投手は、バックの援護があれば、従来の力が発揮出来るものなのでしょう。
体調が良くなかったが、我慢していると点を取ってくれたので、バッターを攻めることに専念出来たと言っていました。
やはり、野球は投打のバランスがとれ、その投打が、助け合ってこそチーム力が発揮され、それが勢いを付け、勝利を生むようです。
そして、エラーした方が負け・・・・・
相手がルーキー、しかもドラフト6位の25歳となれば、初物に弱いトラはどのように攻略するのかも興味がありました。
1回、鳥谷に四球を出し、盗塁して揺さぶります。
2回、マートン、平野のヒットと、藤井の四球で満塁と攻めますが、上本三振で攻めきれず。
3回、大和が倒れたあと、鳥谷 四球、良太のサードゴロを村田がエラー、2塁の鳥谷が3盗、それをキャッチャー實松が、サードに送球エラーで、鳥谷 生還。 良太は2塁へ。
マートンが倒れて2アウトのあと、先発の江柄子を下ろし、高木に変わります。
その高木が、ブラゼルを四球、平野、藤井、メッセンジャーの3連続ヒットでこの回4点をもぎ取りました。
4回も、大和の2ベースを鳥谷のライトへのヘンス直撃の3ベースで1点。良太の犠牲フライで、この回2点。
今まで、ここ数試合3点以上取れず、タイムリー欠乏症に病んでいたトラは、以外?にも下位打線、それもセンター中心に打ち返しての得点は、点が取れたから言えるのかどうか分かりませんが、工夫と集中力があったように思います。
欲を言えば、5、6、7回と三者凡退の淡白の攻撃が少し気になります。
それも、巨人は、高木のあとの救援を、小山、田原を出し、トラに見せつけるように若手を使ってきました。
小山は2年目の24歳、田原は1年目の23歳、 そして先発の江柄子は1年目の25歳。、、
負けても、来年の若手育成を心がけているのではと思われ、にくい用兵でした。
ちなみに、打たれた高木は、13年目の30歳、1/3イニング2失点2自責点。
若手の江柄子はランナーを残したが自責点なし、小山は、2失点、2自責点で、田原は2イニング無失点無自責点でした。
トラは、完全に若手を攻略したとは言えないようです。
トラと巨人の2008年以降、1軍登録された選手名
1軍登録されたことがあっても、それが1軍定着しているかどうかが・・・・・・