佐野城跡は、入ってすぐの所に施設があるだけで、あとは東屋と広場です。ぽかぽか陽気も手伝って、散策している人や走り回っている子供達を多数見かけました。桜の満開が近いということもあり、沿道には無数の雪洞が下がっていました。
起伏の激しい地形を10分程度散策し、最北端にやってきました。眼下には佐野の町並みが広がってます。
入口に戻って説明を見ると、衝撃的な事が記されてました。佐野城は、1607年に佐野信吉によって日の目を見ましたが、わずか7年後の1614年に氏が改易させられて廃城になっています。佐野城は、あれだけの恵まれた地形につくられながらも、幕府の都合によってわずか7年で廃城なのだから、人々の記憶にも残らず、誠に勿体無い城だと言えます。
このあたりから旅は強風の影響を受け始め、14時25分発の456M(211系A37編成)も2~3分遅れていました。
14時31分に富田駅に到着。平成11年3月12日竣工の駅舎を有する駅で、窓口営業時間は8:00~11:30、13:25~17:25です。付近には白鴎大足利高校富田キャンパスがあり、学生の利用が多そう。
筑波山神社で両毛線全駅下車達成を誓った後、踏切を越えて周辺散策。すると、東陽院という寺院の入口に大きな黒松を見つけました。本日は彼岸ですが、ここに先祖が眠っているわけではないので、用を足すだけ。
東陽院から少し奥に行くと、昔ながらの酒蔵を見つけました。中村酒造といいますが、酒造店は閉まってました。
散策から戻ると、455Mが遅れて到着。申し遅れましたが、富田駅の構内は2面2線です。以前は2面3線でした。
入線音を録音し、15時5分発の458M(115系T1039編成)にて足利駅へ。この列車も2分程度遅れてました。
15時15分に足利駅に到着。もともと2面3線でしたが、中線(副本線)が撤去されて2番線は柵で仕切られています。
改札を抜けて駅舎に出ました。昭和8年築の、セセッションの影響も見られるファザードをもつ駅舎です。橋上駅舎化の計画が持ち上がっており、この気持ちの良い駅舎を見るのは今のうちです。
北口の駅舎前にはEF60 123が保存されています。特定の休日には公開されるそうですが、如何せん保存状態が悪すぎ。復活運転を考えているならば、まめにメンテナンスしなければ駄目です。
駅前にはセルフさぬきうどんのチェーン店がありますが、滞在時間が35分しかないため、ここは我慢して市街地をぶらぶら。また、駅から400mのところに足利学校がありますが、水戸線の駅も巡ってしまったために観光する時間がないのが痛いところです。
折角なので、南口も訪問します。このように簡単な入口ですが、駅前に白鴎大足利高校があります。尚、南口にも窓口がありますが、営業時間は7:25~18:30です。
高校生が集まる中、15時50分発の460M(211系A25編成)に乗車し、両毛線全駅下車達成を目指します。尚、学生時代に下車したことのある山前、小俣、桐生の3駅はパスします。
つづく
参考文献 杉原行恭 『駅舎再発見』
起伏の激しい地形を10分程度散策し、最北端にやってきました。眼下には佐野の町並みが広がってます。
入口に戻って説明を見ると、衝撃的な事が記されてました。佐野城は、1607年に佐野信吉によって日の目を見ましたが、わずか7年後の1614年に氏が改易させられて廃城になっています。佐野城は、あれだけの恵まれた地形につくられながらも、幕府の都合によってわずか7年で廃城なのだから、人々の記憶にも残らず、誠に勿体無い城だと言えます。
このあたりから旅は強風の影響を受け始め、14時25分発の456M(211系A37編成)も2~3分遅れていました。
14時31分に富田駅に到着。平成11年3月12日竣工の駅舎を有する駅で、窓口営業時間は8:00~11:30、13:25~17:25です。付近には白鴎大足利高校富田キャンパスがあり、学生の利用が多そう。
筑波山神社で両毛線全駅下車達成を誓った後、踏切を越えて周辺散策。すると、東陽院という寺院の入口に大きな黒松を見つけました。本日は彼岸ですが、ここに先祖が眠っているわけではないので、用を足すだけ。
東陽院から少し奥に行くと、昔ながらの酒蔵を見つけました。中村酒造といいますが、酒造店は閉まってました。
散策から戻ると、455Mが遅れて到着。申し遅れましたが、富田駅の構内は2面2線です。以前は2面3線でした。
入線音を録音し、15時5分発の458M(115系T1039編成)にて足利駅へ。この列車も2分程度遅れてました。
15時15分に足利駅に到着。もともと2面3線でしたが、中線(副本線)が撤去されて2番線は柵で仕切られています。
改札を抜けて駅舎に出ました。昭和8年築の、セセッションの影響も見られるファザードをもつ駅舎です。橋上駅舎化の計画が持ち上がっており、この気持ちの良い駅舎を見るのは今のうちです。
北口の駅舎前にはEF60 123が保存されています。特定の休日には公開されるそうですが、如何せん保存状態が悪すぎ。復活運転を考えているならば、まめにメンテナンスしなければ駄目です。
駅前にはセルフさぬきうどんのチェーン店がありますが、滞在時間が35分しかないため、ここは我慢して市街地をぶらぶら。また、駅から400mのところに足利学校がありますが、水戸線の駅も巡ってしまったために観光する時間がないのが痛いところです。
折角なので、南口も訪問します。このように簡単な入口ですが、駅前に白鴎大足利高校があります。尚、南口にも窓口がありますが、営業時間は7:25~18:30です。
高校生が集まる中、15時50分発の460M(211系A25編成)に乗車し、両毛線全駅下車達成を目指します。尚、学生時代に下車したことのある山前、小俣、桐生の3駅はパスします。
つづく
参考文献 杉原行恭 『駅舎再発見』