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いよいよ終末を迎えるJR北海道のキハ40系

2015-10-04 21:56:18 | 北海道地区

 江差線駅巡りの話の種としてJR北海道のキハ40系をお伝えします。
 北海道をJRで旅していると必ずと言ってもいいほど見かける気動車があります。それはキハ40系。札幌近郊及び留萌本線、宗谷本線の音威子府以北や根室本線の釧路以東以外の線区で運用されています。日高線及び室蘭線の東室蘭以東で出力増強車である700番台が走る他は、一部の例外を除いて白地に黄緑色の帯となっています。新潟地区のものとは異なり、例外なくワンマン仕様であり、非冷房でデッキというものが存在します。また、厳しい気候の地域を走ることから窓は二重となっています。このようにJR北海道の顔ともなっていますが、デビューから35年余りが経過し、経年故障も多々発生し、昨年には釧路発帯広行きの2526Dが発煙のため白糠にて運転打ち切りとなる事態も発生しています。JR北海道は、再生計画の一環として、来春のダイヤ改正にて「腐食が進み、使用に耐えられない」10両を淘汰し、その充当列車を15%程度減らすとしています。
 それでは、北海道のキハ40系の運用シーンを見てみましょう。



まずは、2014年8月23日の函館線5882Dを。「キハ40 1815+キハ40 1813」の編成で桔梗駅に到着しました。



次に、2015年9月21日の札沼線5425D。「キハ40 822」にて石狩当別駅で発車を待っていました。



その「キハ40 822」の銘板。富士重工にて昭和56年に製造されました。



その「キハ40 822」の車内。1+2列のボックスシートになっています。



扇風機を拡大。しっかり「JNR」と付いているではないですか



石狩月形駅で交換した札沼線5424D。「キハ40 402」でした。ドアの色が黄緑です。



その「キハ40 402」の銘板。昭和56年に富士重工で製造され、平成6年に苗穂工場で改造されています。



「キハ40 402」の車内。2+2列のボックスシートになっています。



2015年9月22日。北海道医療大学駅に到着する札沼線5426Dを。「キハ40 402」でした。



そして、札的駅まで乗車した札沼線5427Dを。「キハ40 822」でした。札沼線の石狩当別以北の気動車は毎日車両交換が行われるのではなく、交番検査など必要な場合のみ回送で札幌まで顔を出すのみです。



2015年9月23日。函館線の始発列車である長万部行き2841Dを。祭日なので大沼始発の4850Dの車両をつないでおらず、函館駅発時点で「キハ40 836」の単行でした。



そして、江差線の始発列車である上磯行き1150Dを。「キハ40 808」でした。



その「キハ40 808」の銘板を。昭和55年に富士重工で製造されました。



函館駅から七重浜駅まで乗車しました。「キハ40 808」は2+2列のボックスシートでした。同じ800番代でも、苗穂所属と函館所属とではこうも異なるのですかね。



七重浜駅にて江差線121Dを。「キハ40 802+キハ40 835」の2連でした。



最後に、七重浜駅から木古内駅まで乗車した江差線120Dを。「キハ40 841」でした。


 JR北海道のキハ40系の運用シーンは以上です。JR北海道は、2019年度よりJR東日本と共通仕様の新型電気式気動車を導入するとしています。JR北海道での非電化区間は、数年後にはその姿が一変するに違いありません。出来ればキハ54系についてもお伝えしたいところですが、何せ活躍している所が留萌本線以北と道東ですから。
 次は、新潟の115系電車の「いま」をお伝えします。


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