府屋駅から国道7号を北上し、新潟県最北の地へ。そろそろ足が笑い出しました。
国道7号から右に分かれ、古い住宅の並ぶ伊呉野集落に入ります。県境まであと少し。
13時35分過ぎ、遂に県境に到着。集落の中を県境が通っていて、それを境に車のナンバーがきれいに分かれています。日本中にいくつも県境がありますが、ここは特別です。
この県境にきたら、やっぱりこれ~。一度やってみたかったんだ。
この県境から線路脇に出ると、古代鼠関址及び鼠関戸生産遺跡です。この集落自体、越後と出羽を分かつ関所だったのです。
もう少し歩いて、13時45分に鼠ヶ関駅に到着。1時間以上駅間徒歩したのは久しぶりだったので少し疲れました。
それでは駅舎撮影。昭和61年10月築の、ヨットをイメージした駅舎です。トイレは左側の一角にあります。右手にある灯台のモニュメントは旧駅舎時代からあります。
では駅舎の中へ。鼠ヶ関観光を終えた中国人留学生が既に陣取っていました。窓口が閉鎖されて無人駅となり、券売機に置き換えられています。
水分を補給した後、早くも構内へ。折り返し列車があり、2面3線+保線用側線1本の構内です。ちょうど、NODOKAによる「うまさぎっしり日本海縦貫号」が通過しました
駅に居てもしょうがないので、周辺を歩いてきます。マリーナの入口には「源義経上陸の地」。昭和40年に「源義経」の大河ドラマが放映されましたが、原作者の村上元三氏は確信を得られないでいました。研究の結果、ここが源義経が上陸したという確証を得て、昭和61年に彼の揮毫によりこの碑が建てられました。
賑やかな港の方に出ると、イカの一夜干しの風景に出会いました。シーズンオフだからか、たった一角のみでした。
このまま行けば弁天島ですが、時間が中途半端なので駅に戻ります。14時36分発の826D(キハ40 560+キハ47 512)に乗車して村上に戻りました。
15時27分に村上駅2番線に到着。「いなほ10号」を見送った後、942M(115系N27編成+S5編成)~132M(115系S9編成+N9編成)と乗り継いで新津に帰りました。
これで、「きらきらうえつ」によるミニトリップは終了です。次は、新潟の湘南色の115系の話題をお伝えします。
参考サイト さいきの駅舎訪問
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>