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仙山線駅巡り・2010(その4)

2011-01-24 00:00:04 | 南東北地区


仙山線3839Mは、14時39分に山寺駅に到着。交換可能駅で、島式ホームの1面2線に側線を上下それぞれ1本ずつ有する構内です。



地下通路を通って駅舎に入ります。オープンスペースで木が多用されている待合スペースの向かいにみどりの窓口があり、営業時間は7:00~19:00(休み2回)です。門前町の駅ということで、さすがに利用客が多いです。



それでは駅舎撮影。昭和8年10月17日の開業以来の、寺社建築の木造駅舎が健在です。丸ポストもアクセントです。トイレは右側の建物にあります。



降り立ったからには当然、山寺を訪問します。立谷川を渡って土産物屋街を通過し、立石寺山門に到着。駅から徒歩10分でした。しばし、私と共に立石寺観光をお楽しみ下さい。



階段を上がると、いきなり本堂(根子中堂)に到着。延文元年(1356年)に初代山形城主・欺波兼頼によって再建され、入母屋造りの5面4間で、日本最古のブナ材建築です。線香を買わなかったのですが、お参りしてきます。


 
日枝神社にも立ち寄り、旅の安全を祈願してきました。



ついでに立石寺の御神木である大銀杏の木にも立ち寄ります。いちょう茶屋にて力こんにゃくを食べ、いよいよ山門へ。


 いちょう茶屋を出るとすぐに芭蕉像に出会いました。


 
芭蕉のお供であった曽良の像も漏らさずに。その後、300円払って山門をくぐります。


 
道中は急な階段が続きます。ゴールまでは1015段です。



ほぼ中間地点にあたる弥陀洞にて。石碑が多数彫られており、如何にも仏教寺院である雰囲気です。その後、仁王門をくぐって、山寺観光のハイライトへ。



観明院、性相院、金乗院と上がり、交差点を左折して開山堂へ。室町時代の築である格式高い寺院です。回廊は相当な人出です。



左手の岩の上には、立石寺で最古の木造建築である納経堂があります。



開山堂からの眺望。金乗院と中性院が見え、背景の山々には洞窟が多数あります。危険ということで、この釈迦が峰には修行僧以外入れません



開山堂から狭い階段を上がり五大堂に出ると、山寺の町の大パノラマが広がっていました。ほら、山寺駅の構内が一分かり。



視点を変えて奥羽山脈方面の大パノラマ。この大山塊の向こうに仙台の街が広がっているかと思えば、仙山線の立地条件の厳しさがひしひしと伝わってきます。五大堂は超お勧めスポットです。



開山堂から脇道を上がって三重小塔を通過すると、ついにゴール!左手は大仏殿で、像高5mである金色の阿弥陀如来が安置され、毎日卒塔婆供養が行なわれています。右手は奥の院で如来堂ともいい、釈迦如来と多宝如来がご本尊です。石墨草筆の写経道場で、明治5年の再建です。勿論、両方とも参拝しました。



帰りに華蔵院にお参りし、そばにある三重小塔に立ち寄りました。重要文化財に指定され、このように厳重に保護されています。



例の急な階段を下り、山門に帰ってきました。往復で80分弱でした。


その後、立石寺本坊の前を通って下山し、対面石を左手で撫でて、17アイスでしばし休憩。その後、立谷川を渡り、駅に戻りました。展望台に上がったりしながらして過ごし、16時40分発の3841M(719系H24編成+H25編成)に乗車。羽前千歳まで相席の女性と話が弾みました。山形到着後、VIE DE FRANCEでパンを3個購入し、山形線444M(719系Y5編成+Y7編成)~快速べにばな号(3821D=キハ111-202+キハ112-202)~信越本線2554M(115系N9編成+N21編成)と乗り継いで、新津に帰還しました。


以上で「仙山線駅巡り・2010」は終了です。18きっぷの期間外ということで、仙台からホリデーパス+普通乗車券を組み合わせて旅しましたが、高速バスを除いたきっぷ代は4610円でした。矢張り、18きっぷは偉大です。また、その結果、仙山線の未訪問駅は、八ツ森と北山、東照宮の3駅だけとなりました。事実上車でしか訪問できない八ツ森はいいとして、残り2駅ついては片手間に訪問しようかな。


最後までお読み下さいましてありがとうございます。


おわり


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