クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第6回(その1)

2018-08-11 08:29:36 | 山陰線

 今年の夏は西日本を中心に「災害級猛暑」に見舞われ、京都では一週間も続けて39℃を記録し、大暑の日には熊谷市にて41.1℃を記録してしまいました。
 巷では、「厳冬の年には猛暑になる」といわれており、今年の冬は近年稀に見る厳冬に見舞われました。センター試験の前には信越線444Mが15時間にもわたって立ち往生し、2月上旬には福井県内では記録的大雪に見舞われ、国道8号で何百台もの車が数日間も立ち往生してしまいました。で、これからお伝えするのは、その「厳冬期」の乗り継ぎ旅です。
 2018年1月22日(月)。首都圏で大雪に見舞われ、首都高の多くの区間が通行止めになってしまいました。その翌日からは新潟県内などでも大雪に見舞われました。ウィーラートラベルではも昼間便の運休が相次ぎました。最後まで出発しようかどうしようか迷ってましたが、金曜には首都高の除雪が終了したということで実行に移しました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。



2018年1月26日(金)。母に新津駅まで送ってもらい、22時25分発の信越線2557M(E129系A10編成+B21編成)で出発。遅れ磐越西線の接続をとった関係で(2本も!)、21分遅れて出発。



23時6分に新潟駅に到着。バス乗り場に向かうと、H5223便である「新潟200か11-40」がちょうど入ってきたところ!



東京都内の雪はすっかりなくなっており、定刻よりも少し早い5時23分にバスタ新宿に到着。



山手線402G(E231系521編成)~京急空港線の急行(3050系3056編成)と乗り継いで羽田空港へ。



JL291便で山口宇部空港へ。格安航空券が手に入りやすいということで、「JA335J」まではバスでのご案内。



7時43分にスポットアウト。RWY05側より離陸すると、右手には出発した羽田空港が。



まずは横田基地へ。丘陵地帯に入ると、まだ雪が残ってました



横田基地を右手にやって4分ほどで山中湖を通過



甲府盆地の上空。もはや雪と氷の世界



それから5分ほどで赤石山脈を通過。



しばらくすると、伊那谷を通過。「飯田線全駅下車への道」、懐かしいなあ。



さらに6分ほどで美濃の窯業地帯を通過。



それから2分ほどで名古屋小牧空港をローパス。



濃尾平野の上空を通過。思わず頭を抱えたくなるほどの雪景色



4分ほどで滋賀県内を通過。ここもまた雪景色。当初は関西経由にしようかと思いましたが、今回のプランにして正解でした。東海道新幹線が雪で10~20分遅れてたし。



雲上飛行が10分ほど続き、西脇市上空をローパス。



それから10分ほどで岡山県上空を通過。



さらに10分ほど進むと、福山市上空を通過。



しばらく内陸部を進むと広島湾上空に。眼下に宮島を望む絶景


7分ほど進むと、眼下には徳山のコンビナート。近々廃止される話も出てますが。



笠戸島の上空を通過。その後は再び雲上飛行。



再び美しい海岸線が見えたなと思ったら、山口宇部空港RWY25にタッチダウン。


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ終末を迎える新潟の115系電車(第32回)

2018-08-09 12:32:50 | 新潟の鉄道

 JR東日本新潟支社は先日、115系のカラーリングの人気投票を実施しました。これによると、第1位がキムワイプ色の252票で、4票差の次点に弥彦線色が輝き、現在の主力である3次新潟色は最下位(!)に沈んでいます。これを受けて、次に入場するN35編成については9月中旬にキムワイプ色に生まれ変わり、その次に入場するN36編成は、11月上旬に弥彦線色に生まれ変わることになっています。
 さて、これからお伝えするのは、2018年5月分の新潟の115系電車です。当然ながら、3次新潟色が多く登場します。尚、特記以外は、高架化された新潟駅での撮影です。どうぞ、ご覧下さい。



