長崎本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JRグループは昨日、2018年の「青春18きっぷ」及び「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」のあり方について発表しました。価格並びに発売期間、利用期間等については昨年と同様ですが、3月17日から特急列車への乗車特例が一つ加わります。佐世保線の早岐ー佐世保間に限り、「みどり」の自由席に乗れるようになるのです。ひょっとしたら、同区間の普通列車が今度のダイヤ改正で大幅に減少することの証左なのかもしれません。とにもかくにも、私的には発売が決まってくれてホッとしています。
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2017年3月19日(日)の朝となりました。6時20分頃に大村湾PAで2度目の開放休憩。その後、諫早ICから降車扱いが始まります。
7時13分に長崎駅前に到着。路面電車がお出迎え。
歩道橋を渡ると長崎駅。平成12年9月に、三角屋根の地上駅舎からドーム付きの大きな駅舎となりました。九州新幹線長崎ルート開業後は、現在の鹿児島中央駅のような大きな高架駅となるでしょう。
左手はアミュプラザですが、右手はみどりの窓口。営業時間は5:40~21:40です。
「18きっぷ」に日付印を入れ、7時42分発の長崎本線3224D(キハ220-207+キハ200-1015+キハ200-15)で長崎本線駅巡りを再開。
「キハ220-207」に乗車します。転換クロスシートとロングシートの折衷構造です。出発すると、玄米ブランで朝食。
8時14分に喜々津駅に到着。長与回りと市布回りの結節点で2面3線の構内です。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。簡易SUGOCA改札の右手に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:40~20:10(土休日は18:40)です。
それでは駅舎撮影。幾分かリメイクされてますが、開業時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは諫早方に。
37分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には諫早市議会議員選挙の候補者が
4分ほど浦上方に進むと、諫早市役所多良見支所が。その向かいにはセブンイレブン。
一旦駅舎に戻って見取り図を描いた後、今度は諫早方へ。喜々津商店街を抜けて2分ほどでスーパー・あづま屋が。
「多良見地域はV・ファーレン長崎を応援します」ですって
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
先日、「またしてもセンター試験大寒波」をお伝えしましたが、今回の立春大寒波はこれ以上の規模です。福井市で130cm超えの大雪となり、国道8号にて1500台が立ち往生しているのは象徴的です。新潟も凄まじい積雪で、一昨日の夜から信越本線の新津ー直江津間が終日運休しており、長岡方面のお客さんは新潟まで在来線で出て上越新幹線で振替乗車といった状況がはや常態化しています。今年の冬は世界的に大寒波が猛威をふるっており、これこそ地球温暖化の影響なのでしょう。
さて、本題に。中央本線1832Mは16時51分に中津川駅に到着。速攻で55分発の5748M(313系B2編成+211系K1編成)に乗り継ぎます。瑞浪を出てから持参のパンで夕食。
17時56分に春日井駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
パンタグラフの上を見上げれば、旧跨線橋の脇にクレーンがあるではないですか
階段を上がって駅舎の中へ。5台の自動改札の右手にみどりの窓口があり、左手にはベルマートが。トイレは改札をくぐって右手に。
さて、北口に出ました。春日井駅は、平成28年10月30日にガラス張りの橋上駅舎となりました。階下にはトイレが。
右手のバスを拡大。小牧駅行きの名鉄バスです。
駅前の様子。ロータリー向かいに愛知銀行やセブンイレブンなどが立ち並び、可也賑やかです。
南口に出ました。北口とは異なり長方形です。こちらも階下にトイレが。
