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「正月」とは・・・・いつまで???

2009年01月09日 09時06分29秒 | 独り言・社会・ニュース

「正月」とは、本来1月の別称なのですが、一般的には1月1日から3日まで(三が日)なのです。
また地方によっては「松の内」(もともとは1月15日まででした)を指すことも多くあります。

「松の内」を短縮することについては、寛文2年(1662年)に江戸幕府により1月7日をもって飾り納めを指示する通達をだし、それが徐々に関東を中心に広まったと考えられています。

同時に左義長いわゆる「どんど焼き」も禁止されています。
松の内短縮指令の理由を飾り付けを燃やす火祭りによる火災の予防の一環だと言われています。

  懐かしいお正月風景

1月7日は七日正月と呼ばれ、江戸時代には1年の節目を意味する五節句の最初の日であり「人日(じんじつ)」として祝われました。

また、1月20日までを正月とすることもあり、1月20日を「二十日正月(骨正月)」と呼ばれています。

新暦の元日を軸とする「大正月」と旧暦の15日を軸とする小正月と呼ぶものがあります。
大正月を男の正月と呼ぶのに対して、小正月を女の正月と言うところもあります。

官公庁は12月29日から1月3日までを休日としており、一般企業もこれに準じていることが多く、公共交通機関もこの期間を正月ダイヤを組んでいます。

   
          変わらない初詣風景  生田神社と二宮神社

一方、小売業では1970年代ごろまでは松の内ころまで休業していた店が多かったのですが、生活様式の変化によって1990年代以降は元日のみ休業し、2日から時間短縮して店を開いていました。

しかし、最近は、何時からなのでしょうか、元日から営業する店が多くあり、お正月の雰囲気が大きく変わってしまいました。