クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第5回(その9)

2018-08-03 07:21:27 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。新潟の「事業用車」として君臨していた115系L99編成は、一昨日、上越線、高崎線、武蔵野線、中央線、篠ノ井線経由で北長野に自走にて廃車回送されました。新潟の115系の大宮入場及び高崎車の廃車回送の際の伴走車として活躍してきましたが、高崎車の廃車解体作業がT1041編成で一段落するということで御用済みになったのでしょう。それを象徴するかのようにN34編成が自走で出場しているし。新潟の115系が全てATS-P付きになっていることだし、これから大宮に入場するN35編成及びN36編成は自走になるはずです。


さて、本題に。3分遅れでやってきた、13時31分発の3424K(キハ126-1012+キハ126-12)で浦安駅を出発。倉吉で相席の女性が下車すると、パレスカップ東郷で一杯やりました



2分遅れの14時8分に青谷駅1番乗り場に到着。2面3線の構内です。



委託駅ながら自動券売機の隣に窓口(「みどりの窓口ではない!)があり、営業時間は6:55~18:00(休み3回)です。



それでは駅舎撮影。昭和15年築の木造駅舎が健在です。学生時代に降り立った時は青屋根でしたが、今回の再訪では茶屋根に変わってました。尚、トイレは米子方に。



鳥取方にはミニ庭園がちょこんと。



28分の滞在時間を利用して周辺散策。「青谷上寺地遺跡博物館」を目指します。案内に沿って行くと、ウェルネスに吸い込まれそうです。



果たして、青谷上寺地遺跡博物館はウェルネスの奥にありました無料だったので大助かりでした



青谷上寺地遺跡は、現在の山陰道(無料の高速道路)上にありました(現在は埋め戻されています)。大きな海のほとりに形成された集落跡です。周りを海や山といった自然に囲まれており、船を使って遠方の地と交流していました。平成20年に国指定の史跡となりました。



青谷上寺地遺跡からは大変成功で美しい木製品と、それを作るために使ったと考えられる石製・鉄製の道具が多数見つかっています。弥生時代の遺跡だといいますが、それにしては素晴らしい状態で出土されてますね



青谷上寺地遺跡を青谷上寺地遺跡たらしめているものはコレ。弥生人の脳(日本最古の脳!)です。また、殺傷痕や銅鏃が刺さった骨が十数体見つかっており、何らかの争いがあったことが窺えます。



弥生ロマンに浸り終わって駅へと戻る途中。鳥取銀行と山陰合同銀行がありました


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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