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湯沢市内駅巡り(その2)

2008-02-27 22:55:12 | 奥羽本線

湯沢から17分の乗車で県境の駅・院内に到着しました。



院内銀山異人館と併設する委託駅です。この駅止まりの列車も存在し、構内は2面3線です。昭和63年2月に旧駅舎が焼失し、平成元年3月に現在の駅舎になりました。


たった42分の滞在にもかかわらず、院内銀山異人館を観光します。最初の20分間はビデオをみて展示ゾーンに上がりましたが、如何せん慌しい観光となりましたが、とても勉強になりました。院内銀山は1606年に発見され、以降佐竹藩の直営となりました。いくばくかの盛衰を経た後、1833年から10年間は、年間産出量が1000貫を超えて「天下の盛り山」とよばれました。明治4年に官営となり、ドイツ人技師などを招聘して近代化が推し進められました。しかし、銀貨の崩落や鉱脈の掘り尽くし等によって次第に衰退し、1954年には完全閉山となりました。


15時10分発の2447M(701系N38編成)で三関に下りました。



昭和5年6月の開業時からの木造駅舎を保っています。委託駅です。ホームは2面ありますが、交換設備が廃止され、駅舎とは反対側のレールは剥がされています。1997年のお盆に、特急こまくさ号に乗車した後、奥羽線の新庄以北に初めて踏み入れた際、この駅で交換待ちを経験したことを覚えています。山形新幹線新庄延伸後に本数が減り、行き違い設備が廃止されたものと思われます。因みに、「三関」の由来は、「関口」「上関」「下関」の3つの「関」の総称です。


三関に降り立ってたったの18分で、15時40分発の444M(701系N26編成)で本日最後の下車駅・横堀へ。



昭和34年7月築のコンクリート駅舎で、委託駅(営業時間は6:40~19:20)です。構内は2面3線です。秋の宮温泉の玄関口で、かつては特急こまくさの停車駅でした。


横堀駅は、旧雄勝町の中心駅で、駅前にはちょっとした商店街が形成されています。師走の日の入りは早く、16時19分発の2446M(701系N37編成)に乗車する頃には、外はすっかり暗くなりました。

17時11分に新庄に到着し、急行食堂で地獄ラーメンで夕食です。 地獄ラーメンは予想以上に辛く、口の中がになりました。18時23分発の陸羽西線167D(キハ110-239+キハ110-244)に乗車して、5時間半かけて新津に帰ります。余目で羽越本線230D(キハ110-224+キハ110-215+キハ110-223)に乗り継ぎました。


4ヶ月前と同様に、鶴岡に途中下車しました。駅前に出てみると、周囲は居酒屋ばかりで、マリカに通ずる道はスケートボードの音が響くばかりで、シャッターが既に下りていました。店名を表す看板がそのままで、何か変なものを感じ、「いなほ9号」の下車客の1人に声をかけました。マリカが7月末をもって完全閉店したというのがオチでした。湯沢に続き、鶴岡でも駅前の衰退ぶりを見てしまい、地方都市の駅前の沈滞化を強く認識させられました。


20時15分発の832D(キハ47 189+キハ47 1518+キハ40 586)で新潟県に入り、村上にて952M(115系N25編成+N13編成)に乗り継いで新潟に出ましたが、新発田あたりからは忘年会帰りの雰囲気に。新潟からの2556M(115系N21編成)は、あの時以上に激パし、酔客多数でした。こんな時こそ「
ムーンライトえちご」に乗りたかった…。ま、いいか。


おわり


参考サイト  秋田各駅停車の旅

コメント
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