クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

わたらせ渓谷鐡道開業30周年キネン乗り継ぎ・前編(その3)

2020-04-13 20:02:04 | 首都圏地区

 沢入駅に行く前にニュースをお伝えします。大井川鐵道は今日、井川線について明日から5月8日まで全便運休にすると発表しました。井川線は純然たる観光路線であり、「感染多発地域」からのお客さんには来てもらいたくないと判断したのでしょう。これで、GWに動いている大井川鐵道は、金谷〜千頭間の普通列車のみとなります。
 そしてもう1つ。わたらせ渓谷鐵道は今日、「トロッコわっしー号」及び「トロッコわたらせ渓谷号」の運休期間を5月8日まで延長すると発表しました。緊急事態宣言の期間ということもあり、ほぼ私の予想していた通りの展開です。


その2はこちら



さて、本題に。「トロッコわっしー1号」は、10時41分に沢入駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡る前に駅名標を。沢入駅は「WK13」です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。簡易郵便局が併設されています。



それでは駅舎撮影。1912年11月11日開業の駅舎で、2009年11月2日に登録有形文化財に指定されました。



駅舎の横には、前橋市教育センターのバスがなんでだろう〜。



トイレは桐生方に。これも木造で、三角屋根になっています。



39分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は県道343号が通じています。日光市が近いということで一気に山深くなりました。



2分ほどで陶器と良寛書の館に到着。障がい者手帳を見せたので、無料で入れました。平成6年に開館しました。



まずは2Fから。良寛の扇面1点、掛軸(復刻版)4点、その他書が66点に及びます。



次に1F。これはタイルですが、常滑焼、信楽焼、九谷焼のみならず、中国、韓国、ドイツ、ベトナムの陶器が展示されています。



これらのコレクションは、松嶋健壽氏によるもの。1914年生まれ。昭和21年に「不二窯業株式会社」を設立。平成7年3月の逝去までオーナー社長を務める。超高層建築へのタイル使用を可能にするなどの技術革新とともに、窯業界のリーダー・建設業の専門工事業者として、全国ネットの企業化を構築し、業界を代表する企業として育成しました。



駅に戻ります。出入口には「大力」のモニュメントが。


つづく

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