張子は、2018年5月3日の信越線3481M。N36編成でした。これも新津駅での撮影ですが、気が付けば、新津駅で115系電車をスッキリ撮影出来るのはこの1回だけになってしまったのですね。



新潟駅に行き、越後線1539Mを。N33編成でした。



2018年5月4日。信越線3481MはN40編成でした。



越後線143Mは、N38編成+N33編成でした。



越後線1539MはN35編成でした。



信越線3374Mは、お約束通りのN38編成でした。



越後線158Mは、N35編成+N33編成でした。



2018年5月5日。越後線139Mは、全検前のN34編成でした。



内野駅に行き、越後線143Mを。N33編成+N35編成でした。



新潟駅に戻り、越後線142Mを。N38編成でした。



2018年5月12日。越後線139MはN36編成でした。



内野駅に行き、越後線143Mを。N37編成+N35編成でした。



新潟駅に戻り、越後線142Mを。全検前のN34編成でした。



2018年5月13日。新津駅にて信越線3481Mを。N37編成でした。



新潟駅に行き、越後線1539Mを。N38編成でした。



越後線143Mの回送は、N33編成+N36編成でした。



2018年5月18日。越後線1539MはN36編成でした。



2018年5月20日。信越線3481MはN36編成でした。



越後線1539MはN40編成でした。



越後線143Mの回送は、N35編成+N38編成でした。



2018年5月26日。吉田駅にて越後線139Mを。N33編成でした。



新潟駅に行き、信越線3481Mを。N36編成でした。



2018年5月27日。新津駅にて信越線3481Mを。N35編成でした。



新潟駅に行き、越後線143Mを。N38編成+N40編成でした



最後に、越後線1539Mを。N37編成でした。


 長くなりましたが、2018年5月分の新潟の115系電車は以上です。N34編成の全検前とはいえ、新潟の115系の全勢力を表現出来たのではないでしょうか。
 ところで、明後日には弥彦山ナイトクルーズ号が運転されます。「一次新潟色」とアナウンスされていることから、N37編成が充当されるものとみられます。
 冒頭で述べた通り、11月時点では、N35編成がキムワイプ色に、N36編成が弥彦線色になり、気がつけば、3次新潟色はN34編成だけになるでしょう。
 次は、「山陰本線全駅下車への道・第6回」をお伝えします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰本線全駅下車への道・第5回(その11)

2018-08-07 12:36:10 | 山陰線

私が下車した時に到着した女性と少し話し込み、彼女と共に15時18分発の250K(キハ47 3015+キハ47 38)で鳥取方面へ。



15時25分に泊駅に到着。2面3線の構内です。ここで10分停車。



折角なので、跨線橋を渡って駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖されています。待合所には駅内文庫が。



それでは駅舎撮影。トタン板のコンパクトな駅舎です。トイレは鳥取方に。



駅前ロータリーの中央にはモミの木が。「連絡地下道」の案内が。



駅前はズバリ、国道9号勿論、「山陰道」ではないですが。



駅に戻ると、「スーパーまつかぜ7号」が運転停車して「スーパーまつかぜ10号」と交換してました



無事に250Kに復帰し、16時15分に鳥取駅に到着。22分発の540K(キハ47 6+キハ47 180)に乗り継いで浜坂へ。夫のお見舞いの帰りの眼鏡女性と相席に。



17時6分に浜坂駅に到着。17時22分発の182D(キハ47 10+キハ47 139)で豊岡へ。前運用の179Dの到着が遅れた関係で、4分遅れの17時26分に出発。香住を出ると、元祖かに寿しで夕食。



城崎温泉にて所定通り「こうのとり26号」を先行させた関係で、5分遅れの18時39分に豊岡駅に到着。でも、444M(115系R001編成)は待ってくれてました



4分遅れの19時56分に福知山駅に到着。20時5分発の1152M(223系F2編成)に乗り継いで。園部到着後、282M(221系K14編成)に乗り継いで京都へ。亀岡を出ると、走行音が怪しくなり



