福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

第12回・福聚講関東36不動霊場巡り(2012-1-22曇り時々雨)

2012-02-03 | 開催報告/巡礼記録
     第12回・福聚講関東36不動霊場巡り(2012-1-22曇り時々雨)

<第24番札所・龍光山三高寺正寶院(飛不動尊)>東京都台東区竜泉3-11-11
 御本尊;飛不動明王(秘仏・酉年御開帳))
 開基;正山上人 享禄3年(1530年)
 寺宝;本尊(内陣中央)阿弥陀如来(同右)大日如来(同左)石仏聖観世音菩薩、他



 地下鉄日比谷線・三ノ輪駅改札口9時30分集合。 冬空からは時折冷たい雨が落ちる
中を歩く。広い国際通りから一本裏の路地沿いに進む(10分)。飛不動着9時45分。

【飛不動・由来】 
 創建間もない頃、ご住職が修行のため、御本尊を笈で背負って大峰山に無事辿り着いたところ、お不動さまが一夜にし
 て江戸へ飛び返りお寺で祈願していた人々の願いを叶え、御利益を授けたところから飛不動と呼ばれ信仰を集めた。
 ……関東36不動霊 場ガイドブックによる……

 不動堂内陣にて納経。厨子(飛不動明王・秘仏)の前にお前立ちの不動明王が祀られている。東日本大震災で亡くなられた人々のご冥福を祈る。巡拝後(10時15分)、徒歩(30分)で、日本堤、山谷派出所を左折して、泪橋交差点を右折、広い明治通りに出る。白鬚橋の手前(西詰)を隅田川にそって右折、1分で橋場不動尊の入口へ。10時45分着。

<第23番札所・砂尾山橋場寺不動院(橋場不動尊)>東京都台東区橋場2-14-19
 御本尊;大聖不動明王(秘仏)
 開創;寂昇上人 天平宝字4年(760年)
 寺宝;不動明王像、薬師如来像、前立不動明王像、他



 現在の本堂は江戸時代の建立で、江戸時代の特徴をよく現している。本堂は暗いが、正面奥にお前立の不動明王が見える。不動堂にて納経。

 境内には樹齢7〇〇年の大銀杏が大きく枝をはっていて、春の芽吹きを待っている。不動院の裏手に平賀源内の墓があり、また、杉田玄白の碑文も刻まれている。こじんまりまりとした不動院だが、懐かしい歴史を感じさせる佇まいだ。

 巡拝後11時15分発。 墨田川沿いを徒歩(1時間10分)。小雨に煙るスカイツリーを左手に、春の芽吹きを待っている桜の大樹を右手に見ながらの隅田川沿いの歩きもなかなか風情がある。濃い青を湛えている隅田川はかすかに波打っていた。空襲の惨禍で命を失った大勢の人々のことが脳裏をよぎり、思わず合掌。言問橋、駒形橋右折、浅草通り、西浅草1丁目目左折、寿不動尊12時25分着。



<第22番札所・阿遮山円満寺不動院(浅草寿不動尊)>東京都台東区寿2-5-2

 御本尊;大日大聖不動明王・弘法大師
 寺宝;御本尊不動明王座像・二童子像、入り不動明王立像、聖天尊像、厨子入り十一面観世音菩薩像、他。

 歩いていく道の途中には仏具店が多い。通り過ぎてしまいそうな、現代風な作りだがどこか風情のある構えの寿不動尊。街中のお寺らしく、本堂は2階にある。不動堂にて納経。



 徒歩で浅草に戻り(13時)、浅草観音通りの蕎麦屋にて昼食後解散。

<参加者>高原師、高橋、岡村、淵野、角田、細田、鈴木、清水、菊池、佐竹、関口2
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