クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山田線全駅下車への道・前編(その4)

2016-08-09 19:46:10 | 北東北地区

山田線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、来年9月の「幕末維新やまぐちディスティネーションキャンペーン」に向けて山陰線(下関エリア~長門エリア~萩エリア)に新たに観光列車を導入することを発表しました。現行の「みすゞ潮騒」用キハ47系を改造するとのことで。平成29年夏ごろに運転開始となるそうです。日本海や響灘が眺められるように座席が配置され、車内では山口の美味や美酒が振る舞われるそうです。これに伴い、「みすゞ潮騒」は廃止となります。昨今のジョイフルトレインは、旅行商品を申し込ませた上で車内で食事などを振る舞うという趨勢になりつつあります。



では、本題に。12時41分に平津戸駅に到着。ホームに上がると、一見する限り片面ホーム1面のみの構内ですが…。



宮古方に歩くと、保線詰所(社員休憩所)があり、もう1つホームが。もしかしたら、嘗ては交換設備があったかもしれません。



13時44分発の「106急行」(岩手200か202)で宮古方面へ。松草駅裏での道路工事があったせいなのか、10分遅れてました。それでも、やまびこ産直館で律儀にトイレ休憩。



14時35分に腹帯バス停に到着。日本の原風景そのものですが、付近に腹帯遺跡があったりします。



腹帯駅を目指して歩きます。閉伊川に向かって5分ほど進むと腹帯生活改善センターを通過。



間もなくすると、閉伊川を渡ります。濁流で恐ろしく流れが速いではないですか



橋を渡りきると、腹帯の集落に入りました。



閑静な集落の中を進むこと数分、腹帯駅に到着。平成11年2月築の三角屋根の駅舎です。



通路の左手にはちょこんとトイレが。汲み取り式ですが、トイレがあるのは山田線駅巡りで初めてです。



では、駅舎の中へ。木造のベンチが1つだけ設えられています。窓が大きく明るい印象です。勿論無人で何もありません。



時刻表を。上りは朝に2本で16時、18時、19時台に其々1本ずつ、下りは朝に2本、18時、21時台の其々1本ずつです。



折角なのでホームへ。島式ホームですが、線路は左側しかありません。そう、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!



バス停に戻らなければならないので、もと来た道を戻ります。閉伊川の橋のたもとに「腹帯小学校」が。そこには子供達の姿はなく、廃校になって久しいと思われます。


腹帯バス停に戻りました。ふと線路の方に目をやると、3638Dの単行の気動車が通り過ぎていきました。山田線が止まっていないのが確認出来、ほっと一安心。


つづく


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