野辺山駅から11時53分発の227D(キハ110-121+キハ110-117)に乗車。老夫婦の横に座ると、カロリーメイトなどで昼食にしました。
12時19分に海尻駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームがカーブしています。
それでは駅舎撮影。昭和35年2月築のログハウスの駅舎です。標高は1034.8m。
では駅舎の中へ。木造のベンチ1列だけですが、座布団が敷かれており温かいおもてなしです。勿論無人駅で、券売機などの類もありません。
時刻表を拡大。1日10往復ずつで、そのうち9往復がワンマンです。この駅で待っていても1時間待ちなので、次の駅まで歩くことにします。
駅前の道路を右折すれば基幹農業センターですが、左折して佐久海ノ口駅に向かいます。出発するとすぐに千曲川を渡り、面白そうな鉄橋に出会いました。
付近には海尻城址がありますが、行かずに国道141号をトレースして小海線を跨ぎました。
15分くらい経った頃、湯川を渡りました。そこから800m上流に行ったところに灯明の湯があります。
その後は千曲川に削られた、何もない深い谷を10分以上歩かされ、駅に近付いてやっと現れたキャベツ畑にほっとしました。
陸橋を除いて歩道があり、暑い割には快適な駅間徒歩でした。海尻駅を出て40分、佐久海ノ口駅の前を通過。国道を挟んで向かいに南牧村役場があります。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎でした。昨夏の時点では何もなかったので、この後解体されて簡易駅舎になったのが信じられません。尚、標高は1039.3m。
駅名板も素晴らしかったです。
駅舎は南牧村診療所と隣接しています。このファサード同士の組み合わせは今は見れません。
では駅舎の中へ。荷物扱い所の跡も残っていましたが、無人化されて窓口が閉鎖されていました。6人分の待合ベンチの右手にトイレがありました。この時点では私が1番乗りだったので着替えしましたが、この後、登山とおぼしき青年がやってきました。
そろそろ時間が近づき、ホームに上がります。交換可能駅で対面式ホーム2面2線の構内ですが、上下ホームは互い違いで、上りホームの中ほどに構内踏切があります。下りホームには、かつて2面3線だったと思われる保線用側線があります。
彼とともに、13時29分発の230D(キハ112-109+キハ111-109)に乗車しました。
つづく
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