橋上駅舎化から5ヶ月近くが経つのに、駅前整備事業は未だ完了しておらず。
で、駅前の様子。北口とは打って変わって閑静な住宅地です。
改札に戻る途中、書を見付けました春日井市は、和様の書の確立者である小野道風(地元では「とうふうさん」と言われる!)の出身地であり、「書道の町」と称されています。
春日井駅には兎に角座れる場所はほとんど皆無。18時34分発の5752Mは全て元セントラルライナー車(313系B203編成+B205編成)でホント助かりました。
18時57分に名古屋駅11番線に到着。19時40分発のグラバー号で一路長崎へ。名鉄バス(名古屋200か37-13)での運行であり、ACアダプタ付きでした。東名阪道から新名神と下りながら七笑で一杯やりましたが、桂川PAの休憩を終えると就寝。
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参考サイト さいきの駅舎訪問
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13時36分発の1830M(313系B516編成)で広丘駅を出発。席につくと、プレモルで一杯やりつつ信州牛和牛めしで昼食。
13時55分に日出塩駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
それでは駅舎撮影。以前訪問した時は純粋無垢な木造駅舎でしたが、平成21年12月にメタリックな簡易駅舎に生まれ変わりました。トイレはありません。
一旦駅舎の中へ。3人分のベンチがあるだけです。
時刻表を。上下それぞれ12本ずつです。滞在時間は64分。
清掃員の作業ダイヤにぶち当たったので、とりあえず周辺散策。3分ほど塩尻方に進むと、方永山 長泉院に到着。6体のお地蔵さんがお出迎え。
曹洞宗の寺院ですが、旅の安全を祈願してきました。
駅に戻ると、構内に鉄道利用者とは思えない方々が次々と通過していくのではないですかそこで、彼らについて行ってみると自然公園があったではないですか東屋の隣にトイレがありましたが「凍結防止のため冬季使用停止」。
で、その自然公園の名物といえば節分草。皆々が次々と記録していきました。
駅に戻ると撮り鉄。「しなの13号」は383系A3編成でした。
14時59分発の1832M(313系B515編成)で木曽路を下ります。東京からの女性2人組と相席になったり、名古屋に行くという親子連れと相席になったり…。
左手に雪の被った山々を見て、象徴的な橋梁を過ぎれば木曽路とはお別れ。次に目指す駅は中京地区にあるのです。
つづく
2017年に就任した高田明社長の尽力で初のJ1昇格を果たしたV・ファーレン長崎。今月末にはJ1の船出をするとのことで、長崎県の蹴球界は非常に盛り上がっているのではないでしょうか。3月3日のホーム初戦がサガン鳥栖との九州ダービーということで尚更です。
さて、これからお伝えするのは、2017年3月18~20日に実行した「長崎本線全駅下車への道・第2回」です。「18きっぷ」を3日分使いました。名古屋からの高速バスで長崎に出た後、長与回りを中心に15駅を巡り、JL608便などで帰ったものです。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2017年3月18日(土)。自転車で新津駅に行き、6時25分発の信越線422M(E129系B2編成)で長岡へ。東三条で相席の女性が下車すると、プレモルで一杯やりました。
長岡到着後、飯山線直通の1122D/164Dで戸狩野沢温泉へ。「キハ110-228」の単行で、席にありつくのがやっと。
戸狩野沢温泉到着後、130Dで長野へ。今度は「キハ112-210+キハ111-210」の2連で、長野に行く女の子と相席に。
長野駅でおやきと駅弁を購入し、篠ノ井線2236M(E127系A4編成)で松本へ。先ほどの1122Dで近くに座っていた夫婦と話し込みました。伊勢神宮に行くとか。
松本到着後、彼女らと共に小淵沢行きの1530M(211系N301編成)に乗り継ぎます。
12時54分に広丘駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
階段を上がって駅舎の中へ。委託駅ながら「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~17:40(休み4回)です。
さて、西口(短歌の里口)に出ました。広丘駅は平成20年3月に、こげ茶色の橋上駅舎となりました。階下にはトイレ。
駅舎の横には短歌の碑が。塩尻短歌館へは徒歩10分くらいです。
駅前の様子。閑静な住宅地です。3分ほど歩いてセブンイレブンに行き、七笑などを調達してきました。
東口(国道口)に出ました。こちらにも階下にトイレが。広丘駅は昭和8年7月10日に開業しました。
駅前は国道19号。付近にはほっともっとが。正面の洒落た建物は歯科医院。
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15時13分発の772M(115系S22編成)で信濃追分駅を出発し、しなの鉄道全駅下車達成の地へ。
15時17分に中軽井沢駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
階段を上がって駅舎の中へ。改札の右手に窓口があり、営業時間は7:30~19:00です。左手には待合室。
さて、南口に出ました。中軽井沢駅は平成25年3月に橋上化されました。駅前には星のやリゾートのバスが発着します。この駅に降り立ってしなの鉄道全駅下車達成。
駅前の様子。閑静な住宅地です。湯川ふるさと公園へは700mです。
軒先ではコスモスが咲き誇ってました。
再び改札前を通過して北口の方へ。突き当たりを右折すれば北口ですが、左折すると地域交流施設「くつかけテラス」へ。
北口に出ました。南口より一段を大きくなっており、右手には何かと繋がっています。尚、トイレは「くつかけテラス」内に。
その右手の建物とは、「中軽井沢図書館」です。
その「中軽井沢図書館」の中に。観光案内所があり、営業時間は8:30~17:00です。右手には実際に図書が貸し借り出来るスペースが。尚、上階に上がると「くつかけテラス」や中軽井沢駅に繋がっています。
で、入り口の一角には「ひと-Family-」(高橋清 1989年)のモニュメントが。
駅前の様子。正面にラーメン屋がありますが、夕食にはいささか早過ぎ。
駅前ロータリーには路線バスが頻繁に発着します。その後、見取り図を描きつつ亀鈴(真田カップ)で打ち上げ。
待合室で休んでいると、東京から来て軽井沢に遊びに来ている女性2人組がやってきて、少し話し込みます。彼女らと共に、15時59分発の2654M(115系S6編成)で軽井沢駅へ。
16時5分に軽井沢駅に到着。降り立ったらもう、「ろくもん」の撮影会。篠ノ井方ではマルタイと並びました。
そして、軽井沢方ではEF63 2と並びました。
「ろくもん」の車内を。テーブルに紙ナプキンが敷かれてました。
27分の滞在時間で外に出ます。軽井沢駅駅舎記念館は見事なまでに。
折角なので、南口へ。軽井沢駅は2階が窓口に、1階が北陸新幹線のホームになっています。
駅前の山は軽井沢プリンスホテルスキー場。この風景を目に焼き付けて、「はくたか569号」(E7系F2編成)で帰路に就きます。
17時20分に上越妙高駅に到着。一旦改札を出て、「しらゆき7号」(E653系H204編成)に乗り継ぎます。
進行方向左手に陣取って日本海の夕日を目に焼き付けて。昨今の鉄道事情を鑑みると、そうそう味わえない贅沢です。
夕食は、軽井沢駅で購入した峠の釜めしということで。
「しなの鉄道全駅下車への道」は以上です。拙ブログでは南しなの線の17駅が登場しました。旧信越本線の面影を色濃く残す駅、長野新幹線の開業から年月を経て大幅にイメチェンした駅、新たに設置された駅など多様な顔ぶれに出会いました。中でも、御代田駅は強く印象に残りました。また、上田城や信濃国分寺は大きな収穫でした。
しなの鉄道は現在、去る2017年11月5日に「115フェスタ号」を走らせるなど115系を重要な経営資源と捉えており、いわば115系電車の最後の楽園となっています。しかし、同社の玉木社長は去る1月23日に衝撃的は記者会見を行っています。E129系などをベースにした自社発注の新型車両を投入し、来年秋の営業運転を目指すということです。115系は「ろくもん」以外全廃される公算が大きいことから、115系電車は全国的にも終末を迎えているといえよう。
2月に入り、プロ野球チームはキャンプが本格化し、サッカー界はいよいよ球春を迎えます。次は、「長崎本線全駅下車への道・第2回」をお伝えします。
完