3月10日、低気圧通過による気温上昇で釧網本線、花咲線では線路冠水、土砂流入、路盤流失などの被害が発生し、運転見合わせを余儀なくされました。花咲線は、3月18日には釧路〜厚岸間が、4月3日には厚岸〜根室間がそれぞれ運転再開しました。釧網本線は、3月12日には網走〜知床斜里間が、3月28日には知床斜里〜緑間がそれぞれ運転再開しました。そして今日、緑〜東釧路間が運転再開して不通区間はなくなります(上りは4734D、下りは4733Dから)。
さて、本題に。通洞駅を出て13分で足尾駅に到着。1912年12月31日の開業時からの木造駅舎で、2009年11月2日に登録有形文化財に指定されました。
トイレは桐生方に。近年の築と思われます。尚、標高は640m。
駅舎に入る前に「足尾歴史館」の車両たちを。これは、「キハ35 70」と「キハ30 35」。
その向かいには、「タキ35811」と「タキ29312」と車番不明車が。
間藤方には「ヨ 8928」と車番不明車が。
で、駅舎の前には作業用車が。「足尾歴史館」の車両は野ざらしで、お世辞にも状態がいいとは言えません。
では、駅舎の中へ。窓口営業時間は8:10~9:20ですが、現在は「新型コロナウイルス感染症対策」のため一時的に無人化されています。駅ノートに書き込みしているうち、雨が降ってきました。
ホームに上がって駅名標を。足尾駅は「WK16」です。
申し遅れましたが、足尾駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+側線数本の構内です。「トロッコわたらせ渓谷3号」が到着し、12時27分発の320D(WKT-521)で足尾駅を出発。
通洞駅に着いたところで駅名標を。通洞駅は「WK15」です。
12時35分に原向駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
駅舎に入る前に駅名標を。原向駅は「WK14」です。
では駅舎の中へ。待合ベンチが2基ほど設けられ、駅ノートが備え付けられています。
奥の部屋には石の展示品が。
駅内部を撮影していると、どこからかアメリカンショートがやってきてスリスリ。
話が変わりますが、昨日安倍首相が緊急事態宣言を全国に向けて発出した関係で、札沼線の北海道医療大学〜新十津川間は、今日の5426Dの運転を最後に廃止となってしまいました。沿線住民のためのラストランもありません。「プロフィール」に反映しておきましたので、どうぞそちらもご覧下さい。これからキハ40系苗穂車の大淘汰が始まろう。キハ150系は函館本線の岩見沢以北に進出か。
つづく