それでも、定刻22時2分に京都駅に到着。19分発の奈良線671M(103系NS409編成)で東福寺駅に行き、京阪本線の出町柳ゆき普通(1500系1501F)で祇園四条駅へ。



祇園四条駅が大幅にリニューアルされていたのに感心し、23時20分発のウィーラートラベルS3522便(和泉200か17-62)で新潟へ。流杉PA、米山SAでは雪景色でしたが、新潟市内に入ると雪がなくなっており、8時41分に新潟駅南口に到着。9時18分発の磐越西線228D(キハE120-1+キハE120-2+キハ110-206)で新津に帰還しました。


 「山陰本線全駅下車への道・第5回」は以上です。今回は、鳥取から八橋までの14駅を巡ってきました。鳥取県内で比較的利用者の多い区間で威厳のある木造駅舎をもつ駅が多く、正にミニ庭園巡りとなりました。青谷駅前の弥生時代の遺跡や、浜村、松崎両駅前の足湯も大きな発見でした。
 ところで、最初と最後に乗車した奈良線ですが、先週末に乗車したところ、すっかり103系の影が薄くなり、阪和線から来た205系が幅をきかせていました。
 尚、ウィーラートラベルS3522便からの信越線の接続列車ですが、今回のダイヤ改正で信越線432Mの新潟駅発が10分後ろ倒しになり、23分早く新津に帰還出来るようになりました。
 次は、新潟の115系についてお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰本線全駅下車への道・第5回(その10)

2018-08-05 20:30:32 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東海は一昨日、西日本豪雨で運転を見合せていた高山本線の飛騨金山~下呂間について、来る8月11日に運転再開することを明らかにしました。「ひだ」も名古屋~飛騨古川間で運転再開となります。復旧時期については、ほぼ私の予想通りですが、これが民間鉄道会社の当然の社会的使命であろうか。


さて、本題に。3分遅れでやってきた、14時36分発の3425K(キハ121-6+キハ121-8)で倉吉方面へ。結構混んでたので、東京から観光で来ていた眼鏡女性2人組の所に座らせてもらいました。



2分遅れの14時49分に松崎駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内ですが、下り副本線が撤去されていました!



では駅舎の中へ。学生時代に降り立った時は委託駅でしたが、15年もの月日を経ると無人化されて自動券売機に置き換えられてました!



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは米子方に。



駅舎脇にもミニ庭園がありますが、ロータリーもミニ庭園。



で、駅舎とトイレの間には「のき下ギャラリー」が。これは昭和30年代の写真。



一方、ホーム側には昭和48年の写真が。



29分の滞在時間を利用して周辺散策。「歓迎 東郷温泉」ですって



2分ほど進むと、湯の華慈母観音が。



4分ほど進むと東郷湖に出ました。対岸にははわい温泉が



公園の入口にある中華風の建物は国民宿舎・水吟荘。



東郷湖を眺めつつ、足湯で「東郷温泉」を体感してきました。東郷温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉です。


話が変わりますが、JR西日本は一昨日、「長期間運転見合わせ」としていた木次線の出雲横田~備後落合間について、来る8月8日に運転再開することを明らかにしました。「設備点検に目処がついた」ということですが、お盆の最繁忙期に「奥出雲おろち号」を走らせたいという意図でしょう。尚、木次線で備後落合駅に出られましても接続列車はないので、ご利用のお客様はどうぞご留意を。


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰本線全駅下車への道・第5回(その9)

2018-08-03 07:21:27 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。新潟の「事業用車」として君臨していた115系L99編成は、一昨日、上越線、高崎線、武蔵野線、中央線、篠ノ井線経由で北長野に自走にて廃車回送されました。新潟の115系の大宮入場及び高崎車の廃車回送の際の伴走車として活躍してきましたが、高崎車の廃車解体作業がT1041編成で一段落するということで御用済みになったのでしょう。それを象徴するかのようにN34編成が自走で出場しているし。新潟の115系が全てATS-P付きになっていることだし、これから大宮に入場するN35編成及びN36編成は自走になるはずです。


