日本・東アジア>
 日本の改憲軍拡の元凶である、財閥と電通主導の新聞テレビで、国民は偏狂なナショナリズムに染まってしまっている。このことが日本にとって、由々しき一大事なのだ。
 
 改憲軍拡は、再び日本を亡ぼす元凶となろう。同時に東アジアの政治経済に悪影響を及ぼしていく。油断すると、世界大戦ともなりうる。誰でも予見できるであろう。いまその巻頭に立ってしまっている日本政治の現実に、99%の日本国民は気づく必要があろう。
 
 
<期待される護憲政治家=福島・辻元・蓮舫・森ゆうこ>
 この機会に、民意を重視する女性政治家4人を紹介しておきたい。
 福島瑞穂を筆頭に、辻元清美、蓮舫、森ゆうこを、日本政治改革4銃士と呼びたい。山尾志桜里には、すっかり騙されてしまった。ヤメ検に、人物はいないということを知らしめている。
 
 この4人が中心となった野党一本化が、実現すれば、自公のカルト極右を破壊する力が出てくる。困ったことは、女性同士の仲良しが、日本では見られないことである。男にぶら下がり、仲間の足を引きずるだけの女議員が目立つ。
 
 まずは4人の結束で、日本のメルケル誕生を期待するほかない。むろん護憲リベラル、民意を重視する政治家として、本気で決起して欲しいものだ。
2020年7月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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