さて、本題に。3分遅れでやってきた、13時31分発の3424K(キハ126-1012+キハ126-12)で浦安駅を出発。倉吉で相席の女性が下車すると、パレスカップ東郷で一杯やりました



2分遅れの14時8分に青谷駅1番乗り場に到着。2面3線の構内です。



委託駅ながら自動券売機の隣に窓口(「みどりの窓口ではない!)があり、営業時間は6:55~18:00(休み3回)です。



それでは駅舎撮影。昭和15年築の木造駅舎が健在です。学生時代に降り立った時は青屋根でしたが、今回の再訪では茶屋根に変わってました。尚、トイレは米子方に。



鳥取方にはミニ庭園がちょこんと。



28分の滞在時間を利用して周辺散策。「青谷上寺地遺跡博物館」を目指します。案内に沿って行くと、ウェルネスに吸い込まれそうです。



果たして、青谷上寺地遺跡博物館はウェルネスの奥にありました無料だったので大助かりでした



青谷上寺地遺跡は、現在の山陰道(無料の高速道路)上にありました(現在は埋め戻されています)。大きな海のほとりに形成された集落跡です。周りを海や山といった自然に囲まれており、船を使って遠方の地と交流していました。平成20年に国指定の史跡となりました。



青谷上寺地遺跡からは大変成功で美しい木製品と、それを作るために使ったと考えられる石製・鉄製の道具が多数見つかっています。弥生時代の遺跡だといいますが、それにしては素晴らしい状態で出土されてますね



青谷上寺地遺跡を青谷上寺地遺跡たらしめているものはコレ。弥生人の脳(日本最古の脳!)です。また、殺傷痕や銅鏃が刺さった骨が十数体見つかっており、何らかの争いがあったことが窺えます。



弥生ロマンに浸り終わって駅へと戻る途中。鳥取銀行と山陰合同銀行がありました


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰本線全駅下車への道・第5回(その8)

2018-08-01 22:38:37 | 山陰線

西日本豪雨の影響で運休が続いていた伯備線の豪渓~上石見間ですが、今日運転を再開し、「やくも」「サンライズ出雲」が元に戻りました。明日には呉線の坂~海田市間が運転再開します。そして、5日には津山線が全面復旧し、18日には山陽本線の瀬野~海田市間が、20日には岩徳線の岩国~周防高森間が、25日には芸備線の下深川~狩留家間がそれぞれ運転再開します。関係会社の方々が血眼になって復旧作業に邁進したおかげで、10月中にも山陽本線が全面復旧する見通しとなりました。何度も言いますが、これこそ「JR魂」というものでしょうか。


さて、本題に。12時52分発の243Kで米子方面へ。「キハ121-4」のみで混雑してたので、女の子の一角に座らせてもらいました。



2分遅れの13時4分に浦安駅1番乗り場に到着。対面式ホーム2面2線の構内ですが、下り副本線が撤去されています。



2番乗り場にはHOT8000系が。しかし、2両だけの姿でした



では駅舎の中へ。自動券売機の右手には窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は6:55~18:00(休み3回)です。



それでは駅舎撮影。ファサードが立派な木造駅舎が健在です。トイレは米子方に。



鳥取方にはミニ庭園が。ミニ庭園を巡るなら、山陰本線がお勧めと言っても過言ではありません



27分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には大田ビルが。直進すると国道9号に。



鳥取方には大きな建物が。駅前が狭いので、どうしても電線が入ってしまいます。「とうはくまなびタウン」といい、図書館と歴史民俗資料館が併設されています。



徳万公民館のあたりまで行ってきました。桜並木が続いており、時期ともなれば百花繚乱となるでしょう。



とある軒先にて。椿が満開でした。これは、2017年12月16日の旅行記です。



駅に戻ると、とうはくバスが「アプト」と掲出されてやってきました


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング